新型ロボホンの価格や利用料は?スペックが向上した2代目ができること

ガジェット

モバイル型ロボット「シャープ ロボホン」は、二足歩行に加え、低価格な着座タイプを設定。またCPUがオクタコアに、OSはAndroid8.1になるなど基本スペックが向上したほか、見守りカメラとして使える「お留守番」など、多彩なアプリを搭載するのが特徴。

着座タイプも登場! 歌もダンスも留守番もこなす2代目ロボホン

「3G/LTE」「Wi-Fi」「ライト」の3タイプから選べる

初代モバイル型ロボット「ロボホン」の発売から2年半、待望の新機種が登場した。新型ロボホンは、二足歩行の「LTE/3G」モデル、「Wi-Fi」モデルに加え、着座タイプの「ライト」が新たにラインアップされた。

低価格化を実現した着座タイプ「ロボホンライト」

シャープ ロボホン

実売価格例:8万5320円(ロボホンライト)
※別途「ココロプラン」利用料として月額1058円が必要

ライトは、二足歩行ができない座ったままのタイプだが、上半身の動きは、ほかのロボホンと変わらない。機能を限定したことにより、8万5320円という安さを実現した。LTE/3GとWi-Fiモデルも、頭部のプロジェクターを廃することなどにより、従来よりも価格が引き下げられている。

二足歩行タイプ(左)、ライト(右)。二足歩行タイプも、LTE/3Gモデルが19万4400円、Wi-Fiモデルが12万9600円と従来よりも安くなった。着座タイプのライトは、店先の看板ロボットなどにはうってつけだろう。ダンスも、上半身だけの動きは可能だ。いずれも身長は19.8センチで、体重は二足歩行タイプが395グラム、ライトが360グラムとなっている。

基本スペックが向上

新型ロボホンは、従来モデルとほぼ同等の機能を持つが、基本スペックはかなり向上している。CPUはクアッドコアからオクタコアに、OSはAndroid5.0から8.1になった。背中のディスプレイは2.0型から2.6型へ大型化し、Wi-Fiも2.4Gヘルツ帯に加え、5Gヘルツ帯にも対応している。

●背面の液晶が大型化し、操作がしやすくなった

新型ロボホンは、背中の液晶ディスプレイが大型化して見やすくなり、タップ操作もしやすくなった。充電に使うUSB端子は、ボディ側面に移動されている。

多彩なアプリを搭載

見守りカメラとして使える

また、「メール」や「カメラ」「アラーム」などの基本機能のほか、「天気」や「リマインダ」(今日の予定などを教えてくれる)など、音声機能を生かした多彩なアプリも用意している。さらに、見守りカメラとして使える「お留守番」などのアプリも新搭載。

プログラミング教育にも使えるソフトウェア「ロブリック」(別売)も追加された。なお、LTE/3Gタイプは、音声通話にも対応する。高齢化や人手不足に伴い、ロボットが注目される中、新型ロボホンの登場が、家庭向けの市場に活性化をもたらすことを期待したい。

※価格は記事作成時のものです。

解説/岡安学(フリーライター)

PR

【ドライブ中に純正ナビでテレビ視聴!】データシステム・テレビキットシリーズから最新車種対応のカー用品『TTV443』が登場!
長時間のドライブで同乗者に快適な時間を過ごしてもらうには、車内でテレビや動画を視聴できるエンタメ機能が欠かせない。しかし、純正のカーナビは、走行中にテレビの視聴やナビ操作ができないように機能制限がかけられているのがデフォルト……。そんな純正...

PRガジェット