スマホ・パソコンで音楽を聴くのにぴったりな「ワイヤレスヘッドホン」のトレンドは、クアルコム社の最新チップ「QCC3026」を採用した完全ワイヤレス。お手軽価格のタイプから、水泳などのスポーツでも使えるものまで、おすすめを5製品ピックアップした。
パソコン&スマホにピッタリの「ワイヤレスヘッドホン」は?
トレンドは完全ワイヤレス
完全ワイヤレスイヤホンが登場したのは約5年前。当初は、高価で電池のもち時間が短く、さらに左右間で音途切れが生じるなど、オーディオ機器としても問題があった。
その後、NFMI(近距離磁気誘導)技術を適用して左右間の接続安定性を高めた製品が登場するも、通信速度がネックで音質には限界があった。
音質や電波の安定性もよくなっている
こうした状況下で昨年、クアルコム社が大幅に接続安定性と低消費電力性能を高めたチップ「QCC 3026」をリリース。これを採用した製品は、単体で9時間程度使用でき、混信を抑える技術によって接続安定性も大幅に向上し、実用性が飛躍的にアップ。
さらに今後、クアルコム社のスマホ用最新チップ「Snapdragon855」を搭載したスマホと組み合わせると、左右が独立してスマホにつながる「TWS Plus」機能が使えるようになり、音途切れは皆無になる見込みだ。
(1)AVIOT TE-D01d
日本人が好む音楽や音質を徹底的に分析
実売価格例:1万2960円
再生:約9時間
充電:約2時間
「QCC3026」採用モデル。AVIOTは日本のブランドで、日本人が好む音楽や音質を徹底的に分析してチューニングを施し、聴いて楽しい音質を実現。基本音質のよさ、外観の美しさにも注目。リーズナブルな価格も魅力だ
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(2)ZERO AUDIO TWZ-1000
実績あるブランドの最新チップ搭載モデル
実売価格例:1万5270円
再生:約7時間
充電:約1.5時間
「QCC3026」採用モデル。ZERO AUDIOは、有線イヤホンで実績を持ち、コストパフォーマンスの高さで定評のある日本のブランド。専用アプリをリリース予定で、ソフトウエアのアップデートも簡単に行えるようになる。
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(3)ANKER Soundcore Liberty Air
シンプルな機能でお手軽な価格を実現
実売価格例:7990円
再生:約5時間
充電:約2時間
モバイルバッテリーなど、スマホ関連のアクセサリーで低価格&安心品質を実現する人気ブランドがANKER。本機はシンプル機能で8000円前後のお手軽価格を実現。完全ワイヤレスを気軽に始めたいユーザーに好適な一台。
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(4)ソニー WF-SP900
単独でも音楽が聴けるスポーツ用モデル
実売価格例:2万4100円
再生:約3時間(スマホ接続時)
充電:約2.5時間
水泳をしながらでも利用できるユニークな製品。高い防水性能に加え、スマホと接続できない状態でも音楽を再生できるよう4Gバイトメモリーとプレーヤー機能を内蔵。身軽に聴けるので、スポーツ用途におすすめ。
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(5)NUARL NT01AX
耳元で各種の操作が行える人気モデル
実売価格例:1万9440円
再生:約10時間
充電:約1.5時間
「QCC3026」採用モデル。操作ボタンを搭載し、音量はもちろん、耳元で再生/停止/曲送り/戻しや、着信の応答/拒否/終話といった操作もできる。音質面でも評価が高く、人気モデルの一角を占める。
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※価格は記事作成時のものです。
解説/鴻池賢三(AV評論家)