チェアリング・夕涼み用にモダンデコ「天然木ダイニングベンチ」を導入したら、予想外の効果が得られてびっくり

レビュー

うんざりするくらい、いつまでも暑いですよね。北国の我が家は、断熱住宅のためか、夕方になっても室内の気温は下がらず、外よりも暑い。この状況に耐えられず、夕涼み用にダイニングベンチを設置してみました。すると、単純に涼しいだけでなく、意外な効果も得られたので、ご紹介したいと思います。

夏はエントランス、冬は玄関に置けるベンチがほしかった

夕涼み用に「床几台(しょうぎだい)」を置いてみたいと思った

モダンデコの「天然木ダイニングベンチ」は組み立て式です。

最近では、日本国内の最高気温を北海道がマークすることも時折あるためか、北海道でも暑いんだってといっても皆さん信じてくれるようになりました。そうです。北海道でも平気で最高気温が30度を超えますし、暑いのです。

冬の寒さに対抗するため、北国の住宅は断熱材がたっぷりと使われているためでしょうか。夕方から夜になって、外の気温がかなり下がっても我が家は室内の気温が30度近くなんてことがよくあります。

 

そこで、玄関のエントランスに出て、涼んだりしていたのですが、ちょっと落ち着かない。なにか座るものでもあれば、落ち着くかと思って、アウトドア用チェアなども使ってみたのですが、ちょっと違うのです。

あれこれと考えているうちに思い浮かんだのが「床几台(しょうぎだい)」。時代劇などに出てくる竹製のベンチともいえる床几台があれば、座るのはもちろん、ちょっと横になったり、飲み物などを置いて楽しんだり、いろいろと使い道がありそうです。

さすがにいきなり和風の床几台ではテイストが……

かなりしっかりと梱包された状態で到着しました。

とはいえ、時代劇に出てくるような竹製の床机台を和風建築でもない我が家に突然置いてもミスマッチです。そこで考えたのが、ダイニングベンチを夏の暑い時期だけ玄関のエントランスに置き、普段は玄関の中に配置するというアイデアです。

我が家の玄関には、荷物を持って帰ってきたときに、ちょっと荷物を置いておくちょうどよい高さの台がないのです。最近では作り付けのものもあるようですが、せっかくなので夏以外は玄関台として活躍してもらおうと考えたわけです。

座ってもよく、半ば寝転んで使うこともでき、状況によっては中央部にちょっとした飲み物や食べ物を置いて、2人が座れるような、大きさのもの。そして、毎日目にすることになるので、飽きのこないデザインなどを考え、探したのが、モダンデコ「天然木ダイニングベンチ」(税込17,999円)です。

幅120cmで耐荷重が約150kgと要望の多くをクリア

高さと奥行きも約40cmと大きすぎず小さすぎないサイズ

パーツは大きく3つ。座面と脚が2本になります。

ちょっと寝そべったり、2人で座ったりするなら、大きなサイズのものが便利なのですが、それでは夏以外のシーズンに玄関内に設置する際に邪魔です。かといって、あまりにもコンパクトで貧弱なもので2人で座ったら、壊れてしまっては困ります。

そんなことを考えながら選んだのが、大きさ幅約120cm、奥行き約40cm、高さ約41cmの「天然木ダイニングベンチ」。耐荷重が約150kgあるので、普通に考えると成人男性が2人座っても問題はありません。

しかも高さ約40cmは、買い物をしてきた荷物などをちょっと置くのにも便利ですし、玄関で靴を履くときに座るにもちょうどいい高さです。奥行きも40cmを切るとちょっと狭く感じますし、かといって玄関内に設置するには、これ以上大きいと邪魔でしょう。

洋風住宅にしっかりとマッチするデザイン

脚を取り付けるために六角レンチでネジを締めます。

やりたいことは、夕涼みに我が家の前に床机台を出して、ちょっとビールでも飲みながら、のんびりする「チェアリング」ですから、完全に和風テイストなのです。ですが、多くの方もそうでしょうが、我が家は基本洋風テイスト。

強引に和風テイストのベンチを置くと、ちょっと古い日本の住宅にありがちなフローリングのリビングの横に突然畳の和室といった状態になります。これを避けるために筆者はモダンデコの「天然木ダイニングベンチ」を選択しました。

