富士通「LIFEBOOK(ライフブック)UH-X/E3」は、フルHDのIGZO液晶を採用した13.3型ノートで、12.9型iPad Proよりも軽い634グラムの軽量を実現。CPUは第11世代のCore i7、メモリーは8Gバイト、ストレージは1TバイトのSSDを装備。電源ボタン一体型の使いやすい指紋センサーを備えていてセキュリティ面にも気を配っている。
634グラムと世界最軽量を大幅更新! どこでも快適に使える13.3型モバイル
出先でも本気で使えるモバイルノートは、「画面サイズ」「重量」「バッテリー」「堅牢性」「スペック」という五つの基準をすべて高レベルで満たす必要があると筆者は考える。いくら軽量・コンパクトでも画面が狭いと快適な作業は望めないし、大画面かつ高スペックでも重厚長大では持ち運びに適さない。
もちろん、メーカー側でもこうした点は承知しているだろうが、当然、実現には技術的な困難がつきまとう。この難題をみごとに解決して見せたのが、老舗メーカー、富士通が放つ「LIFEBOOK UH」シリーズだ。
富士通
LIFEBOOK UH UH-X/E3
実売価格例:21万9780円
性能しっかりで使い勝手も抜群!
中でも、軽量に重きを置いたのがUH-X/E3。13.3型としては世界最軽量だった先代モデルの重量698グラムを大幅に更新し、634グラムを実現。天板には剛性の高いカーボン素材を採用したほか、バッテリー駆動は最大11時間、CPUには第11世代のCore i7プロセッサー搭載と、モバイルノートに必要な五つの基準を漏れなく満たしている。
小型・軽量の製品は、使い勝手が犠牲になるケースも少なくないが、その点も本機は抜かりない。19ミリとゆとりあるキーピッチのフルキーボードを筆頭に、2基のType-Cや有線LANといった豊富な端子類を用意するなど、使い勝手も上々。
モバイル機でも19ミリピッチを確保!
加えて、国内拠点の島根工場で製造された「メイド・イン・ジャパン」品質の筐体は、全面加圧200キログラム重、76センチの落下試験もクリアするなど、堅牢性の高さも文句なしだ。
しかも、国内製造モデルとしては価格面も健闘しており、マイクロソフトの「Office」付きで実売20万円強と、コスパも抜群。年末商戦では、自宅でも出先でも活躍する高性能モバイルの本命として、大いに注目を集めるはずだ。
※価格は記事作成時のものです。
TEXT/篠原義夫(ガジェットライター)