「毎日の買い物はまず『ダイソー』から」をモットーにする筆者が発見した気になるアイテム。今回紹介するのは『縦向きコンセントタップ』。壁コンセントに直付けする電源タップの中でも、機能性に富んでいるのが縦型タップ! 今回はダイソーで販売されている3種類の電源タップを比較レビューする。
いくらあっても困らないコンセントを増やす! 壁コンセントをもっと使いやすくするなら、縦向き電源タップがおすすめ
電源タップを大きく分けると、延長コード付きタイプと直付けタイプの2種類

一般的な3個口タップ。コンパクトだがそれだけ
おそらく、ほぼすべての家庭にあるであろう電源タップ。コンセントの口数を増やせる便利なアイテムだ。種類は大きく分けて、延長コード付きタイプと直接コンセントに差す直付けタイプの2種類が販売されている。
直付けタイプに注目
今回注目したいのは、直付けタイプ。コードレスでコンパクトだから、すっきりとした見た目に仕上げられる電源タップだ。しかしその反面、差込口数が少なかったり、節電や雷防止機能が無かったりと、やや使いにくいという一面がある。
この問題を解決したのが、『縦向きコンセントタップ』。コードレスとコンパクトさはそのままに、差込口数や節電機能やUSBポートなどを備えた使い勝手の良い電源タップだ。今回は、ダイソーで購入できる3種類の縦型直付けタイプを比較レビューしよう。
『4個口マイクロタップ』
1つ目は『4個口マイクロタップ』(型番:HS-A4W24-DS、品番00-1413・3.3×6.6×3.8cm・希望小売価格 税込330円・発売中)。難燃・耐熱に強いPBT樹脂をボディに使用した電源タップ。
差込口は、前面、両側面、下面の合計4個口。それぞれの差込口の方向が違うので、電源コードが交差しにくい配線が可能となっている。また、隣の差込口の邪魔にもなりにくい。
本体は無駄な凹凸がなく、一般的な電源タップのような異物感を排除したスマートなデザイン。特に、コンセントに差し込んだ後の本体厚みは約2.1cmと薄く、ごちゃつきやすいコンセント周りがすっきりと見える。
ただし、コンセント口が縦になっているので、USB用ACアダプターなどは前面にしか取り付けられない。ACアダプター以外の、電源プラグをメインとした場所で使いやすそうだ。
『節電タップ4個口(上スイッチ)L665』
2つ目は『節電タップ4個口(上スイッチ)L665』(9.6×3.7×5cm・希望小売価格 税込220円・発売中)。ON/OFFスイッチが付いた、節電しやすい電源タップだ。
一般的な家電は電源を入れていなくても、待機電力と呼ばれる電力を消費している。とくにテレビやパソコンは待機電力量の多い製品なので、使わない時はコンセントを抜いたほうがいい。しかし、毎回するのは面倒。そんなときに活躍するのが、『節電タップ4個口(上スイッチ)L665』というわけ。
節電スイッチが上にあるから、狭い場所でも押しやすい。ただし、2口の壁コンセントの場合、下の口に差し込み、上の口に別のコンセントを繋ぐと押しにくくなるのが玉にきず。
差込口は、右側面に1つ、左側面に2つ、下面に1つの計4個口。口数は申し分なく、差込口が横になっているため、USB用のACアダプターなども比較的取り付けやすくなっているようだ。
なお、差込口が横向きなので、幅のあるACアダプターは取り付けられなかった。
『コンセントタップ(2個口、USB2ポート、2.4A)』
最後は『コンセントタップ(2個口、USB2ポート、2.4A)』(3.3×8.5×5cm・希望小売価格 税込550円・発売中)。USBポートが2つついた電源タップだ。
USB用ACアダプターは大きいため、取り付けるとゴテゴテとした見た目になりがち。その点、『コンセントタップ(2個口、USB2ポート、2.4A)』はUSB用ACアダプター不要でUSB Type-Aを差せるので、すっきりとした見た目にできる。
出力は2ポート合計で最大出力2.4A/5V(1ポート最大2.4A/5V)。高速充電には対応していないので注意したい。
差込口は、前面と上面の2口。上面にもついているため、上にある製品と接続する際の取り回しがしやすくなっている。ただし、左右に差込口がないため、総合的な取り回しやすさでは先の2つに劣ってしまう。
また、こちらも2口の壁コンセントの下に取り付けると、上面の差込口、または壁コンセントの上が使いにくいため、実質USBポートを増設できる電源タップと思ったほうがよさそうだ。さらに、プラグ周辺が出っ張っているので、傾いてしまうというデメリットも……。使う際は、対策したほうがよさそうだ。
コンセント周りをすっきり機能的に!
コンセントの差込口を増やすだけでなく、機能性も追加できる『縦向きコンセントタップ』。やや独特な形状をしているが、使いこなせば今よりもすっきりとした見た目で使いやすくできるはず。
最後に、3商品の基本機能をまとめたので、選ぶ際の参考にしてほしい。新年度、新生活を始める際に取り入れてみてはいかがだろうか。
関連記事:【ダイソー・パトロール】シリーズ記事<オーム電機製”機能美”電源タップがなぜ100均に!?『4個口スクエアタップ』(550円)でスマートにコンセントを増設してみた!>( https://tokusengai.com/_ct/17684420 )