無料で使えるコミュニケーションアプリの代表が「LINE(ライン)」。スマホだけでなく、Android OSを搭載したケータイでも(利用できる機能は制限されているが)使える。利用登録をする際にはSMSが受信できる携帯電話番号か「フェイスブック」アカウントが必要。メッセージのやり取りや写真や動画の送信、独自の機能「スタンプ」機能も便利だ。
<疑問と悩み>
LINEとメールの違いは?電話もできるの?
無料コミュニケーションアプリの代表!
もはや説明の必要もないほど普及しているSNSが「LINE」だ。メールに代わる連絡手段としてすっかり定着し、月間約8000万人が利用しているという。日本では、スマホ所有率は82%とされているので、スマホを持っていてLINEを利用していない人を探すのは、かなり難しいだろう。「友だち」に登録した人とメールのようなやり取りが手軽にでき、「スタンプ」と呼ばれるイラストも送れる。また、写真や動画のやり取りも可能で、無料で通話することもできる。まさしく、コミュニケーションアプリの代表だ。
「LINE」は無料で使えるコミュニケーションアプリ。スマホだけでなく、Android OSを搭載したケータイでも使えるが、ケータイの場合は利用できる機能が制限されている。利用登録をする際、SMSが受信できる携帯電話番号か「フェイスブック」アカウントが必要だ。
LINEを使えば、メッセージをやり取りできたり、写真や動画を送ったりできる。さらに、独自の機能として「スタンプ」が用意されており、スタンプを送るだけで手軽に返事ができるのも便利だ。スタンプは有料のものだけでなく無料のものもあるので、シチュエーションに応じていろいろなスタンプを使ってみよう。ほかにも、現在地の地図や録音した音声をメッセージとして送れるなど、多彩な機能が利用できる。
ただし、LINEは「友だち」に登録している相手とのやり取りが基本。双方が友だちに登録することでやり取りできる。スマホの電話帳に登録している人がLINEを使っていれば、自動的に友だちリストに追加する機能もある。
さらに、音声通話やビデオ通話もできる。複数名でのグループ通話にも対応しており、いずれも通話料は無料。ただし、データ通信料は発生するので、Wi-Fi接続時の利用がおすすめだ。
●「友だち」に登録すれば無料通話もできる
❶LINEは「友だち」に登録した人とのやり取りが基本。知らない人からのメッセージを受信拒否する設定にもできる。
❷音声通話やビデオ通話機能を搭載。いずれも複数名での同時通話に対応しており、通話品質はインターネットの回線状況に左右される。
●スタンプや複数名でのトークが可能
❶メッセージをやり取りする画面を「トーク画面」と呼ぶ。スタンプだけで気持ちが伝えられるのは、メールとは大きく異なるポイント。
1対1でのトークだけでなく、複数名でグループを作ってやり取りすることも可能。家族や趣味の仲間などでグループを作るといい。
※本特集の画面写真は、一部Androidであることを明記しているもの以外は、基本的にiPhoneの画面です。
解説/村元正剛(ITライター)、今西絢美(ライター)