『オクラ水』と聞いて「えっ、青臭そう…」「ネバネバして飲みにくそう…」と少し抵抗を感じた方も多いのではないでしょうか?実は筆者も始めはそう思っていました。でもオクラ水はカラダに嬉しいことがいっぱいなのだそう。一体何がいいのか探っていきましょう!
「えっ?オクラを飲むの?」そのまま食べるだけではもったいない!

聞き慣れていない人にとっては「オクラ水とはなんだろう?」と考えてしまうかと思いますが、野菜や果物を浸けてできるベジタブルウォーターだと思えば分かりやすいかもしれません。デトックスウォーターという呼び名もありますね。水に野菜や果物、ハーブを加えて香りや風味を楽しむだけでなく、食材の栄養素や風味が溶け出した水を飲むことで、健康や美容に働きかけてくれるというものです。

ブティック社『オクラ水で病気が治る!痛みが消える!新装版』(税込1,210円・2024年06月27日発売)
「オクラ水」とは、オクラを一晩漬けた水を飲む健康法です。今回ご紹介する本では、誰でも簡単に作れる「オクラ水の作り方」をはじめ、浸けたオクラをフル活用したアレンジレシピ、オクラ水を推奨する医師たちの解説や、オクラ水によってさまざまな効果を得られた驚きの体験談などが掲載されています。
夏が旬!改めて「オクラ」を知ろう

夏野菜のオクラ。輸入もされているので市場には1年中流通はしていますが、国産オクラの旬の時期は6月~9月頃です。まさに7月の今は国産オクラのおいしい季節!日本では鹿児島県や高知県など、九州・四国地方でよく収穫されています。
ネバネバ成分に秘められたパワーとは?

オクラの特徴と言えばネバネバ、その正体はペクチンなどが含まれた水溶性食物繊維です。さらに、このネバネバ成分には様々な健康効果があることが分かっています。余分な糖分や脂肪分を包み込み体外へ排出するので急激な血糖値の上昇を抑えてくれたり、整腸作用などがあります。そのネバネバ成分を効果的に取り入れる方法が、今回ご紹介する「オクラ水」なのです。
【作り方】ネバネバ成分がじゅわっと溶け出す「オクラ水」の作り方は超簡単!

ネバネバ成分である水溶性食物繊維は水に溶けやすい性質があります。その性質を生かして「オクラ水」を作ってみましょう。作ると言っても、水に浸けるだけなのでとても簡単です。
鮮度のいいオクラで「オクラ水」を作ってみよう!

本を参考に「オクラ水」を作ってみましょう。材料はオクラと水だけです。生のオクラ(5本)をよく洗い、ヘタを取り除きます。オクラは鮮度の良いものを選びましょう。

瓶やコップに、オクラの切った部分が下になるように入れ、オクラが浸る程度まで水(100ml~180ml)を注ぎます。筆者はミネラルウォーターで作りました。ふたやラップをして冷蔵庫で8~12時間浸けておきましょう。
朝や食前に、1日1~2杯を目安に飲む

夜に作っておけば、朝には「オクラ水」の出来上がり!

もちろんオクラ水はいつ飲んでもOKです。糖や脂肪分の吸収を抑えたい場合は、朝や食前に飲むのがおすすめだそうです。冷蔵庫から取り出したばかりの「オクラ水」はよく冷えているので、冷たい飲み物が苦手な人は少し常温に置いておくといいかもしれません。ぬるま湯を足して人肌程度に温めて飲んでもいいようです。栄養素を効率よく摂りたいのであれば、温めすぎには注意しましょう。
「オクラ水」の味は?飲みにくいの?

早速、オクラ水をひとくち。口当たりはやわらかく、ほんのりとオクラの味わいが広がります。感想としては本当にそのままなのですが、オクラ水というネーミング通りだなという印象です。後味にオクラの風味が少し残るような感じと言えば分かりやすいでしょうか。わずかにとろみがあるようなやわらかな口当たりなので、その点は飲みやすいです。オクラが好きな人であれば、思っているほど抵抗感なく飲めるはずです。筆者はオクラをはじめとした野菜全般が好きなので、青臭さはそんなに気にならなかったのですが、苦手と感じる人もいるかもしれませんね。
ネバネバが水に溶け出すからいい!

