【作り方レシピ】健康効果で注目の3大酢漬けは「酢昆布」「酢もやし」「酢ナッツ」!

美容・ヘルスケア

夏の時期のみならず、体調管理にますます気をつけたい皆さんにお勧めなのが、さっぱりしておいしい、酢漬けの常備菜です。今回は、最近注目の食材3品を編集部が厳選しました。めんどうな調理はいっさい不要です!【壮快編集部編】

【注意点】
※酢漬けを取り出す際は、清潔な箸やスプーンなどを使う。
※残った漬け酢は、食材を漬けるのには、再利用しない。

「酢ナッツ」の基本の作り方

※クルミやピーナッツを食べて湿疹が出たり不調を感じたりした場合は、アレルギーの可能性がありますので、摂取を控えてください。

【材料】(作りやすい分量)
無塩ナッツ(素煎りでも生でも可)…200g
酢…200~500ml(容器の大きさにより調整)

※ナッツと酢はお好みの物でOK。
※酸味がきつい場合は、甘みを足したり水で薄めたりしてもよい。

【作り方】
清潔な容器にナッツを入れ、酢を注ぐ。ふたをして冷蔵庫に入れ、ひと晩おいたら完成。冷蔵保存し、1ヵ月以内に食べ切る。

【とり方】
1日20~25粒程度を目安に食べる。

※漬けている途中、ナッツが酢を吸ってふくれたら、適宜酢を継ぎ足す(分量外)。ナッツが紫色に変色する場合があるが、味に問題はない。

「酢コンブ」の作り方

【材料】(作りやすい分量)
コンブ(乾)…20g
酢…200~500ml(好みにより調整)

※日高コンブや、煮物用の早煮コンブは、やわらかく溶けやすい。真コンブや利尻コンブ、羅臼コンブなど、肉厚でしっかりした物がお勧め。
※酢はお好みの物でOK。

【作り方】
2.5cm角に切ったコンブを清潔な容器に入れ、酢を注ぐ。ふたをして冷蔵庫に入れ、ひと晩おいたら完成。冷蔵庫で保存。3ヵ月ほど日もちする。

【とり方】
酢は料理に使うか、水で薄めて飲む。漬けたコンブは、そのまま食べても、料理に使ってもよい。

※ コンブはヨウ素を多量に含むため、過剰摂取に注意。通常、料理に使う程度の量なら心配ないが、甲状腺に腫れや異常のある人や、妊婦は摂取を控え、医療機関に相談すること。

「酢モヤシ」の作り方

【材料】(作りやすい分量)
モヤシ…200g
黒酢…200~500ml(容器の大きさにより調整)

※モヤシはお好みの物でOK。
※酸味がきつい場合は、甘みを足したり、ほかの酢を使ったりしてもよい。

【作り方】
軽く湯がいたモヤシを清潔な容器に入れ、黒酢を注ぐ。ふたをして冷蔵庫に入れ、ひと晩おいたら完成。冷蔵保存し、1週間以内に食べ切る。

【とり方】
毎食、食前に50gを目安に食べる。

※モヤシは高温で長時間ゆでると、酵素がとれなくなるので注意。また、湯がかなくてもよい。
※モヤシが黒く変色するが、味に問題はない。

漬け酢の活用法

漬け酢にも各食材の栄養成分が溶け出しています。余すことなく使い切りましょう。

《味を調えてドレッシングにする》
砂糖や塩・コショウ、油などを加えればサラダにピッタリ!

《薄めて飲む》
胃を痛めないよう、水や炭酸水などで4~5倍に薄めてください。

《炒め物に回しかける》
油っこさが和らいで、さっぱりした味になります。

《炊飯時に加える》
米1合につき大さじ1程度。酸味は飛び、風味が残ります。

この記事は『壮快』2019年9月号に掲載されています。

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