【高泉淳子さん】母直伝の「昆布汁」で健康&若さをキープ!酢を入れるのが私のお気に入り

美容・ヘルスケア

私は地方や海外へ公演に行く際にも、必ずコンブと干しシイタケ、そして酢を持って行きます。もうじき61歳になりますが、肥満にも縁がなく、体重は20代のころと変わりません。目立ったシミやたるみもなく、どうにかキープできているのではと思っています。【体験談】高泉淳子(役者・劇作家・演出家)

プロフィール

高泉淳子(たかいずみ・あつこ)
役者、劇作家、演出家。早稲田大学卒業後、1983年に劇団「遊◎機械/全自動シアター」を結成。少年から老婆まで幅広い役柄を演じ切る役者として認知される。2004年に舞台『エレファント・バニッシュ』をニューヨーク・パリ・ロンドンで公演し世界的評価を得る。レストランをテーマとした舞台『アラカルト』は2018年に30周年を迎えロングラン公演となる。文化庁芸術祭賞、読売演劇大賞優秀女優賞など多数受賞。

二日酔いやカゼのときもスーッと楽になる!

私は、子供のころから酸っぱい物が大好きです。今も料理にお酢をかけたり、入れたりと、酢をとらない日はありません。

それから私は毎日、コンブと干しシイタケで出汁を取っているのですが、これにも酢を入れて飲んでいます。

このコンブとシイタケの出汁は、母から伝授された習慣です。母は、私が幼いころから、毎朝台所に立ち、この出汁を取っていました。

伝授といっても、そんなに難しいものではなく、水800mlに、5cm角のコンブを2~3枚と、干しシイタケを2~3個加えて、ひと煮立ちさせるだけ。これを、汁物や煮物など、その日の料理に使うのです。

その母は、今年94歳になりますが、これまでコンブ出汁を欠かしたことがありません。そうした食習慣のおかげか、病気一つせず、今もふるさとの宮城県で元気に暮らしています。

私は毎月実家に帰り、母の日常生活を手伝うのですが、母の肌はツヤツヤで、声も若々しくハリがあり、よく通ります。

実家に帰っている間は、私が母のヘアスタイリストです。洗髪して、ホットカーラーで巻いてあげるのですが、フサフサとツヤがある髪は、とても94歳には見えませんね。もちろん白髪はありますが、年齢のわりには少ないほうだと思います。

大事な電話番号は暗記しており、計算は私より速く、会うたびに驚かされます。サプリメントは飲みません。お肉を積極的に食べることもありません。元気の秘訣は、毎日欠かさないコンブ出汁ではないでしょうか。

実家を離れて40年以上になりますが、このコンブ出汁は私にとって母の味。そうしたことから、私も毎日とっています。

私はこのコンブ出汁で作ったお吸い物に、酢を入れるのが好みです。お椀1杯に対して、酢は大さじ1杯ほどでしょうか。

朝に取ったコンブ出汁は、母と同じく、煮物やすまし汁、炊き込みご飯などにして、その日のうちに使い切ります。

このお酢入りのコンブ出汁、いわば「酢コンブ汁」は、体調不良のときにも役立ちます。

例えば、二日酔いの朝。胃のむかつきが、スーッと引いて、楽になるのがわかります。

また、カゼで発熱したときや疲れがたまって体がだるいときにも最適です。この場合、しょうゆやみりんなどで調味して、おろしショウガを加えて飲み、早めに床に就きます。すると、翌朝には熱も下がり、元気が戻るのです。

そんなわけで、私は地方や海外へ公演に行く際にも、必ずコンブと干しシイタケ、そして酢を持って行きます。家と同じように酢コンブ汁を飲むことができるので、環境の変化により調子をくずすことがありません。

ちなみに、私がよく使っているのは、煮出汁用の日高コンブです。酢は、お気に入りの米酢を買い求めています。

血圧や血糖値に問題なし母同様に医者いらず!

酢コンブ汁を長年とり続けたおかげでしょうか、私はずっと健康体を維持しています。健康診断の数値は今のところ特に問題なく、母同様、私も医者いらずです。

最大血圧は、いつ測っても110mmHg台。最小血圧は70mmHg台で安定しています(基準値は、最大血圧は140mmHg未満、最小血圧は90mmHg未満)。

血糖値も基準値内です。私はもうじき61歳になりますが、肥満にも縁がなく、体重は20代のころと変わりません。

年を取ると代謝が落ちる、とよくいわれますが、目立ったシミやたるみもなく、どうにかキープできているのではと思っています。

お化粧は、仕事でもプライベートでも、下地クリームをベースにファンデーションは使わず、パウダーで仕上げています。

私の場合、健康や美容のために、酢コンブ汁を続けてきたわけではありません。単純においしいからです。体が自然と欲する物が、結果的に健康につながっているのでは、と感じています。

私が酢コンブ汁を飲むのを見て、友達にも、始める人が出てきました。自分の好きな物が人に喜んでもらえたら、こんなにうれしいことはありませんね。

酢とフコイダンによる代謝向上が若さの秘訣(千代田漢方クリニック院長 信川益明)

コンブのフコイダンには、免疫細胞を活性化させる作用があります。高泉さん母娘が常に体調を良好に保てているのは、長年飲み続けているコンブ出汁のおかげと思われます。

高泉さんはコンブ出汁に酢を加えていますが、これもいい習慣です。酢にも、コンブのフコイダンにも、代謝をよくする働きがあるので、これが若さの秘訣となっているのでしょう。

この記事は『壮快』2019年9月号に掲載されています。

PR

大切な愛車を守る“最後の砦”!データシステム『カースティールブロッカー』で乗り逃げを阻止する!【盗難防止】[PR]
ひと昔前と比べれば減少傾向にはあるものの、依然として自動車盗難が各地で発生している。ここ数年の盗難被害台数は、1年間で5000台以上! なかでも、プリウス、ランクル、レクサスLX、アルファードなどのトヨタ車に盗難事例が集中している。大切な愛...

PRニュース