最も手軽かつ便利なのは、クラウド経由で画像や動画のデータを共有することだ。Androidスマホは「Googleフォト」、iPhoneなら「iCloud」を使うのが一般的。また、クラウドを使わない場合は、スマホとパソコンをUSBケーブルで接続し、画像や動画ファイルを転送させる方法もある。
Windowsとスマホ連係の疑問と悩み
スマホで撮った画像や動画をパソコンと共有するには?
スマホで撮った写真をパソコンで、加工/利用するのはよくあること。
その第一歩として、スマホの中の写真をパソコンにコピーする作業が必要になる。
最も手軽かつ便利なのは、クラウド経由で画像や動画のデータを共有すること。Androidスマホは「Googleフォト」を、iPhoneは「iCloud」を使うのが一般的である。
「Googleフォト」→https://photos.google.com/
「iCloud」→https://www.icloud.com/
■Androidは「Googleフォト」を利用
Googleフォトは圧縮ありの「高画質」転送なら、無料かつ無制限でクラウドに保存できる。Android、iPhone、パソコンのいずれにも対応。
Androidスマホで撮った写真は「フォト」アプリを介して、クラウド上のユーザー領域であるGoogleフォトに転送される。
Googleフォトは標準で「高画質」転送がオンになっており、1600万画素までの静止画とフルHDの動画が無料かつ無制限に保存される。
それ以上の大きさのファイルは規定値まで圧縮保存となる。転送設定を「元のサイズ」にすれば圧縮はされないが、クラウド側の保存容量が消費される。ちなみに、GoogleフォトはiPhoneでも使える。
■パソコンではブラウザーで見られる
Googleフォトは、パソコンのブラウザーでアクセスできる。ログインをして、好きな写真を選んで、ダウンロードすればいい。
iPhoneのiCloudは、元サイズのままの転送でクラウドの容量も消費されるので、現実的には有料プランでクラウド容量を増やす必要がある。
■Windowsで「iCloud」にアクセス
Windows10でも、ブラウザーでiCloudのサイトにログインし、「写真」をクリックすれば、iPhoneで保存した写真が見られる。
クラウドを使わない場合は、スマホとパソコンをUSBケーブルで接続し、画像や動画ファイルを転送させる方法がある。
■スマホの写真をパソコンの本体に取り込む
❶スマホをケーブルでつなぐと表示されるWindowsの通知をクリックする。
❷「このデバイスに対して~」から「写真とビデオのインポート」を選択。
❸(下画像の右のように)スマホの写真が読み込まれる。
解説/福多利夫(フリーライター)