エアコンは年中フル稼働の空調家電だ。それだけにフィルター掃除、空気清浄機としての機能やインテリアに合う最新製品についても知っておきたいところ。サーキュレーターの使い方のポイントと併せて説明する。

<最新エアコンの選び方&使い方のギモン>
エアコンって分厚い製品が多いが、薄くていいのはある?

⇒⇒カラバリも豊富でインテリアにもなじむダイキンと三菱がおすすめ

エアコンは、効率よく部屋を冷暖房したり、遠くまで気流を送り出したりするため、近年の製品は、機構のサイズが大きくなり、特に、室内機の奥行きが分厚くなっている。

しかし、そのことにより、インテリアにマッチしにくいと思っている人も少なからずおり、そんな中、薄型でデザイン重視の製品がダイキンと三菱から登場している。

豊富なカラーバリエーション展開

ダイキン
risora S・SXシリーズ
実売価格例:22万1510円(14畳用)

画像: 受注生産品も含め、ソライロなど、標準で7種類の豊富なカラーバリエーションを用意。

受注生産品も含め、ソライロなど、標準で7種類の豊富なカラーバリエーションを用意。

ダイキンは、カラーバリエーションが豊富で、ファブリックホワイト、ウォルナットブラウンに加え、ツイルゴールド、オリーブグリーン、ソライロといった個性的な色も受注生産で用意。

小部屋用でもデザインを重視

三菱電機
Sシリーズ
実売価格例:9万6980円(8畳用)

画像: 小部屋用もラインアップするSシリーズでホワイトとシャンパンゴールドを用意。

小部屋用もラインアップするSシリーズでホワイトとシャンパンゴールドを用意。

三菱(Sシリーズ、FLシリーズ)も、白系に加え、ゴールド、赤、黒などを展開する。

文/福多利夫(フリーライター)
※価格は記事作成時のものです。

<最新エアコンの選び方&使い方のギモン>
エアコンの空気清浄機能って効果あるの?

⇒⇒空気清浄機ほどは期待できないが、可動フィルターの集じんに注目

エアコンは壁の上部に設置するため、床上に設置する空気清浄機と異なり、重くて床にたまりやすい花粉などを効果的に清浄するのには向かない。

とはいえ、フィルターでホコリやアレル物質などを捕集できる空気清浄機能付きモデルであれば、PM2.5やカビ菌などを捕集してくれる。

空気清浄機能には、フィルターや電気集じんユニットで集じんする方式と、イオンを放出してアレル物質などを空中で分解するイオン方式がある。

可動式のフィルターで集じんするパナソニックのほか、東芝や富士通、ダイキンなどは電気集じん方式を採用。シャープやパナソニック、ダイキンなどは、イオン方式も備えている。

可動式のフィルターで集じん

パナソニック
WXシリーズ
実売価格例:32万4060円(14畳用)

画像: 可動フィルターにより本格的な空気清浄機能を実現。気象情報から空気の汚れを先読みする機能も用意。

可動フィルターにより本格的な空気清浄機能を実現。気象情報から空気の汚れを先読みする機能も用意。

エアコン内部のカビも抑制

シャープ
Xシリーズ
実売価格例:22万2000円(14畳用)

画像: 従来比約2倍に濃度をアップしたプラズマクラスター放出機能を搭載。エアコン内部のカビも抑制する。

従来比約2倍に濃度をアップしたプラズマクラスター放出機能を搭載。エアコン内部のカビも抑制する。

文/安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)
※価格は記事作成時のものです。

<最新エアコンの選び方&使い方のギモン>
エアコンの自動フィルター掃除があれば、何もしなくていい?

⇒⇒フィルターは自動でも、内部は必要。日立と富士通は熱交換器も清掃する

フィルター掃除機能は、エアコン上部の吸気口から入る空気にホコリが混ざらないようにするフィルターを、自動的に掃除してくれる機能のこと。

省エネ効率が下がるため、フィルターを掃除してくれる機能は便利だが、ほかにもメンテナンスしなければならない箇所がある。それが熱交換器のフィンの部分だ。

熱交換器は、室内の冷気や暖気の熱エネルギーを、室外の暖気や冷気と素早く交換するため、多くのフィンが付いている。

ここが結露するとカビが生えやすくなるため、定期的な清掃が必要になる。

最近は、熱交換器に汚れが付着しにくいコーティングを施したモデルも多く、日立は、熱交換器を凍らせて汚れをまとった氷を溶かして洗い流す「凍結洗浄」、富士通ゼネラルは、熱交換器を高温で加熱してカビを除去する「熱交換器加熱除菌」機能を搭載するのが注目だ。

凍結洗浄でいつでも清潔に

日立
Xシリーズ
実売価格例:22万2000円(14畳用)

画像: 熱交換器の汚れを洗い流しつつ、ファンを自動で掃除して落とした汚れを洗い流す「凍結洗浄ファンロボ」を搭載。

熱交換器の汚れを洗い流しつつ、ファンを自動で掃除して落とした汚れを洗い流す「凍結洗浄ファンロボ」を搭載。

画像1: 【エアコン選び&使い方】室外機の掃除は必要?サーキュレーターは夏と冬で使い分けよう

熱交換器のカビを高温で除去

富士通ゼネラル
ノクリアXシリーズ
実売価格例:24万4520円(14畳用)

画像2: 【エアコン選び&使い方】室外機の掃除は必要?サーキュレーターは夏と冬で使い分けよう

熱交換器を約55℃まで加熱し、温熱効果によって付着したカビなどを除去する機能を搭載する。

画像3: 【エアコン選び&使い方】室外機の掃除は必要?サーキュレーターは夏と冬で使い分けよう

文/安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)
※価格は記事作成時のものです。

<最新エアコンの選び方&使い方のギモン>
エアコンのAIってメーカーごとに違いはある?

