全国にホテル事業を展開する「株式会社東横イン」は、既存の3種類のスマホQRコード決済に加えて、新たに3ブランドの決済サービスを導入することを発表しました。日本国内の283店舗が対象になっており、導入済みのスマホQRコード決済は「PayPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」「d払い」「Alipay」「WeChatPay」の6種類です。注目して欲しいのは「AliPay」や「WeChatPay」も利用できる点で、中国からの訪日外国人をターゲットにしていることがうかがえます。
東横インとは
東横インとは「清潔・安心・値ごろ感」をコンセプトに、1986年から店舗数を拡大してきた宿泊特化型のホテルです。
駅前という好立地、リーズナブルな料金などが高い評価を受けており、幅広いユーザー層から支持されています。
全国どこでも同じ客室
北海道から沖縄まで、東横インの客室は基本的に全て同じ作りになっています。
これは設備やインテリアのメンテナンスをしやすくするという目的がありますが、ユーザーにとっても「どこで東横インを利用してもすぐに適応できる」というメリットにつながります。
一部店舗を除いて大半の客室が同じということで、宿泊客の不安を取り除いてくれるのです。
Wi-Fiと朝食が無料
東横インでは「過不足ないサービス」が評判で、無料Wi-Fiや朝食もその1つ。
- 全客室に無料Wi-Fiサービス
- 無料朝食サービス
- ノートパソコンのレンタル(1,080円) など
上記のように、まさに宿泊だけしたいときにはうってつけのサービスが準備されており、出張やプチ旅行のホテルにピッタリになっています。
スマホQRコード決済を利用するメリット
実際に東横インでスマホQRコード決済を利用するメリットが下記の通りです。
- スピード感のある決済が可能
- ポイントが貯まる
スピード感のある決済が可能
スマホQRコード決済はキャッシュレスの1つなので、会計時に現金を必要としません。
おつりで財布が重たくなることもありませんし、現金払いよりもスピード感のある決済が可能です。
またスマホからQRコード決済サービスにチャージすることもでき、宿泊料金が足りないといったトラブルにも対応できます。
ポイントが貯まる
スマホQRコード決済の中にはポイント制度を導入しているサービスがあり、PayPayやLINE Payが代表的です。
特にPayPayは常時3.0%という還元率を簡単に実現でき、現金で宿泊料金を支払うよりもお得に。
例)宿泊料金が5,000円の場合、5,000円×3,0%=150ポイント獲得
東横インでスマホQRコード決済を利用するたびにポイントが貯まるので、ヘビーユーザーの人ほどおすすめします。
まとめ
今回は東横インで新たに3種類のスマホQRコード決済が導入されてことを紹介しました。
- PayPay
- LINE Pay
- 楽天ペイ
- d払い
- Alipay
- WeChatPay
現時点(2019年7月24日)では上記の6種類が導入済みで、「Alipay」「WeChatPay」による訪日外国人の利用も想定されています。
またスマホQRコード決済は現金払いと比較して、支払いがスピーディ、ポイントが貯まるというメリットも。
常に安定したサービスを提供してくれる東横インのユーザーは非常に多いと思うので、そのような人こそスマホQRコード決済の利用をおすすめします。
◆平本良太
クレジットカードやキャッシュレス決済の最新情報に明るいWebライター。ファッションやグルメを中心にトレンド記事も手がける。