4Kテレビだけじゃない!パソコン用モニターにも4Kが登場!

家電・AV

今や、テレビだけでなく、パソコンモニターでも4K映像が楽しめるようになってきた。中には、映画向きの超ワイドなモデルも登場している。

パソコンで4K動画を大迫力で楽しめる大画面モニターに注目!

パソコン用モニターというと、以前から20V〜30V型が中心だが、最近は、テレビのような大画面のモニターも登場してきている。こういった大画面モニターには、4K解像度でHDRに対応した高級モデルもあり、4KかつHDRのコンテンツを大迫力で視聴することができる。

例えば、「YouTube」にも4K・HDRコンテンツが公開されているし、デジタル一眼カメラやビデオカメラユーザーによる4K動画の制作など、パソコンを使った4K動画の楽しみがより大きく広がっている。BTOのハイスペックパソコンならUHD BDソフトの再生も可能なので、ホームシアター的に楽しめる。

アイ・オー・データ
LCD-M4K552XDB
実売価格例:11万6470円

HDRに対応した4Kモニター。HDMI×3、Display Portなど、豊富な入力端子を備える。HDCP2.2にも対応する。

映画はシネスコサイズのモニターで見たい。湾曲タイプも魅力的!

大画面モニターと並んで注目を集めているのが、横縦比21対9のウルトラワイドモニターだ。2画面に近い、広いデスクトップが得られることで、人気上昇中だ。そして、パソコンで映画ソフトを見る人にとっても、大きな魅力がある。

この縦横比は、映画のシネスコサイズとほぼ同じ画角なので、上下の黒帯なしで、画面いっぱいに表示が可能。視認性向上のため、画面が湾曲したタイプもあり、映画との相性も抜群だ。

高級モデルでは、4K解像度でHDRにも対応したモニターもあり、4K・HDRコンテンツを存分に楽しめる。映画好きの人は注目だ。

LG
38WK95C-W
実売価格例:17万880円

3840ドット×1600ドットの解像度を持つ液晶パネルを採用し、HDRにも対応する。

パソコンでUHD BDを再生するなら、このスペックが必要!

ちなみに、4K映像が収録されたUHD BDをパソコンで再生しようと思うと、かなりハードルが高いことがわかる。まず、UHD BDの再生に対応したBDドライブが必要。これは、パイオニアからポータブル型も含め発売されているので、それらを用いればいい。

一方、パソコンの条件を列記すると、Intel HD Graphics 630を搭載した第7世代以降のCoreプロセッサー(CPU)、メモリー6Gバイト以上、Intel SGXに対応した200シリーズ以降のマザーボード、映像出力としてHDMI2.0aおよびHDCP2.2、対応ディスプレイ、さらに、OSとしてはWindows10が必要となる。

実際、このスペックで大手メーカーを探してみても、該当する製品は見つからない。BTOメーカーのデスクトップ機を選択するのが正解である。

●UHD BD対応ドライブ

パイオニア
BDR-XD07J-UHD
実売価格例:1万5300円

UHD BDの再生に対応したUSB3.0接続のポータブルBDドライブ。UHD BDのWindows用再生アプリ「PowerDVD14」が付属する。

解説/鳥居一豊(AVライター)
解説/福多利夫(フリーライター)

※価格は記事制作時のものです。

PR

【ドライブ中に純正ナビでテレビ視聴!】データシステム・テレビキットシリーズから最新車種対応のカー用品『TTV443』が登場!
長時間のドライブで同乗者に快適な時間を過ごしてもらうには、車内でテレビや動画を視聴できるエンタメ機能が欠かせない。しかし、純正のカーナビは、走行中にテレビの視聴やナビ操作ができないように機能制限がかけられているのがデフォルト……。そんな純正...

PRガジェット