利用するサービスの数だけQRコードが必要になる状況を改善すべく登場したのがJPQRだ。これは、総務省の主導で策定されたQRコードとバーコードの統一規格。一つのコードで複数のサービスが決済可能。現在、九つのサービスが参加を表明。2019年8月から岩手県、長野県、和歌山県、福岡県の4県からスタート。順次、拡大していく予定だ。
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「JPQR」でQRコードの仕様が統一され、乱立状態が解消される!?
多数のコード決済サービスがあり、利用するサービスの数だけQRコードが必要になる状況を改善すべく登場したのがJPQRだ。これは、総務省の主導で策定されたQRコードとバーコードの統一規格。一つのコードで複数のサービスが決済できる。
現在、九つのサービスが参加を表明。2019年8月から岩手県、長野県、和歌山県、福岡県の4県からスタートし、順次、拡大していく予定だ。
4県からの限定スタート
ユーザースキャン&ストアスキャン対応
◎LINE Pay(※)
◎d払い(※)
◎メルペイ
◎au PAY
◎Origami Pay ほか
※d払い、LINE Payのユーザースキャンは2019年12月以降、2020年2月以降対応予定
ストアスキャン対応
◎PayPay
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クレジットカードでも、かざして決済できるサービスが本格普及へ
主要なカード会社はコンタクトレス決済導入済み
不正に情報を抜き取られるスキミング被害に対応して、クレジットカードは磁気からICチップへ移行が進んでいるが、海外ではカードを専用リーダーにかざして支払う、コンタクトレス決済が主流になっている。
日本では、かざして支払うというと、電子マネー一体型が主流だが、コンタクトレス対応クレジットカードも増加中で、国内でも加盟店が徐々に増えつつある。
◆解説/綿谷禎子(ライター)