【フィルムカメラの使い方】フィルムの装填方法・撮影時に気を付けたいポイント

文具・ホビー・カメラ

カメラを入手したら、いよいよ撮影だ。まず儀式といえば、フィルムの装填。初心者の場合は、フィルムを1本犠牲にするつもりで、練習を行うといいだろう。装填できたらフィルムのパッケージに書いてある感度が設定されているか、確認しよう。

フィルムカメラの撮影は、ここに気をつければOK!

カメラを入手したら、いよいよ撮影だ。

まず儀式といえば、フィルムの装填だ。35ミリ一眼レフの場合、モデルによって装填の手順はさまざま。

標準的なAF一眼レフの場合は、パトローネをカメラに収め、フィルムの先端を指示された位置に置き、裏ぶたを閉めれば自動的に装填される。感度の設定は自動で行われ、フィルムの巻き戻しも、規定枚数までいくと自動で巻き戻される。

いずれにしても慣れが多少必要なので、初心者の場合は、フィルムを1本犠牲にするつもりで、練習を行うといいだろう。

フィルムが装填できたら撮影となるが、「100」や「400」など、フィルムのパッケージに書いてある感度が設定されているか、確認しよう。カメラの操作は、取説などでしっかり覚えておきたい。

まずはフィルムの装填から

ニコン・F6の場合は、上面左側の巻き戻しノブを上に引くと、裏ぶたが開く。カメラをしっかり構えて行うようにしよう。

パトローネをフィルム室に入れ、フィルムの先端が巻き上げ用のスプロケット(歯車)のところまで来るように引き出す。

裏ぶたを閉じると、自動的にフィルムの巻き上げを数カット分行う。フィルムカウンターは「1」を指し、撮影が可能であることを示す。

感度設定や手動の巻き戻しを覚えよう

AF一眼レフのほとんどは自動で感度を設定するが、それ以外はユーザーが手動で設定する。なお、写真にあるASAは、ISOと同じ規格である。

何枚撮影したかを表示するフィルムカウンター。手動で巻き上げるカメラでは、規定枚数以上に巻き上げると、フィルムが切れることがある。

自動でフィルムを巻き戻すカメラでも、撮影可能枚数まで達してなくても途中で巻き戻すことができる。手順は、カメラによってさまざま。

フィルムならではの柔らかい仕上がり

撮影データ●AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G ●絞り優先AE ●F2.0 ●1/125秒 ●フィルム/富士フイルム・FUJICOLOR 100を使用

ニコン・F6によるカラーネガフィルム(フジカラー100)での撮影。ポートレートの場合、明るめに露出を設定するのがおすすめ。柔らかい感じに仕上がることが多い。

◆解説/大浦タケシ(フォトグラファー)

スポンサーリンク
文具・ホビー・カメラ
シェアする
特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

特選街web編集部をフォローする
特選街web

PR

【ドライブ中に純正ナビでテレビ視聴!】データシステム・テレビキットシリーズから最新車種対応のカー用品『TTV443』が登場!
長時間のドライブで同乗者に快適な時間を過ごしてもらうには、車内でテレビや動画を視聴できるエンタメ機能が欠かせない。しかし、純正のカーナビは、走行中にテレビの視聴やナビ操作ができないように機能制限がかけられているのがデフォルト……。そんな純正...

PRガジェット