【業務スーパー】冷凍魚5選!ノンフライヤーで簡単手軽に焼き魚を楽しんでみた

レビュー

生魚のニオイが苦手。そのため基本、自宅で調理しません。しかし、猛烈に焼き魚が食べたくなることがあります。そんなとき「業務スーパー」の冷凍魚を、そのままノンフライヤーで焼き上げているのです。これが予想以上に秀逸。「サバ」「イワシ」「サケ」「シシャモ」「ウナギ」の5種類を紹介します。

できたての焼き魚は食べたいが、調理も後片付けもしたくない!

生魚ニオイを我慢するよりも自宅では食べたいことを選択していた

業スーの冷凍魚たち。非常にバリエーションが豊富です。

肉と魚のどっちが好き? と聞かれれば、迷うことなく“肉”です。悩む要素もありません。基本的に、魚介類は回転寿司といった外食で食べれば十分。このほかにスーパーでパックの刺身を時折食べるくらいでしょうか。

自宅で調理をしようと思ったこともありません。理由は「生魚のニオイが苦手だから」。別に丸ごとの魚が怖いとか、気持ち悪いとかではありません。単純にニオイが苦手なのです。そのため、キッチンから生魚のニオイがするのがイヤですし、それを片付ける労力を考えると自宅では基本魚は料理しない主義ともいえます。

しかし、時折、猛烈に熱々の焼き魚が食べたくなることがあるのです。専門店に行けば、焼き魚を食べることもできます。ですが、筆者の利用した施設のビュッフェなどで焼き魚として並んでいる魚の大部分は、蒸したものやスチームオーブンで再加熱したもの。これではないのです。

小ぶりな若鶏なら丸ごと調理できる大きさの「COSORI TurboBlaze 6.0L ノンフライヤー」。

生魚を調理しないで、自宅で焼き魚を楽しむ方法はないだろうか? できれば、調理した内臓の後始末もしたくありません。そんなわがままな要求を満たす方法として、筆者が辿り着いたのが「業務スーパー」(以下「業スー」)の冷凍魚を凍ったまま、ノンフライヤーで焼き上げる方法です。

筆者は、ノンフライヤーが好きでVeSync「COSORI TurboBlaze 6.0L ノンフライヤー」(以下「COSORI TurboBlaze 6.0L」実勢価格:19,980円程度)を愛用しています。「COSORI TurboBlaze 6.0L」は動作音が静かで、熱風の循環も非常に強力です。

このノンフライヤーで、筆者は冷凍フライなどを冷凍のまま加熱し、熱々のできたてを普段から楽しんでいます。これと同じ手法が冷凍魚でも使えるのではないかと考えたのです。うまくいけば、冷凍魚を袋から出して解凍もしません。冷凍庫から出して、そのままノンフライヤーへ放り込むだけです。

結論からいうなら、冷凍魚で簡単に焼き魚ができる

180℃10分+200℃2分前後に米油スプレーが基本

しっかりと冷凍魚に熱を通すのが目的の180℃10分。

5種類の冷凍魚「サバ」「サケ」「シシャモ」「イワシ」「ウナギ」を試したのですが、結論からいうなら予熱したノンフライヤーで180℃で5分加熱した後に裏返し、さらに5分加熱。その後200℃で2分前後仕上げます。

「COSORI TurboBlaze 6.0L」の場合は「予熱」モードがあるので、これを使って205℃で4分予熱。そのあとの180℃は魚に十分に火が通る温度ですが、焦げ(メイナード反応)が本格的にはじまらない程度の温度なので、ここで冷凍魚をしっかりと調理します。

表面に焦げ目を作るのが目的の200°2分。

このあと、200℃にアップして、表面の焦げ具合を調整すると考えると冷凍魚を、冷凍のまま焼き上げるのが、とても簡単です。また、焼き上げる際に冷凍魚の両面に米油を吹き付けるのは、ノンフライヤーで焼き上げる際に魚の表面が乾きすぎないようにするためです。

