パソコンがウイルスに感染するとパソコンに致命的ダメージを与えるだけでなく、他人に迷惑をかけるおそれもある。ウイルスに感染するのは、パソコンが外部に接触する時だ。具体的にはどのような時にウイルスに感染するのか、ウイルスに感染しないためにどうするのが得策なのか紹介する。
外部と接触時にパソコンのウイルス感染が起こる
ウイルス感染は、パソコンに致命的ダメージを与えることもあるうえ、ウイルスが発動することで、他人に迷惑をかけるおそれもある。そのため、ウイルス感染は絶対に防ぎたい。
パソコンがウイルスに感染するのは、パソコンが外部と接触するときである。具体的には「メールの添付ファイル」「ウェブサイト閲覧時のファイルダウンロード」「USBメモリーや光学ディスクなどの記録メディアの挿入」だ。
【ウイルス感染に注意!】
・メールの添付ファイル
・ウェブサイト閲覧時のファイルダウンロード
・USBメモリーや光学ディスクなどの記録メディアの挿入
メールの場合、請求書などに偽装されたウイルスファイルがメールに添付され、その内容を見ようとして開く(ダブルクリックする)と、ウイルス感染する。
サイト閲覧の場合は、動画や画像ファイルなどコンテンツに偽装されたファイルや、ブラウザーの追加機能に偽装されたプログラムがダウンロードされ、実行されることでウイルス感染する。
USBメモリーや光学ディスクは、パソコンに挿入すると「自動実行」の選択が表示され、ここで実行するとメディア内に隠されているウイルスに感染する。
ウイルス対策アプリを利用するのが得策
これらは、身に覚えのないメールの添付ファイルを開かないとか、むやみにコンテンツやアプリをダウンロードしない、メディアを挿入しないといった自衛策をとることもできるが、それを徹底するのは、かなり難しい。
ここはやはり、ウイルス対策アプリを利用して、これらの経路にあるファイルをリアルタイムでチェックするのが得策といえる。
ウイルス対策アプリで防ごう!
Windowsにウイルス対策アプリは入ってないの? – 特選街web
Windowsには「Windows Defender(ディフェンダー)」というウイルス対策機能がある。通常はこの機能がオンになっており、ウイルスの侵入をリアルタイムで防御している。しかし、他社のウイルス対策アプリをインストールしている場合には気を付けなければならない。
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解説/福多利夫(フリーライター)イラスト/中山昭(絵仕事 界屋)