MVNOの経験を生かし、サービス開始時から端末のラインアップは充実。コスパ抜群で話題のOPPO・Reno A 128GBが目玉。ミドルレンジのGalaxy A7も、3カメラ搭載でコスパは高い。
2020年版 スマートフォン選び方&使い方
「第4のキャリア」
低料金で携帯電話市場に打って出るといわれた楽天モバイルだが、2019年10月1日に予定されていた本格サービス開始を延期。現在は、5000名かつエリア限定の無料モニターサービスを提供している。
楽天側は否定しているが、基地局の整備に一部遅れが生じていたことも原因と見られる。
無料プログラムは、データ通信が使い放題で、国際ローミングもデータ通信のみ、無料で利用できる。端末は楽天モバイルが指定したものを利用する必要がある。
現在、追加募集は行っておらず、有料サービス開始後の料金もベールに包まれたまま。開始時期も明言されていない。
現状では、地上を広く薄くカバーしている段階で、地下や建物内は、ローミングを提供するauの電波をつかむことが多い。当面は様子見といったところだろう。
端末のラインアップは充実している
MVNOの経験を生かし、サービス開始時から端末のラインアップは充実。コスパ抜群で話題のOPPO・Reno A 128GBが目玉。ミドルレンジのGalaxy A7も、3カメラ搭載でコスパは高い。
OPPO
Reno A 128GB
実売価格例:3万8800円
販売:楽天モバイル
顔認証、指紋認証
ディスプレイ:6.4型 有機EL
メインカメラ:1600万、200万画素
サムソン
Galaxy A7
実売価格例:3万2780円
販売:楽天モバイル
顔認証、指紋認証
ディスプレイ:6.0型 有機EL
メインカメラ:2400万、500万、800万画素
解説/石野純也(ITジャーナリスト)
※この記事は『特選街』2020年1月号に掲載されたものです。
※価格は記事作成時のものです。