交換レンズを選ぶ際には、焦点距離や価格を確認するだろが、他にもチェックしておきたいことがいくつかある。例えば、手ブレ補正機構の有無、レンズのグレード、「最短撮影距離」の数値、「最大撮影倍率」など、4つのポイントを紹介しよう。

ミラーレス一眼の交換レンズ選び
焦点距離や価格以外で知っておくべきポイントは?

交換レンズを選ぶ際には、焦点距離や価格以外にも、確認しておきたいポイントがある。

【ポイント1】手ブレ補正機構を内蔵するレンズも多い

まず、手ブレ補正機構の有無。使用するカメラにボディ内手ブレ補正機構がない場合、できれば手ブレ補正機構を搭載したレンズを選びたい。
現在、標準ズームや望遠ズームの多くには、手ブレ補正機構が搭載されているものが多いが(全カメラにボディ内手ブレ補正機構が搭載されるオリンパス製品以外)、大口径を中心に単焦点のレンズでは非搭載の場合が多い。

画像: レンズ内に手ブレ補正機構が搭載されている場合、その切り替えスイッチはレンズ鏡筒に設置されていることが多い。

レンズ内に手ブレ補正機構が搭載されている場合、その切り替えスイッチはレンズ鏡筒に設置されていることが多い。

【ポイント2】スペック至上主義で選ぶと大きく重たいレンズになる

次に、どのグレードのレンズを選ぶか、というポイントも意識しておきたい。当然、価格(予算)も関係してくるが、光学性能を最重視するか、携行性や利便性を考慮するか、そのどちらにウエイトを置くかで、選ぶ製品は変わってくる。一般的に、性能やスペックを追求した製品は、大きくて重くなる。旅行などに携行するには不向きな場合もあるので、「程よさ」を考えて選ぶようにしたい。

画像: 手前は超小型・軽量な70-200ミリ相当のレンズ。奥は高画質な全域F2.8の80-300ミリ相当の製品。同じマイクロフォーサーズ用ながら、これだけサイズが違う。

手前は超小型・軽量な70-200ミリ相当のレンズ。奥は高画質な全域F2.8の80-300ミリ相当の製品。同じマイクロフォーサーズ用ながら、これだけサイズが違う。

【ポイント3】最短撮影距離やレンズ先端部までの距離を確認しよう

花や小物などを撮る人は、「最短撮影距離」の数値も確認しておきたい。だいたい0.15~0.25メートル程度が目安で、1メートルのものになると、被写体を大きく写すことが難しくなる。

画像: レンズの最短撮影距離は、被写体から撮像面までの距離を示す。だが、レンズ先端部までの距離もチェックしたい。

レンズの最短撮影距離は、被写体から撮像面までの距離を示す。だが、レンズ先端部までの距離もチェックしたい。

【ポイント4】直径5ミリ強の小さな花がこの大きさに写るレンズも!

また、本格的なクローズアップ撮影では、「最大撮影倍率」も重要。これは、撮像センサー上に写る被写体の大きさと、実際の被写体の大きさとの比率。つまり、この倍率が高いレンズほど、小さな被写体も大きく写せるのである。

マクロレンズなら1倍(等倍、1対1)の大きさで写せる製品が多いが、標準ズームの中にも、けっこう大きく写せる製品がある。「35ミリ判換算]で0.5倍前後」といったスペックの製品なら、満足度の高いクローズアップ撮影を楽しむことができるだろう。

画像: オリンパスのマクロレンズによる、35ミリ判換算「2倍」のマクロ撮影。直径5ミリ強の小さな花も、この大きさに。

オリンパスのマクロレンズによる、35ミリ判換算「2倍」のマクロ撮影。直径5ミリ強の小さな花も、この大きさに。

解説/吉森信哉(フォトグラファー)

This article is a sponsored article by
''.