2018年12月1日に開始された新4K8K放送に合わせて、シャープ(SHARP)から世界初の8Kテレビや8Kチューナーが発売された。地デジ放送の16倍という圧倒的な高画質でテレビ放送を楽しめる。気になる8Kテレビの価格や8K放送を見るために必要なものなどを紹介していこう。

8Kテレビの画面サイズは、60V型、70V型、80V型の3種類

シャープから発売されている8Kテレビには、8Kチューナーを内蔵したAX1ラインがある。

サイズは60V型、70V型、80V型の3種類が揃っている。
8Kの高解像度な映像は大画面で見るほど、より臨場感豊かに感じられるため、画面サイズは大きめだ。8K衛星放送を見るには、このほかにSHマーク付きのBS/110度CSアンテナ、分配器やブースターなどが必要になる。

価格はやっぱり高い? 単体チューナーはある?

シャープ 70V型 液晶テレビ AQUOS 8T-C70AX1

画像: シャープ 70V型 液晶 テレビ AQUOS 8T-C70AX1 8K チューナー内蔵 N-Blackパネル 8K倍速液晶 2018年モデル www.amazon.co.jp

シャープ 70V型 液晶 テレビ AQUOS 8T-C70AX1 8K チューナー内蔵 N-Blackパネル 8K倍速液晶 2018年モデル

www.amazon.co.jp

価格は、60V型の8T-C60AX1が実売80万円、70V型の8T-C70AX1が実売107万円、80V型の8T-C80AX1が実売215万円ほどとなっている。

このほかに、4Kテレビでも8K放送が楽しめる8Kチューナーの8S-C00AW1(実売23万円)も発売されている。

また、どちらの場合も8K放送の録画をするには、専用のUSB HDDの8R-C80A1(実売13万円)が必要になる。

画面サイズが大きめという点もあるが、価格的に身近になってきた4Kテレビと比べると、どうしても高価になっている。

また、8Kチューナーは地デジ放送の16倍もの情報量を扱うため、4Kチューナーに比べてもかなり高価。録画用のHDDも専用のものが必要になるなど、8Kテレビの導入はコストの負担が大きい。

8K放送のほかにはどんなコンテンツがあるの?

画像: http://www.sharp.co.jp/aquos/products/8tc80ax1_internet.html #title02

http://www.sharp.co.jp/aquos/products/8tc80ax1_internet.html#title02

新4K8K衛星放送で8K放送を行うのは、NHK BS8Kの1チャンネルのみ。

また、動画配信サービスの予定もなく、8Kコンテンツを収録したパッケージソフトの発売の予定も今のところはないので、8Kテレビの魅力をフルに楽しめるのは、8K放送のみとなる。

とはいえ、NHK BS8Kでは、世界中の貴重や遺跡や建築物、芸術作品を収録したドキュメント、著名なオーケストラによるライブ演奏、宝塚歌劇団のステージ、2018年サッカーワールドカップのダイジェストなど、貴重なコンテンツを数多く放送している。

コンテンツの数は決して多いとは言いにくいが、内容の充実度では不満を感じることは少ないだろう。

8Kテレビの映像は本当に綺麗なの?

地デジ放送の16倍の高解像度、といっても数値からはイメージしにくい。しかし、これまでのテレビ放送の映像とは次元の違う美しさがある。

テレビ放送を見ているというよりも、テレビを通して本物の景色や人物をそのまま見ている印象に近い。
特に国内・海外の名所を訪ねる紀行番組などでは、その土地の空気感さえも感じるほど。

また、地デジ放送や4K放送も、8K解像度のアップコンバート表示するので、テレビ特有のノイズ感や輪郭の強調感を抑え、より自然な映像を楽しめるようになるなど、さまざまなコンテンツで8Kの魅力を味わうことができる。

4K8Kの次は、16K?

8Kテレビや8Kチューナーは登場したばかりのため、まだまだ価格的には高価だ。

しかし、世界でも日本でしか行われていない8K放送をそのまま楽しめるなど、まだ誰も見たことのない最新鋭の映像を楽しめるもの。言わば薄型テレビの“スーパーカー”的存在だ。

4Kの次が8Kならば、その次は16Kなどと考えてしまいがちだが、少なくともテレビ画面の解像度は8Kで一段落すると言われている。人間の網膜の解像度がそれ以上の高精細な情報を認識できないためだ。

価格的に誰でも手軽に楽しめるものとは言えないが、テレビ画質の最高峰と言える8Kテレビへの憧れは大きいはず。

8Kテレビは買えなくても、8K放送や今後の大きなイベントはパブリックビューイングなどで各地で見ることができるので、ぜひとも自分の目で8Kテレビの映像を体験してみてほしい。

◆鳥居一豊
オーディオ、AVの分野で活躍するAVライター。専門的な知識をわかりやすく紹介することをモットーとしている。自らも大の映画・アニメ好きで自宅に専用の視聴室を備え、120インチのスクリーン、有機ELテレビなどを所有。サラウンド再生環境は6.2.4ch構成。

This article is a sponsored article by
''.