カリカリ食感がやみつきになる、白身魚のみぞれ鍋。昆布に切り込みを入れることで早くだしがとれます。【解説】鈴木理乃(料理家・フードコーディネーター)
執筆者のプロフィール
鈴木理乃(すずき・あやの)
料理家・フードコーディネーター。キャリアスクールでフードコーディネーターコースを修了。2006年フィレンツェに料理留学後、フードスタイリストとして活動を開始。雑誌、TVCM、ホテルなどの和食器コーディネートイベントなどで幅広く活躍中。ラム酒、利き酒、発酵食の認定資格をもつ。
▼A2(エーツー)(公式サイト)
本稿は『鍋おかず100』(永岡書店)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。
材料
2人分
調理時間:20分
- 甘塩たら┈2切れ
- 大根おろし┈2カップ(軽く水気を切る)
- 水菜┈1株
- 塩、片栗粉、揚げ油┈適量
- 昆布┈5cm
- 水┈4カップ
- しょうゆ、塩┈適量
- すだち┈1個
- 粉山椒┈適量
作り方
(1)昆布に切り込みを入れて鍋に入れ、水を入れる。
(2)たらは一口大に切り、軽く塩をふり10分おく。キッチンペーパーで水気をふいて片栗粉をまぶす。
(3)別の鍋に1~2cmの深さになるように油(分量外)を入れて火にかけ、170度に温めて(2)のたらを揚げる。
(4)(1)を温めて沸騰直前に昆布を取り出し、しょうゆと塩で薄味をつける。※しょうゆ、塩適量
(5)大根おろしを加えて温め、食べる直前に(3)のたらと食べやすく切った水菜を加え、さっと温める。すだちや粉山椒をかけていただく。
Point
昆布に切り込みを入れることで早くだしがとれます。たらの衣がだしを吸い、冷めてもおいしくいただけます。
あると便利な鍋
▼土鍋
直径18cmサイズが食材がきれいに入りおすすめ
▼無水調理鍋
STAUBなど。洋風のお鍋のときにも活躍
▼鉄鍋
浅型が正解。すき焼きなど“焼き付ける”食材を使用するときに
なお、本稿は『鍋おかず100』(永岡書店)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。詳しくは下記のリンクからご覧ください。
※(5)「鍋レシピ・トマトと万願寺唐辛子のすき焼き」の記事もご覧ください。