オクラを取り出してみると、ネバネバ成分がとろりと溶け出しているのがよく分かります。浸ける水の量も100~180mlとコップ約1杯分なので、1度に飲み切る分量としてもちょうどいいです。「オクラ水」は作り置きせずに飲み切りましょう。浸けておいたオクラの再利用はNGです。
オクラを余すところなく!浸けたオクラも食べましょう

浸けたオクラはもちろん食べられます。外側(皮の部分)の部分に含まれているのは、不溶性食物繊維です。「オクラ水」を飲み、オクラを食べることで水溶性食物繊維も不溶性食物繊維も効率的に摂取できるということなのです。
調理時間5分!あともう一品におすすめ「オクラの梅おかか和え」を作ってみました

栄養素たっぷり!ネバネバ成分が溶け出した水は捨てないで!
水に浸けておいたオクラがまた調理しやすくて便利です。そのまま耐熱皿にのせ、ラップをして電子レンジで30秒加熱してみました。加熱時間はお好みですが、軽く加熱する程度に留めておくといいかもしれません。その方が栄養素が留まり、オクラのシャキッとした食感が楽しめます。

今回は副菜の一品にしてみましょう。電子レンジで30秒加熱したオクラをカットして、梅肉と醤油を加えて和えます。

器に盛り付けて、かつおぶしをのせたら「オクラの梅おかか和え」のできあがり。ネバネバ感とシャキッとした食感でおいしくいただけます。水に浸けておいたことで、よりオクラの食感がシャキッと増しているような気がしました。
「オクラ水」への抵抗感をなくす!オシャレなベジタブルウォーターにするなら

さて、様々な効果が期待できる「オクラ水」ですが、オクラは好きでも野菜特有の青臭さが苦手な人もいるかと思います。飲みにくい場合は「黒酢、だし、メープルシロップ、オリゴ糖などを加えて、味付けして飲むと良い」という記述が本にありました。
ワンランクアップ!飲みやすくするヒント・レモンやハーブなどの食材を組み合わせてみよう

一般的にベジタブルウォーターを作る時には、レモン×ミント、りんご×セロリ、きゅうり×ローズマリーなど、食材を組み合わせて楽しむことがありますよね。それをヒントに、筆者はもうワンランクアップしたオクラ水「オクラ×レモン」も作ってみました。
これなら、もっと気軽にトライできるのではないでしょうか。作り方は同じです。よく洗ったオクラのヘタをカットして、カットした部分を下向きになるようにして水を注ぐだけ。そこにカットレモンを1~2枚プラスしてみましょう。
「オクラ×レモン」はスッキリ爽やか、飲みやすい!

「オクラ×レモン ウォーター」だとちょっとおしゃれ♪
レモンの爽やかさがオクラの青臭さをカバーしてくれるので、すっきりと飲みやすくなりました。後からレモン果汁をプラスしてもいいかもしれませんね。ミントやローズマリーなどのハーブを加えてもいいでしょう。断然飲みやすくなるので、美容と健康にオクラのパワーを摂り入れたい人におすすめです。
まとめ:旬の今こそはじめたい「オクラ水」健康&美容習慣!日々の食事で内側から整えよう

オクラを浸けて飲むだけという「オクラ水」。とにかく簡単にはじめられるのがいいところではないでしょうか。気になる様々なカラダの数値を食事からも改善したいという人に向いています。

スタイルをキープしたい、お通じを良くしたい、内側から食で整えたい、シンプルな健康と美容の悩みにも。まずは「食」からアプローチしてみましょう。太陽の恵みをたっぷり浴びた旬の野菜は、最もエネルギーがあり栄養価の高い食材です。旬の今こそ「オクラ水」をはじめてみませんか。

◆関連記事





