この見た目でスマートウォッチ!Amazfit Active 2とZeppアプリで妻の機嫌がわかる【アマズフィット】

レビュー

体調と気持ちの客観的指針として、筆者はスマートウォッチが好きです。そして、これをもう一歩進めて妻の体調と気持ちにまで進められないかと考え、ポイントなどを加味した実質価格が2万円以下「Amazfit Active 2」(アマズフィット アクティブ ツー)を導入。「Zepp」アプリと組み合わせて、妻のご機嫌に挑んでみました。

もしかしたら猫(妻)に鈴をつけられるのでは?と考えた

「Zepp」アプリの「家族」を使えば妻のご機嫌を管理できるのでは?

普通の時計っぽいデザインが今回は重要なポイントです。

勘違いされたくないので、あらかじめ言っておきますが、筆者は妻が怖いわけではありません。ただ単に妻の機嫌が悪いと、その日一日気持ちよく過ごすのが難しいので、これをなんか制御できないかと考えているだけです。

 

筆者は基本的に自分の体調や気持ちを客観的に評価する基準として、スマートウォッチやスマートリングを活用しています。自分の状態をきっちり把握して、状況によっては自分に優しくしてあげようというわけです。これ、とても大切。

 

これをさらに一歩進めた機能が、今回テストした「Amazfit Active 2」と「Zepp」アプリでは利用できます。「Amazfit Active 2」は「猫に鈴をつけるつもり」で妻に装着してもらっていたので、実際の使い心地は妻の意見です。

「Amazfit Active 2」とは?

猫(?)が着けてくれそうなベーシックなデザインのスマートウォッチ

付属品は、本体のほかに充電器と取扱説明書、そしてオレンジのシリコンベルトです。

「Zepp」アプリを使えば「家族」の機能で登録した家族や知り合い、第三者のデータを確認できることを知っていたのは、筆者がアウトドア向けの「Amazfit T-Rex 3」などを使っているから。

 

しかし、妻(猫)は機能性を重視した大ぶりで、ゴツめのデザインが、あまり気に入らないらしく興味を示してくれることはありませんでした。そんなときに登場し、気になっていたのが「Amazfit Active 2」(アマズフィット アクティブ ツー)です。

 

スタンダードモデルのブラックシリコンであれば、18,900円と2万円を切る価格。筆者は妻の趣味に合わせて、(ブラック)レザーストラップのプレミアムモデルを選択しましたが、それでも価格は21,890円。交換用のビビッドなオレンジのシリコンベルトも付属します。

 

選ぶ文字盤のデザインにもよりますが、スマートウォッチらしからぬクラシックなデザインに仕上げることも可能で、直径44mmとやや小ぶりなのも妻は好ましく感じたといいます。どうやら普通に腕時計っぽいものがほしかったようです。

普通の腕時計っぽいけど「AI音声アシスタント機能」を搭載

心拍数や睡眠、血中酸素、ストレスなどを高精度にモニタリング

AI音声アシスタント「Zepp Flow」は天気なども教えてくれます。

筆者がAmazfitのスマートウォッチを気に入っている最大のポイントは、ほとんどのモデルでAI音声アシスタント「Zepp Flow」(ゼップフロー)が使えることです。当然「Amazfit Active 2」も対応しています。この「Zepp Flow」はOpenAIGPT‑4oモデルを活用することで、音声でのスマートウォッチの操作に対応しているのが大きなポイントです。

 

小さなスマートウォッチの画面をタッチ操作しなくても、音声による指示でさまざまな操作や設定が行え、普通のGPT‑4oのようにさまざまな質問にも答えてくれます。また、音声入力でテキストを作成し、返信といったところまで進化しています。

 

そんなAI機能に加えて、心拍数や睡眠、血中酸素、ストレスなどをモニタリングし、レディネス(回復スコア)、睡眠などを数値化し評価してくれます。これによって、自分では気がついていないが疲れているとか、実は落ち込んでいるといった状態を客観的に評価できるわけです。

「Amazfit Active 2」はさまざまな種類のワークアウトにも対応します。

さらに、160種類以上ワークアウトに対応10日間のロングバッテリーを搭載、オフラインマップ機能に対応と「Amazfit Active 2」は多くの機能を搭載したスマートウォッチに仕上がっています。

 

何よりもCES2025において、複数メディアから“Best of smartwatch”の称号を与えられたくらいなので、価格や性能、デザインも含めたバランスがよく高性能なスマートウォッチなのは間違いないでしょう。

「CES」とは:アメリカ・ラスベガスで毎年1月に開催される世界最大級のテクノロジー展示会で、業界向けの見本市のこと。

遠く離れた家族を見守るAmazfitの「家族機能」

近くにいるからといって、すべてがわかるわけではない

「プロフィール」の中にある「家族」の機能を活用します。

実は「Amazfit Active 2」も採用している「Zepp」アプリの「家族機能」は、離れて住んでいる高齢の両親が心配な方向けに搭載された機能。登録したユーザーの歩数や移動距離、消費カロリー、入眠時刻、睡眠時間、起床時間などが確認できるようになっています。

 

ですが、皆さん、いっしょに住んでいる妻が、昨日何時に寝て、何時に起き、何時間寝て、何歩歩き、それが何kmで、どのくらいのカロリーを消費したかを把握していますか? 少なくとも筆者はまったく知りません。

 

ただし、夫婦生活も情報戦。相手の睡眠時間があまりにも短ければ、何か悩みがあるのか、入眠時間が遅ければ寝付けなかったのか、運動量が増えていればダイエットでもはじめたのか、という情報が手に入るわけです。

現在は「歩数」や「睡眠」といったデータだけですが、共有できるのは便利です。

このあたりは、筆者の生活を安穏なものにするための有用な情報といえるでしょう。しかし、筆者はもう一歩進んで、「レディネス」の数値や身体の回復状態、メンタル、心拍数の変動、睡眠スコア、睡眠の洞察状況、運動による疲労レベルやトレーニングによるステータス状態なども、お互いに確認できるとよいと思っています。

 

これによって、お互いの心身の状況を数値ステータスとして把握できると、筆者のように非現実的な情報に鈍感な人間でも、虎の尾を踏むような失敗が回避できるように思われるので、ぜひ実現してもらいたいのです。

気持ちや体調を数値化できる「スマートウォッチ」はすごくいい

この数値を共有化する「家族機能」には今後期待したい

自分の体調や気持ちを客観的に数値化してくれるスマートウォッチは便利。

「Amazfit Active 2」を妻が気に入って着けていてくれるので「家族機能」で、いままでよりも、筆者の知らなかった妻がみえてきたのはいいところです。実は息子たちといっしょに寝た後、再度起きて、かなり頻繁に部屋の片付けをしていることなどもわかりました。

 

また、寝付きがいいと思っていたのですが、実はそんなこともないとか。そんなデータから、より妻を褒めたり、労ったりすることで、筆者が気持ちよく生活できるなら、万々歳です。素晴らしい。朝きれいになっている部屋を褒めるだけで、妻の機嫌がよくなることにも気が付きました。

 

筆者はもっと心身の情報をお互いに共有したいと思っています。そこまではいかなくても、家族と「Amazfit Active 2」などのAmazfitのスマートウォッチと「Zepp」アプリを通じて、情報を共有するだけで、お互いの距離が少し縮まったり、安心感が増したりするので、ぜひ活用してみてはどうでしょうか。

製品サンプル提供●Amazfit

公式サイト

Amazon販売ページ 

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齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。

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