キングジムの電子文具「カクミル EM10」は、見た目も実にシンプル。タッチペンは画面わきにある細い溝に磁力で収納。各種操作もペンによるタップで行える。アラーム設定ができる「メモ」「ToDo」は紙のメモよりかなり強力な利点だ。そのほか「カレンダー」「時計」「電卓」機能も搭載している。

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キングジム「カクミル EM10」

●プロフィール
4.3型電子ペーパーを搭載し、専用のタッチペンで手書き入力ができる「電子メモ」。解像度は480ドット×800ドットの縦長画面。手書きメモのほか、ToDo(トゥドゥ)リストにもなり、予定を通知するアラームも搭載している。

画像: 今回のテストアイテムはこちら キングジム 「カクミル EM10」

SPEC
●画面/4.3型(56.2㎜×93.65㎜)●画面解像度/480ドット×800ドット●データ保存先/本体メモリ(メモ:最大99枚、ToDo:最大30件)●対応記録メディア/microSD(最大容量2GB)/microSDHC(最大容量32GB)●電源/単3×4本●本体サイズ/幅93㎜×高さ132㎜×奥行き41㎜●重量/200g(電池別)

スイッチ類がない実にシンプルな本体

まず、箱から取り出して、本体をじっくりと眺めたが、スイッチやツマミのたぐいはいっさい配置されていない。
見た目が実にシンプルで、付属のタッチペンは、画面わきにある細い溝に磁力でくっつけることができる。
画面の下部にはアイコンが並び、左から「メモ」「ToDo」「カレンダー」「時計」「電卓」「設定」。「設定」を除く五つが、本機の持つ機能である。

使い始めに感心したのは、縦置き、横置きを判断して、画面の向きを自動的に回転させるところ。デスク上でも自由に設置できる。

■タッチペンのタップ操作が基本

画像: 「メモ」も「ToDo」もタッチペンで自由に書き込める。線の太さは3段階に切り替え可能。各種操作も、ペンによるタップで行える。

「メモ」も「ToDo」もタッチペンで自由に書き込める。線の太さは3段階に切り替え可能。各種操作も、ペンによるタップで行える。

■五つの機能を搭載する

画像: 搭載する機能は、「メモ」「ToDo」「カレンダー」「時計」「電卓」の五つ。パスワードによるロックも可能。上の写真は、「時計」(左)と「電卓」(右)。

搭載する機能は、「メモ」「ToDo」「カレンダー」「時計」「電卓」の五つ。パスワードによるロックも可能。上の写真は、「時計」(左)と「電卓」(右)。

描画する線の太さは3段階に変えられる

メイン機能といえるのは、「メモ」と「ToDo」だ。
「メモ」が書き込めるのは、メニューアイコンが並ぶ画面の上端と下端を除いたエリアで、タッチペンを使って、何でも自由に書ける。
ペン型のアイコンをタップすることで、描画する線の太さを3段階に変えられるほか、消しゴムツールも3サイズが用意される。
最初は、描画スペースがやや狭いかと思ったが、線の太さを使い分ければ、メモ用としては十分だ。

また、「ToDo」は、リスト表示される横長の枠に用事を書き込むスタイル。
リストの順番は、画面上部にある矢印アイコンを使って入れ替えられる。
これは、多くの人が直感的に使えるであろう、いい操作性だと思う。

「メモ」も「ToDo」も、保存操作をすることなくデータは本体に登録され、電源スリープ時にもそのまま表示させ続けることができる。
この点は、まさに「メモ」であり、電子文具とはいえ、"文具"として重要なポイントだ。

さらに、「メモ」も「ToDo」もアラームが設定可能。用事を思い出させてくれるのは、紙のメモよりかなり強力な利点である。

おすすめ度…A

付属のタッチペンで手軽にメモが可能。直感的に使える操作性も良好

ここが〇

ワイヤレスで電池も長もち、立てても、寝かせても使えて、紙のメモに近い感覚。アラームも付いているし、説明不要の簡単操作もいい。

ココが×

ペンの滑りが軽すぎる。もう少し抵抗感があると、紙に近くなり書きやすい。本体重量も、もう少し重いほうがデスク上で落ち着くだろう。

※文中の「オススメ度」は、「A+」から「C-」までの9段階評価になっています。

※価格は記事作成時のものです。
解説/福多利夫 (フリーライター)

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