ブラウンとナチュラルの2色が展開されており、洋風デザインのダイニングテーブルと組み合わせることを想定したデザインなので、洋風住宅にも違和感なく溶け込みます。筆者はナチュラルを選択しましたが、ブラウンも同じ17,999円です。

実際に「天然木ダイニングベンチ」で夕涼みを楽しんでみた

日によっては10度近い温度差があり、とても快適

組み立てはとても簡単。ただし両脚で12本のネジを締める必要があります。

いくら暑いといっても、そこは北国北海道。昼間の最高気温が30度近くても、日が沈んで、それなりの時間帯になれば20度近くまで気温が下がることも多いのです。とはいえ、残念ながら、過剰な断熱仕様なのか、我が家の室内は平気で30度近い室温を保つことも珍しくありません。

 

外はちょっと肌寒いくらいなのに、室内は熱帯夜というわけです。とても不快。そのため、屋根はありものの玄関のエントランスに設置した「天然木ダイニングベンチ」での夕涼みはとても気持ちがいい。1人でぼーっとしていることも多いですが、子どもといっしょに過ごしていることもあります。

 

注意したいポイントは、防虫対策をしないでビール片手に夕涼みをしていると、短時間に何カ所も蚊に食われること。これにはキャンプの際にも愛用している蚊取り線香を使うなどの対策が必須です。

半ば屋外というちょうどいいポジショニング

完成した「天然木ダイニングベンチ」。かなり丈夫です。

「天然木ダイニングベンチ」を玄関のエントランスに設置して、夕涼みをすれば快適だろうという目論見は完全に予定どおりといえます。日によっては室内よりも10度近く気温が低いので、とても快適です。

そして、ベンチの上にちょっとした飲み物やツマミを置いて、日々の充実したリラックスタイムを過ごせるのも想定内といえます。しかし、以下の2点については、筆者の予想以上でした。

幅が約120cmあるので、ヒザから下をベンチから下ろしたり、少し丸まったりすれば、結構快適に横になることもできるのです。そのため、半ばゴロゴロしながらスマートフォンを眺めながら、夕涼みを楽しむこともできます。

 

また、筆者は自宅の近所のおじさんと仲良くしてもらっているのですが、このおじさんとちょっと夕涼みがてらいっしょにビールを飲むのにも、玄関のエントランスに設置したベンチは活躍してくれています。

自宅の中や相手の家では、片付けなどの問題もあり、ちょっとハードルもあるのですが、玄関前に置いたベンチであればハードルはとても低くなります。缶ビール1本くらいをちょっと飲んで解散も容易なわけです。これは完全に予想以上に便利。

想定以上に活躍してくれた「天然木ダイニングベンチ」だが……

室内用をエントランスに置いているので耐久度には不安がある

日陰になっていることが多いが、小まめに室内に入れた方がよいだろう。

夕涼み用のベンチとして完全に予想以上の活躍をみせてくれている「天然木ダイニングベンチ」ですが、筆者は今後の耐久性に不安を感じています。なぜなら当たり前ですが、本来室内用のベンチを屋根があるとはいえ、屋外に設置しているためです。

注意事項に直射日光を避けるように明記されているのですが、屋根があるとはいえ、1日に数時間は直射日光が当たっています。夏以外は玄関内に設置する予定なので、夕涼みが終わったら、玄関内に仕舞えばよいのですが、約13kgあるので面倒でそのままにしていることが多いのです。

現在のところ、大きな問題などは発生していませんが、長く愛用したいなら、使ったらしまうを徹底したほうがよいでしょう。この点においては、かなりしっかりした作りの「天然木ダイニングベンチ」はやや重すぎたかと思うこともあります。

ただし、夕方からの夕涼みは想像していた以上に涼しく快適ですし、近所のおじさんはもちろん、家族とのちょっとしたコミュニケーションタイムとしても楽しいです。夏の暑さを逆手にとって、新たなリラックスタイムを生み出してくれるので、興味のある方はぜひ試してみてはどうでしょうか。

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レビューインテリアスポーツ・アウトドア
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齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。

齋藤千歳(フォトグラファーライター)をフォローする
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