⇒⇒パナソニックは空気清浄運転を、三菱は寒がり、暑がりの判定も行う

最近のエアコンはAI(人工知能)の活用がトレンドだが、その活用法はメーカーによって異なる。

パナソニックは、気象情報のウェザーニューズ社と連係。AIを活用し、部屋の空気の汚れるタイミングを先読みして空気清浄運転を行う。

つけっぱなしにしていいかを判定

パナソニック
Xシリーズ
実売価格例:28万9830円(14畳用)

画像4: 【エアコン選び&使い方】室外機の掃除は必要?サーキュレーターは夏と冬で使い分けよう

AIが住環境を学習し、帰宅時の部屋の温度を予測。つけっぱなしでいいかを判定。空気環境に合わせて空気清浄を行う機能も搭載。

画像5: 【エアコン選び&使い方】室外機の掃除は必要?サーキュレーターは夏と冬で使い分けよう

また、外出時にエアコンをつけっぱなしにしていいかどうかを予測してくれる。三菱は、リモコンに「A.I.自動」ボタンを装備。

ボタンを押せば、室内の人が寒い/暑いと感じないように、運転モードや温度、湿度、風量をコントロールする。

部屋の環境性能をAIが分析

三菱電機
FZシリーズ
実売価格例:32万4807円(14畳用)

画像6: 【エアコン選び&使い方】室外機の掃除は必要?サーキュレーターは夏と冬で使い分けよう

360度センシングを行う赤外線センサー「ムーブアイmirA.I.」とAIによって環境性能を分析し、運転モードと強さを自動調整する。

画像7: 【エアコン選び&使い方】室外機の掃除は必要?サーキュレーターは夏と冬で使い分けよう

日立は、カメラを搭載し、AIが一人一人を識別。在室時間によって異なる体感温度の変化を予測し、人が不快に感じる前に気流をコントロールする。

さらに、シャープは、インターネット経由でクラウドのAIにつながり、運転状況や使い方を分析・学習し、省エネ制御や快適な運転に役立てている。

文/安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)
※価格は記事作成時のものです。

<最新エアコンの選び方&使い方のギモン>
エアコンの室外機のメンテナンスってどうやる?

⇒⇒ふだんは不要。シーズン外にはカバーをつけておくといい

あまり神経質になる必要はないが、ファンカバー(メッシュ)に枯れ葉などが挟まって空気の流れが阻害されているようなら、掃除機で吸い取るなどしておくといい。

春や秋などエアコンを使っていない時期は、ファンが回っていないので、室外機の内部に侵入したホコリがたまりやすい。

これを防ぐためには、室外機にカバーをかけておくといいだろう。

ただ、エアコンを使い始める時季に、カバーを外すのを忘れないようにしよう。

長期間使わない時期はカバーをかけるといい

画像8: 【エアコン選び&使い方】室外機の掃除は必要?サーキュレーターは夏と冬で使い分けよう

文/福多利夫(フリーライター)

<最新エアコンの選び方&使い方のギモン>
エアコンの冷房と除湿ってどう使い分ければいい?

⇒⇒温度を下げたくないなら、「再熱除湿」「ハイブリッド除湿」

冷房は主に室温を下げ、除湿は主に湿度を下げるという違いがあり、気温の高い夏は冷房、湿度が高い梅雨時期などは除湿にするのが原則。

ただ、除湿も熱交換器内で空気の温度を下げて空気内の水分を奪うために、室温は下がる。

そこで、除湿したいが室温は下げたくない場合には、冷えた空気を暖めて送風する再熱除湿か、冷風と室内の空気を混ぜて送風することで温度低下を抑えるハイブリッド除湿を利用しよう。ただし、消費電力は高くなる。

室内環境に応じて使い分けよう

画像9: 【エアコン選び&使い方】室外機の掃除は必要?サーキュレーターは夏と冬で使い分けよう

室温も下げていいなら冷房だが、室温を下げたくないなら再熱除湿がいい。ただし、より電気代がかかる。

文/安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)

<空調家電の使い方のギモン>
サーキュレーターの使い方のポイントは?

⇒⇒冷房時は斜め上、暖房時は真上に向けるのがおすすめ

冷房時と暖房時でサーキュレーターの向きは異なる。冷房時、エアコンから出た冷気は室内空気より重いので、下に行きがち。これをサーキュレーターで、室内の隅々に行きわたらせる必要がある。

そのため、床近くの空気を斜め上に吹き出すことで、冷気のかくはんを行う。

暖房時は熱が天井近くにたまるので、これを床まで下ろすために天井に送風して空気を上下にかくはんする。暖房器具はエアコンに限らず、各種ストーブでも同様の効果がある。

たまった空気や暖気を循環させる

画像10: 【エアコン選び&使い方】室外機の掃除は必要?サーキュレーターは夏と冬で使い分けよう

たまった冷気や暖気を部屋中に行きわたらせるのが目的。冬はストーブとの併用もできる。

画像11: 【エアコン選び&使い方】室外機の掃除は必要?サーキュレーターは夏と冬で使い分けよう

文/福多利夫(フリーライター)

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