スマホのタッチパネルは、圧力を感知する「感圧式」ではなく、指先に微量の電気を流す「静電容量式」が採用されている。タッチパネルに反応するのは、人間の皮膚の部分で、爪では反応しない。「スマホ対応手袋」はタッチパネルに反応する素材が指先に塗ってあるため、シンプルな操作は可能だ。
<疑問と悩み>
タッチ操作が苦手。コツを教えて!
⇒⇒強く押すのではなく、指の腹で優しくなでる感じでタッチする
スマホのタッチパネルは、圧力を感知する「感圧式」ではなく、指先に微量の電気を流す「静電容量式」が採用されている。そのため、画面に強く指を押しつけても意味がない。指の腹で優しくなでる感じでタッチしたり、指をすべらせるように動かしたりする必要がある。
タッチパネルに反応するのは、人間の皮膚の部分で、爪では反応しない。また、指先が極端に乾燥していると反応しにくくなる。なお、指が水道水などで濡れていては難しいが、保湿クリームやローションが塗られていても大丈夫なことが多い。
一部の機種では、手袋をしたまま操作できる「手袋モード」が搭載されているが、原則として手袋をしたままでは操作はできない。スマホの操作ができるように、タッチパネルに反応する素材が指先に塗ってある「スマホ対応手袋」であれば、シンプルな操作ならこなせる。
●画面に軽く触れる程度の力で操作する
解説/福多利夫(フリーライター)