GoogleとAmazonで楽しめる「音楽配信サービス」はどこが違う?

Android

Googleは手持ちの音楽データを無料でアップロード可能。Amazonは有料の新サービスが登場

Google、Amazonともに音楽配信サービスを提供しているが、その機能には多くの違いがある。

Googleの「Google Play Music」は、月980円で4000万曲が聴き放題になるサービスだが、手持ちの音楽データ5万曲分をクラウド保存してストリーミング再生することもできる。

この音楽データのクラウド保存の部分は、無料でも利用可能なので、かなり便利かつお得だ。

例えば、パソコンに音楽データが保存してある場合、これをGoogle Play Musicに保存しておけば、スマホの「Google Play Music」アプリの「ライブラリ」機能で再生できる。

基本的にストリーミング再生で、音楽データがスマホ内に保存されないため、スマホのストレージ容量を圧迫することもなく、多くの楽曲を楽しむことができる。

また、任意の楽曲やアルバムをダウンロードして、スマホ内に保存するという使い方もOKだ。

Google Play Musicの内容

楽曲のアップロードはパソコンから行う。アップロード用アプリ「Google Play Music Manager」が用意されている。

スマホの「Play Music」アプリの「ライブラリ」で楽曲を再生する。

Amazonは、完全に無料という音楽サービスはなく、プライム会員が利用できる「プライムミュージック」と、月額980円(プライム会員は月780円または年7800円)の「Music Unlimited」の二つのプランがある。

両方とも、基本的な機能として、聴き放題やおすすめの音楽がジャンルごとに再生される「ラジオ」などがあり、スマホやパソコン、Amazon Echoで聴くことができる。

聴き放題の楽曲数はプライムミュージックが数百万曲、Music Unlimitedが4000万曲以上となる。

また、Amazon Echoでのみ利用できる「Music Unlimited Echoプラン」(380円/月)も用意されている。

Amazonの音楽配信の内容

プライム、Unlimitedともにパソコンでの再生も可能。ブラウザーでAmazonのサイトにアクセスし、プライムまたはUnlimitedのページで操作する。

両方とも、スマホでは「Amazon Music」アプリで再生する。

解説/福多利夫(フリーライター)

※サービスの内容や料金は、変更になる場合があります。

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