ざっくりいってしまうなら、この基本で微調整を行えば、少なくとも今回試した5種類の冷凍魚は、おいしい焼き魚として楽しむことができます。以下では「業スー」の冷凍魚5種類を焼き上げた具体的な方法を解説していきます。

ご飯が無限に食える! 脂ののった塩サバ焼き

「塩さばフィーレ 400g」 税別478円

完全に定食屋クオリティを超えてくる冷凍の「塩さばフィーレ 400g」。

とりあえず、自宅でノンフライヤーを使うだけで、塩サバ焼きが食べられるなら、それだけでも十分。そう考えて購入したのが「塩さばフィーレ 400g」。購入時価格は税別478円です。筆者が購入したものは4枚入っていました。

袋から取り出して、表面の霜を落とすように流水で洗い、キッチンペーパーで水分を軽く取り除きます。そして、両面の米油を吹き付けた後、予熱したノンフライヤーに投入。筆者は皮面を下に焼きはじめて、180℃で5分加熱した後、ひっくり返して、さらに5分。200℃まで温度を上げて、皮に焦げ目ができるように2分ほど加熱しました。

ほぼ袋から出して焼くだけで、本格的な焼きサバが楽しめます。

できあがった塩サバ焼きは、とても冷凍されていたものを、解凍もせずに、そのまま焼いたとは思えないクオリティです。ちょっとした定食屋、比較的おいしいお弁当屋の塩サバといえるレベルに仕上がりました。これだけで、焼き魚衝動はかなり軽減します。

サケの醍醐味である皮まで旨いのが魅力

「天然紅鮭 うま紅」税別468円

しっかりと焦げ目のある皮までおいしい焼きサケが完成します。

旅館の朝食やお弁当、ビュッフェなどでもよく見るサケの切り身ですが、残念ながら、筆者が利用した施設では、蒸したり再加熱したものが多く、少し焦げた皮まで楽しめることはあまりありません。

だからこそ、筆者は自宅でサケを焼きたいのです。そして購入したのが「天然紅鮭 うま紅」購入時で価格は税別468円。筆者が購入したものには4切れ入っていました。これをノンフライヤーで焼き上げてみました。

店頭に並んでいた冷凍状態の「天然紅鮭 うま紅」。あまりうまそうにはみえない。

サケも表面の霜を洗って、水気を拭き取り、両面に米油をスプレーし、180℃で5分加熱、裏返して、さらに5分、200℃にアップして2分加熱して、皮をこんがりと仕上げます。筆者はこんがりと仕上がった皮を楽しみたかったので、少し長めに焼きました。好みによっては加熱時間を少し短くしてもよいでしょう。

酒のつまみにも無限に食える子持ちシシャモ

「子持ちカラフトししゃも」税別638円

自宅で焼いて食べれば、お腹いっぱい楽しむこともできます。

サバやサケに比べると、ご飯のお供というよりも酒のつまみ感が強くなりますが、北海道の出身の筆者はシシャモが大好きです。特にお腹にたっぷりと卵をもった子持ちシシャモには目がありません。

そして業スーで購入したのが「子持ちカラフトししゃも」。購入時価格は税別638円です。500gとたっぷり入っているのもうれしいところ。こちらも米油を両面に吹き付け、予熱したノンフライヤーで180°5分、ひっくり返して、さらに5分。仕上げて200℃2分でしっかりと焦げ目をつけて仕上げました。

内容量が500gと多いので、好きなだけ楽しめるのがうれしいところです。

筆者は表面がパリパリの状態が好きなので、焼き過ぎ直前が好みですが、このあたりは微調整してください。サクサクパリパリの表面、プチプチの卵、いくらでも食べられます。しかも、安い居酒屋を軽く超えるクオリティ。気が付くと、次々に口に運んでしまう危険なおいしさです。

焼くだけで頭も骨もすべてが食べられる小イワシ

「バルト海いわし」税別248円

頭も、骨もスナック感覚で、すべて食べられるのが魅力。イワシの丸焼き。独特の香りと内臓の苦み、びっくりするくらい衝動的に食べたくなる焼き魚ですが、調理した後のニオイが……。何せ、節分の鬼避けに使われるくらいですから、生魚のニオイが苦手な筆者にはハードルが高いわけです。

