格安SIMや格安スマホは、大手キャリアの料金と比べると、大幅に安い。ただし、通信が集中する時間に速度が低下しやすくなる傾向にある。安定した速度も必要だが、料金は安く抑えたいというのであれば、サブブランドと呼ばれるワイモバイルとUQモバイルがおすすめ。
A.快適&安価に使いたいならサブブランドのUQかワイモバイルが一番の選択肢だ
格安SIMや格安スマホと呼ばれるMVNOは、通話料を除くと、データ容量3Gバイトのプランで月額1800円前後が相場。大手キャリアの料金と比べると、大幅に安い。ただし、業者にもよるが、昼休みや夕方など、通信が集中する時間に速度が低下しやすくなる傾向にある。
安定した速度も必要だが、料金は安く抑えたいというのであれば、サブブランドと呼ばれるワイモバイルとUQモバイルがおすすめ。ワイモバイルはソフトバンクと同じ回線を使っており、速度も基本は同じ。月額料金は3Gバイトで3218円(1年目は2138円)と、大手キャリアと比べ割安。しかも、1回10分までの通話定額も含まれる。au系列のUQモバイルも、速度の安定さに定評があり、料金水準はほぼ同じ。通話料は、1回5分の通話定額か、月60分までのプランを選択できる。
ワイモバイルの料金プラン例
端末は自社ブランドとSIMフリーがある
ワイモバイル、UQモバイルともに端末込みのプランも販売しており、大手キャリアと同じように選べる。自分で買ったSIMフリー端末も利用可能だ。
OPPO R17 Neo
実売価格例:3万8988円
UQモバイル/有機EL/6.4型
シャープ Android One S5
実売価格例:5万3676円
ワイモバイル/液晶/5.5型
●解説/石野純也(ジャーナリスト)
※価格は記事作成時のものです。