日本でも、東京「日本橋」のクリーニングなどに使われて知名度の高いケルヒャーの高圧洗浄機。クルマや外壁掃除、お風呂洗浄など使い道はさまざま。その欠点といえば、ボディの大きさと重さでしょう。今回発売された日本向けモデル「K MINI(ミニ)」は威力はそのままでサイズがかなりコンパクトになりました。この記事では、使いやすくなった点などレビューしていきましょう。

ケルヒャーの欠点「大きすぎ・重すぎ」を克服

ホームセンターに行くと、結構な割合で、工具コーナーのそばに「黄色」が目立つコーナーがあります。ドイツのケルヒャー社のコーナーです。海外には「ケルヒャーする?(今ドキの言い方だと、「ケルヒャる」ですかね)」と言う言葉があるくらい、すごーくポピュラーなメーカーです。

十八番は「高圧洗浄機」。化学物質を使わず、高圧で「水」を吹き付けることによりキレイにするのです。「ケルヒャーする」と言うのは、高圧洗浄機によるクルマ洗いの時に使われる言葉ですが、昨今は世界遺産の清掃に使われ、より知名度がアップしています。日本でも、東京「日本橋」のクリーニングなどに使われ成果をあげています。高圧洗浄機は、「クルマ持っていません」と言う人にもおすすめで、家の外壁やベランダの清掃、風呂場掃除、と使うところはいっぱいあります。

しかし、欠点もあります。大きいのです。そして重いのです。
また、高圧洗浄機の場合、水道からの本体へのホース、電源ケーブル、本体から高圧ノズルにまでの高圧ホースと3つのものが必要です。幸い本体から高圧ノズルまでの高圧ホースは細身ですが、多くの場合5m近いのが当たり前。要するに本体だけでなく、付属品もそれなりの場所をとります。20年前のかなり大きいキャニスター型掃除機を、さらに一回り大きくした感じです。これに対し今年、ケルヒャーは「日本スペシャル」を開発しました。今回紹介する「K MINI」がそれです。さて、どんな感じに仕上がっているのか、レポートします。

画像: ケルヒャー「K MINI」 www.kaercher.com

ケルヒャー「K MINI」

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日本向けのコンパクトな「K MINI」のメリット

とにかくコンパクト!

見た瞬間にびっくりです。小ちゃい。今までより一回り小さいなんてものはありません。1/3以下。しかも電源ケーブル、高圧ホース、ノズルなどの付属品を横についた収納ボックスに入れて、このサイズ。一瞬、本当?と思った位です。「こうあったら素敵なんだけどなぁ」というものが目の前に出された感じです。期待が膨らみます。

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汲んできた水を使える

電気はコンセントからと決まっていますが、水に関してははそうでもありません。蛇口からだけでなく、溜水である風呂の残り湯やバケツの水も使えます。今の蛇口の多くは、ホースをつなぐことはできますが、それがしにくいことが多い。このため蛇口に固執しない方がいいです。溜水は、オートキャンプ、BBQで使うポリタンクがお勧めです。ホースが暴れるのを防ぐことができるので、楽チンです。

水を用意すれば、次にすべきは本体の位置決めです。ホース長、電源ケーブル、双方とも律速になる可能性はあります。ただ、本体から高圧ノズルにまでの高圧ホースは約5mですから、かなりの長さです。またポリタンクなどを使用すると、ホース長を考える必要はありません。多くの場合、電気の延長ケーブルはお持ちの家が多い。使用時は、本体のメインスイッチは入れっぱなし。調整はノズルで行います。

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台風もびっくりな威力

大きな台風は怖いですし、最近の台風は大きな被害をもたらします。しかし台風一過の後、家の汚れなどが取れ、キレイになったと感じるのも事実です。K MINIも似ています。

ノズルの先端には、ハード、ソフトという表示があります。ハードにセットしトリガーを引くと、まさに暴風雨。台風で言うと並の勢力ではありません。大型台風並み、いやそれ以上勢いで水がでます。風呂場で使用すると、軽めのモノは全部吹っ飛びます。すごく派手な音が響き渡るほどです。また水跳ねもすごいので、使用後は濡れ鼠になると思ってください。

ベランダだと、流石にそんなことはありませんが、油断すると水が外に飛び跳ねてしまいます。自宅ベランダで下が庭ならいいのですが、多くの場合、階下や隣に迷惑がかかリますのでご注意ください。

これはいずれも、モードをハード(最も強い状況)で使用した場合です。ソフトから段々強めていくことをおすすめします。

高圧洗浄機でキレイにしてカラッと乾いたベランダを素足で歩くのは、本当に気持ちがいいのでぜひお試ししいただきたい。ベランダの気持ちよさが3割位増す気がします。

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収納のしやすさ

掃除が終わると収納です。元の形に「ラクラク」収めることができます。圧力ホースは細いので、本当にラクラクです。とても収納しやすい。改めて感心してしまいました。

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まとめ

欠点が見当たらない家電といえる

「どこにも欠点が見当たらない家電」というのが時々あります。まさにK MINIはそれに当たります。一台あると色々な事に使えるので、本当に便利です。水圧も調整できますし、コンパクトサイズにもかかわらずパワーがすごい。

しかし、その分使う時には注意して欲しいことがあります。絶対に人に向かって使わないでください。幼児だと転ぶでしょう。あたりどころが悪いと怪我をするかもしれません。よく「高いところから水面に落ちるとき、水はコンクリートと同じだ」といいますが、それと同じです。植物の水やりに使うのもダメです。傷みます。

清掃で使用する時も、必ず「ソフト」から「ハード」へ変えてベストの勢いを見つけて使ってください。

天気のいい日は、クルマ、アウトドア機材、ベランダ、風呂場など、丸ごと「ケルヒャー」してみてはいかがでしょう。

◆多賀一晃(生活家電.com主宰)
企画とユーザーをつなぐ商品企画コンサルティング ポップ-アップ・プランニング・オフィス代表。また米・食味鑑定士の資格を所有。オーディオ・ビデオ関連の開発経験があり、理論的だけでなく、官能評価も得意。趣味は、東京散歩とラーメンの食べ歩き。

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