しかし「バルト海いわし」、購入時の価格税別248円をみつけたとき、これならいけると筆者は思いました。この10cm前後の小型のイワシなら、しっかりと焼くだけで、頭も骨も丸ごと、そのまま食べてしまえると考えたのです。それなら残骸もニオイも最小限。

1袋500gで税別248円。コストパフォーマンスの高さも魅力です。

そして、実際に焼いてみました。ほかとはちょっと違うのは、凍ったままの「バルト海いわし」をしっかりと米油と塩であえるようにしてから、予熱したノンフライヤーでほかの魚と同じように焼き上げます。すると、予想どおり、すべてを、そのまま食べられました。頭から骨まで丸ごと食べられるので、後片付けがほぼ不要なのも大きな魅力です。

さっぱりすっきりとウナギ本来の味が楽しめる

「うなぎ蒲焼」税別478円

しっかりと皮の焦げ目も楽しめるうな丼に仕上がりました。

ウナギはいいですよね。ちょっといいウナギ屋に入って、うな重を注文して、焼き上がるまでに、ちょっと1杯。まあ、友達と行って、安くみて1人5,000円でしょうか? 幼児を連れて家族4人で行くと、それなりの出費になりますし、焼き上がりを待つ時間もなかなか大変です。

ならば牛丼屋やお弁当屋のうな重もあります。しかし、これらは筆者にはちょっとタレでベタベタし過ぎて、甘さが強過ぎるのです。そして、何より、ほとんどが湯煎のためか、表面の焦げ感が足りません。そこで、ウナギもノンフライヤーで焼き上げてみました。

「うなぎ蒲焼」は税別478円。昼ご飯にこっそりと1人で食べても罪悪感は小さいです。

重要なポイントは、まず凍ったまま、表面を流水で洗い、タレを洗い流します。そして、こちらもオイルを吹き付けて、焼き上げます。ただし、両面で10分は長すぎるようなので、8分程度まで短くしてもよいでしょう。

しっかりと焦げ目がついたウナギの蒲焼きは、特に皮側が香ばしくて、ご飯が進みます。また、甘すぎないので、そのまま食べてもくどさを感じないのがうれしいところ。これが約500円で簡単に自宅で楽しめるのはうれしいことです。

生魚のニオイも冷凍魚なら最小限

「COSORI TurboBlaze 6.0L」ならバケット部分ごと食洗機で洗える

後片付けまで、ほとんど手間なしなのがうれしいのです。

「サバ」「サケ」「シシャモ」「イワシ」「ウナギ」と業スーの冷凍魚とノンフライヤーの組み合わせで調理すると、解凍や下準備なしでいきなり焼くだけなので、生魚の時間がほとんどありません。

おかげで、キッチンに生魚のニオイが満ちることもありません。これが生魚のニオイが苦手な筆者にはとてもうれしい。そして、5種類もバリエーションがあれば、衝動的な焼き魚欲にはほとんど対応できます。問題はほぼ解決しました。

ただし、こうなってくると気になるのは後片付けです。これまで魚焼きグリルなどでは、魚を焼いた後の清掃が面倒で、しかも、今度は焼き魚のニオイがキッチンに残ることになりました。これが結構気になるわけです。

個人的には焦げる皮と身の間の溶ける脂こそが焼き魚の真骨頂だと思います。

しかし、今回使用した「COSORI TurboBlaze 6.0L」なら調理部分のバケットをそのまま食洗機で洗うことが可能。実際、筆者は焼き魚を調理したら、バケットをいつもよりも長めのコースでしっかり温水で洗いあげます。

これで後片付けの後のニオイも最小限にすることができます。ニオイも苦手だし、あまりキッチンで調理もしたくない。でもおいしい焼き魚を食べたいという欲求を、業スーの冷凍魚とノンフライヤーは手軽に叶えてくれます。ぜひ試してみてください。

製品サンプル提供●VeSync

公式販売ページ

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齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。

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