この記事では、無印良品の人気商品を実際に購入して使用した感想をレポートしていきます。今回は、ミャンマーの民族衣装を再現した「1枚の布を巻いて着る ロンジー」をレビュー。ロンジーの選び方、同商品の基本情報、実際に着てみた個人的な感想や評価もまとめました。ぜひ参考にしてみてください。(無印良品調査隊15)
評価者のプロフィール
2児の母として子育てに励むライターママ。生活を快適にするグッズ、おしゃれな最新商品に常に目を光らせている。子どもの頃から釣りが好きで、アウトドア系の商品もリサーチ中。物欲を抑えるためにものすごいパワーを使っている。
ロンジーの着こなし方
タイトスカートのように着こなせる「ロンジー」に注目!
暑い日はタイトなパンツスタイルよりも、風通しのいいスカートで涼しく過ごしたいですよね。しかしフレアスカートは意外と着こなしが難しく、デザインによっては下半身が太って見えてしまうことも。一方タイトスカートはとても女性らしい服ですが、動きが制限されるので子持ちのママには不向きです。私のわがままを叶えてくれるスカートを探しているうちに、スマートな見た目と動きやすさを兼ね備えたミャンマーの民族衣装「ロンジー」を発見。どのようなアイテムなのか、さっそく調べてみました。
おしゃれに着こなせる民族衣装
ミャンマーはさまざまな民族が集まって暮らしている多民族国家で、「ロンジー」はそのうち一部の民族が古くから受け継いできた伝統的な衣装。しかし最近ではおしゃれなファッションとして、国中の人たちが着用しています。
一見するとただの大きな布のように見えるのですが、広げると大きな筒状に。着るときは体を通して腰に巻きつけ、端についた紐を結ぶだけでOKです。ラップスカートと違って筒状になっているおかげで、端がめくれても肌が見える心配はありません。見た目以上に動きやすい点も魅力的です。
ミャンマーでは柄のバリエーションが多い上に、好きな布からオーダーメイドで仕立てることも。民族衣装と言っても古びた印象はなく、とても華やかなファッションです。見た目がタイトスカートなので、女性らしいフリルブラウスや体にフィットしたカットソーと相性抜群ですよ。
無印良品では東洋の文化を取り入れたファッションアイテムを多数展開しており、その中に「1枚の布を巻いて着る ロンジー」という商品も。伝統的な形はそのままに、着心地のいい素材で作られています。
「1枚の布を巻いて着る ロンジー」を買ってみた
価格は?
今回私が購入したのは、黒のロンジー。ポリエステル製の薄い生地で、どんな体型の人でも着られるフリーサイズとなっています。気になるお値段は、3990円(税込)。ほかの無印アイテムと変わらないお値段なので、気兼ねなく普段着として取り入れられますね。
特徴は?
全体的にさらりとした肌触りと、着心地のいい伸縮性が特徴的な生地を使用。風通しもよく、夏のコーディネートにぴったりです。腰紐はかなり長いため、人によっては2周回しても余裕で結べそうなほど。結ぶ位置や長さ次第で微妙に印象が変わるので、自分にあった着こなしを探してみましょう。
フリーサイズを着てみた
落ち着いたカラーには細見え効果アリ
さっそくロンジーを着てみたところ、スカートと言うよりは丈が少し短い浴衣のような感覚。足にまとわりつく感じもなく、腰紐をしっかり結べば大股で歩いても解けません。ウエストゴムやベルトループがないため最初は少し戸惑いましたが、慣れれば洋服と同じように素早く着用できますよ。
黒いカラーはどんな服にも合わせやすいだけでなく、足を細長く見せる効果が。ウエスト位置から真っ直ぐに伸びる直線のおかげで、気になる部分が目立たずスマートな印象です。ちなみに裾の長さは、160cmの私が着てふくらはぎの少し下辺りでした。
【無印良品調査隊(15)】購入レビューまとめ
着心地がよく快適な1枚
実際に購入した人からは、「興味本位で買ってみたけど、すごく快適で重宝してる」「かなりの伸縮性があって動く時にストレスがまったくない」「どんなスカートより腰回りが細くスッキリとして見えます」といった反響が。他国の文化を取り入れた珍しいファッションで、快適な夏を過ごしてみては?
◆文・撮影=井上琴美(編集ライター)
※価格や情報は記事作成時のものです。