【オーブンの選び方】加熱水蒸気やコンベクションオーブンってどんな調理ができる?

調理家電

オーブンレンジといっても、最近は、スマホ連係できるタイプも発売され進化しつづけている。目玉焼きとトーストを同時に調理したり、シャープのヘルシオのように脱油・脱塩効果のある過熱水蒸気のタイプもある。グリル料理に向いている製品もあり、必要性を見極めて便利な使い方を身につけよう。

<調理家電の選び方&使い方のギモン>お菓子作りはしないけど、オーブン機能って必要?

⇒⇒実はいろいろ調理でき、目玉焼きとトーストの同時調理モデルも

オーブンレンジよりコンパクトで、熱効率のいいオーブントースターは、実は料理を作るのにとても便利。

特に、最近の高級トースターは、細かい温度調節ができ、ヒーター性能も進化している。ピザやグラタンを焼き上げるグリル調理のほか、機種によっては、ノンフライ調理や蒸し料理も可能だ。

さらに、目玉焼きとトーストが同時調理できるモデルもある。お菓子作りはもちろん、さまざまな調理にチャレンジしてみるのもおすすめだ。

焼く、煮る、蒸すなど多彩な調理

発熱時間は0.2秒! 一気に焼き上げる

アラジン
AGT-G13A
実売価格例:2万3760円

100~280℃まで温度調整可能。ふたができるグリルパン付属で「焼く/煮る/蒸す/炊く」などあらゆる調理ができる万能トースターだ。

文/諏訪圭伊子(フリーライター)
※価格は記事作成時のものです。

<調理家電の選び方&使い方のギモン>過熱水蒸気で調理するメリットって何?

⇒⇒過熱水蒸気は300℃以上にもなり、「水で焼く」調理が可能

まずは脱油・脱塩効果だ。300℃以上の過熱水蒸気で食材の中まで素早く加熱することができ、食品内部の余計な油分を放出。一緒に塩分も流れるので、ヘルシーに調理できる。

また、過熱水蒸気には、冷たいものから熱を加える特性があり、冷凍と常温の肉を一緒にオーブンに入れても、同じタイミングで焼き上げてくれる。ヘルシオでは高性能センサーを搭載し、蒸す、焼く、煮るなど、調理法が異なる料理の同時仕上げも可能にしている。

独自の過熱水蒸気でヘルシー調理

シャープ
AX-XW600
実売価格例:15万6440円

レンジやヒーターなどによる複数の加熱方法が主流となっている中、ヘルシオは、過熱水蒸気をメインに調理を行う。

のパワースチームジェネレーターで大量の水蒸気を発生させ、
のトリプルウォーターヒートシステムで過熱水蒸気を噴射する。

文/諏訪圭伊子(フリーライター)
※価格は記事作成時のものです。

<調理家電の選び方&使い方のギモン>コンベクションオーブンって、普通のオーブンとどう違う?

⇒⇒ヒーター加熱だけなく、熱を循環させて熱と熱風で食材を加熱する

通常のオーブンがヒーターを利用して焼き上げるのに対し、コンベクションオーブンはファンで庫内の空気を対流させて熱風を起こし、その熱で食材を焼き上げる。熱の対流により、庫内の温度が均一になりやすく、焼きムラを防げるので、グリル料理に向く。

オーブンレンジに比べるとサイズは小さく、価格も手ごろなものが多い。レンジ機能が不要であれば、オーブンレンジでなく、コンベクションオーブンという選択肢もありだ。

熱を庫内に循環させて加熱ムラなし

タイガー魔法瓶
KAT-A130
実売価格例:2万1380円

タイガーではまほうびんの断熱技術を活用し、ガラス扉を二重構造にして熱を閉じ込める。トーストが一度に3枚焼ける大きな庫内を採用。

ヒーターから発する熱を庫内全体に循環させることで、加熱ムラを抑え、焼き上がり時間も短縮できる。

文/今西絢美(ライター)
※価格は記事作成時のものです。

<調理家電の選び方&使い方のギモン>スマホと連係できるオーブンレンジって何ができるの?

⇒⇒移動中にスマホで献立を考えたり、必要な材料を確認したりできる

シャープ、日立、パナソニックなどのオーブンレンジの上位モデルは、スマホとの連係に対応する。各社とも専用アプリを使い、オーブンレンジの内蔵レシピを閲覧可能だ。

さらに、内蔵されていないレシピでも、スマホからオーブンレンジに転送して、調理時間や火加減などをセットできるのも利点だ。出先で材料を買いそろえる際にも役立つ。なお、利用するには、スマホとオーブンレンジとをWi-Fiで接続設定しておく必要がある。

人工知能で調理をサポート

シャープ
AX-AW600
実売価格例:11万4440円

ウォーターオーブン、AX-XW600の兄弟モデル。庫内容量26リットルとコンパクトながら、AIの「COCORO KITCHEN」を搭載し、高機能。

人工知能を搭載しているので、話しかけるだけで操作方法や調理モードを教えてくれる。スマホでのレシピ検索も可能。

文/今西絢美(ライター)
※価格は記事作成時のものです。

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