現在の加熱式タバコの代名詞「アイコス イルマ」。その専用スティックに、1000年以上の歴史を持つ日本の伝統文化である家紋デザインを取り入れた『TEREA(テリア)数量限定パッケージ「KIWAMIエディション」』が登場しました。中身は同じでも人気の16種類に絞り込み、色味も少し様変わり。貴重なKIWAMI体験をヘビースモーカーの筆者が体験しました。
「TEREA(テリア)」の世界観をグンと拡げる変わり種パッケージ
「TEREA(テリア)」は、地中海沿岸部で栽培された高品質なタバコ葉を使用し、日本人の嗜好に合わせて開発された「IQOS ILUMA(イルマ)」及び「IQOS ILUMA i(イルマ アイ)」専用フラッグシップ・たばこスティック・シリーズです。
登場当時は金属片の誘導加熱というトリッキーさが話題を集めましたが、その強いアロマと味、刺激的なキック感をキープしつつ、雑味を抑えたクリアな味わいにも衝撃を受けました。佇まいが実に洗練されたイメージで、従来の加熱式タバコの喫味の常識を変えたと言ってもいいでしょう。
『TEREA KIWAMIエディション』とは?

せっかくなので人気の「IQOS イルマ i セレッティ モデル」の、神々しいプライムで味わいます
2025年9月3日より順次発売が開始されたフィリップ モリス ジャパン『TEREA数量限定パッケージ「KIWAMIエディション」』(1箱20本入り・税込580円・2025年9月3日より順次発売)は、日本主要タバコ市場におけるTEREAの売上No.1を記念して企画された特別なパッケージとのこと。
常日頃より、和のテイストをアーティスティックに取り入れてきたアイコス。今回は、パッケージデザインを1910年創業で家紋デザインを世界に発信する「京源(きょうげん)」の紋章上繪師(もんしょううわえし)、波戸場承龍氏・波戸場耀鳳氏とのコラボで生み出した、独自アート「紋曼荼羅」として昇華させた紋章とTEREAロゴが特徴です。
通常パッケージと質感が大きく違う贅沢仕上げ!
エンボス加工、UVコーティング、ネオンホイル素材を採用
『TEREA KIWAMIエディション』最大の特徴は、その贅沢な仕上げ。エンボス加工、UVコーティング、ネオンホイル素材を用いることで、手に取った瞬間から特別感を感じます。色合いもまた、それぞれ一風変わっているのが特別感マシマシです。価格は同じなので、発売されている間はこちらを購入した方が得した感じ。
喫煙所でもきっと、「おや?」と目にとまるはずです。

ロゴもマークも、色合いも違う!
選抜メンバー16種類のラインナップ
とは言え、現行テリア23種類全部がKIWAMI化されているわけではありません。『TEREA KIWAMIエディション』は、人気の高い16種類の選抜メンバーのみの展開です。発売は以下の3段階に分けて実施されています。
第1弾:2025年9月8日発売(6銘柄)
『テリア・バランスド・レギュラー』『テリア・ルビー・レギュラー』『テリア・サン・パール』『テリア・イエロー・メンソール』『テリア・トロピカル・メンソール』『テリア・フュージョン・メンソール』
第2弾:2025年9月15日発売(8銘柄)
『テリア・リッチ・レギュラー』『テリア・レギュラー』『テリア・スムース・レギュラー』『テリア・ブラック・メンソール』『テリア・ミント』『テリア・ブラック・パープル・メンソール』『テリア・ブラック・ルビー・メンソール』『テリア・パープル・メンソール』
第3弾:2025年9月22日発売(2銘柄)
『テリア・メンソール』『テリア・オアシス・パール』
すべて在庫がなくなり次第終了の数量限定販売です。
『TEREA KIWAMIエディション』の吸い心地は特別!
実際に『TEREA KIWAMIエディション』を手に取ってみると、パッケージに描かれた新たなマークとともに配色などが微妙に変更になっているのが新鮮。特別感があり、さながら箱に描かれた紋章は、「控えおろう!」と掲げたくなるような「水戸黄門」の印籠感も感じます。
もちろんパッケージの変更で中身は変わっていないので、味は同じはずですが、そこは嗜好品。デパートの包装紙次第で味が変わって感じるお歳暮のように、何となくおいしさに深みがあると感じてしまいます。やはりその要因は、手に触ったときの箱の質感ゆえなのでしょう。
以下、それぞれのデザインです。
レギュラー
写真上段左から『テリア・リッチ・レギュラー』、『テリア・レギュラー』。写真下段左から、白地っぽく印象が大きく変わった『テリア・スムース・レギュラー』と、『テリア・バランスド・レギュラー』『テリア・ルビー・レギュラー』。
メンソール/ブラックメンソール系
写真上段左からメンソール系の『テリア・メンソール』、『テリア・ミント』、中段がブラメン系の『テリア・ブラック・メンソール』。下段左から『テリア・ブラック・パープル・メンソール』『テリア・ブラック・ルビー・メンソール』。
カプセル・フレーバー・メンソール系
写真左から『テリア・オアシス・パール』、『テリア・サン・パール』。
フレーバーメンソール系
写真上段左から『テリア・パープル・メンソール』、色鮮やかさが増した『テリア・イエロー・メンソール』、下段左から『テリア・トロピカル・メンソール』、『テリア・フュージョン・メンソール』。
まとめ:日本の美学が息づく特別な一品

すみれの花のように
手に取った瞬間の重厚感、光の当たり方によって変化する表情、そして日本の美意識が込められたデザインは、単なるたばこスティックのパッケージを超えたアート作品のような印象を抱きました。『TEREA KIWAMIエディション』は、加熱式タバコの利便性と日本の伝統美学を見事に融合させた、まさにKIWAMI(極み)と呼ぶにふさわしい逸品だと思います。
箱で喫味が変わる不思議な体験をしたい人はぜひ。
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