この記事では楽天モバイルが提供する「Rakuten UN-LIMIT (楽天アンリミット)V」について、概要や強み、注意点などを解説していきます。スマートフォンの発達とともに、多くの人の悩みの種となったのが「データ通信量の増加」です。動画の視聴やアプリのダウンロードなどを行っていると、月々のデータ量を超過して通信制限に陥ってしまうことも珍しくないでしょう。そこでおすすめなのが、データ無制限で利用できる楽天モバイルの新プランなのです。

Rakuten UN-LIMIT(楽天アンリミット) Vとは?

「Rakuten UN-LIMIT V」は、楽天モバイルが2020年から提供している5G対応の新プランです。楽天回線のエリア内ではデータ通信が無制限に利用でき、専用アプリのRakuten Linkを使えば国内通話もかけ放題という充実したサービス内容が月額2980円(税抜)という低価格で提供されています。

エリア外でもパートナー回線を利用することで5GB/月まで無料で利用でき、データ超過後も最大1Mbpsの通信速度が保証されます。

画像: 5GB/月まで無料。データ超過後も最大1Mbpsの通信速度を保証(写真はイメージ/pixabay)

5GB/月まで無料。データ超過後も最大1Mbpsの通信速度を保証(写真はイメージ/pixabay)

楽天回線の対応エリアは、2021年1月現在都心部・地方都市などの市街地に限定されているものの、順次拡大されていく予定です。契約に関する事務手数料や解約にかかる手数料も無料なため、非常に利用しやすい通信回線プランであるといえます。

2021年4月からは「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」にアップグレード

2,980円(外税)で使い放題のRakuten UN-LIMIT Vは魅力的なプランですが、月に数GB程度しか利用しないユーザーは、格安SIMを契約した方がお得になる場合も。大容量データが必要ない方にとっては、メリットが十分に感じられないことが難点でした。

そのような要素を払拭するために、2021年4月からは更に進化した「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」へと自動でアップグレードされます。

UN-LIMIT Vではデータ量に関わらず定額でしたが、Ⅵでは

・1GB/月 まで0円
・3GB/月 まで980円(外税)
・20GB/月 まで1,980円(外税)
・それ以降は2,980円(外税)

と、利用量に応じて格安になるシステムへ移行します。毎月使った分だけ支払えばよく、データを使いすぎた場合でも2,980円以上の料金が発生しない仕組みに変わることで、今後ますます使い勝手の良いサービスになることが予想されます。

もちろん4G+5G回線を利用できる点など、今までのメリットはそのまま据え置きとなります。

画像: network.mobile.rakuten.co.jp
network.mobile.rakuten.co.jp

更に、Vでは月5GBの制限が設けられていた楽天回線エリア外のデータ通信も、最大速度1Mbpsで使い放題になるようです。まだまだ全国的な普及が進んでいない楽天モバイルの通信網ですが、4月以降は繋がりにくい問題、遠方で制限がかかりやすい問題なども、ある程度払拭されると見られています。

Rakuten UN-LIMIT Vの魅力・メリット

ドコモ、au、ソフトバンクなどの、いわゆる大手キャリアと比べ、楽天モバイルは後発の携帯キャリアです。その差を埋めるため、大手顔負けの充実したキャンペーン体制を整えています。

プラン料金は1年間無料

Rakuten UN-LIMIT Vでは、新規契約者300万名を対象に、プラン料金を契約時から1年間無料で提供しています。1人につき1回線、1度のみ適用されるサービスとなりますが、基本的には「最初の1年間は通信費が一切かからない」と考えて良いでしょう。「まずは実際に利用してみたい」「サブ回線として利用したい」といった方にもおすすめできる携帯キャリアです。

テザリング機能の利用も問題なく可能

大手キャリアなどでは有料オプションとなっているテザリング機能ですが、楽天モバイルでは追加料金を支払うことなく利用可能です。機種によって適用する方法は異なるものの、基本的には問題なく他の端末とスマートフォンを連携して通信することができます。

デュアルSIMでの運用にもおすすめ

Rakuten UN-LIMIT Vは、端末とのセット契約だけでなく、SIM単体での契約も可能です。SIMカードは通常のnanoSIMだけでなくeSIM(物理カードを用いないデジタルSIM)も選択できるため、さまざまな機種でデュアルSIMでの運用が可能になります。

画像: さまざまな機種でデュアルSIMでの運用が可能(写真はイメージ/pixabay)

さまざまな機種でデュアルSIMでの運用が可能(写真はイメージ/pixabay)

ちなみに、筆者はソフトバンク契約中のiPhone 12 miniユーザーですが、データ通信用の副回線として楽天モバイルを利用しています。

iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降の機種はeSIM機能が利用できるため、メインの音声通話ではソフトバンク回線を利用しつつ、データ通信の大半を楽天回線で賄っています。

PCやタブレット端末などの通信にもRakuten UN-LIMIT Vのデータを利用し、仕事や動画再生、アプリのダウンロードなどさまざまな用途で活用中です。

Rakuten UN-LIMIT Vのデメリット・注意点は?

非常に多くのメリットがあり、何より圧倒的にリーズナブルな料金が魅力のRakuten UN-LIMIT Vですが、使用している中でいくつかのデメリットも感じました。

楽天回線エリアは他キャリアに比べて少ない

Rakuten UN-LIMIT Vのデメリットとして目立つのが、まだまだ十分な通信網が整備されていない点です。東京23区内であればほとんどの場所で問題なく利用できるのですが、23区外や東京都外に足を運んだ際などには利用不可になることも多く、月5GBのパートナー回線での利用を余儀なくされます。

そのため、郊外や地方に在住の方は「エリア内でのデータ通信量無制限」という最大のメリットを活かすことができないでしょう。とはいえ、今後も段階的に楽天回線エリアは拡大を続けていくと見られており、状況によっては居住エリアが対象内へと変わっていくことも十分考えられます。

5G通信はまだまだ利用しづらい

Rakuten UN-LIMIT Vでは、低価格で5G回線を利用できることがセールスポイントとされていますが、2021年1月現在その対応エリアはごく僅かな範囲に限られます。また、iPhoneなど機種によっては楽天モバイルの5G通信自体に未対応な場合もあるため、5G通信に期待して利用することは現時点では現実的ではありません

画像: Rakuten UN-LIMIT Vでは、低価格で5G回線を利用できる(写真はイメージ/pixabay)

Rakuten UN-LIMIT Vでは、低価格で5G回線を利用できる(写真はイメージ/pixabay)

iPhoneでの利用は動作保障対象外

また、実際には問題なく利用できるものの、iPhone端末でのRakuten UN-LIMIT Vの利用は動作保証の対象外とされています。eSIM対応製品の範囲内には含まれるものの、導入にあたっては自己責任で行う必要があるためご注意ください。

筆者がiPhoneで利用した際に感じた問題はほぼありませんが、iOS 14.3へのアップデートによりデータ通信機能が機能しなくなるトラブルも報告されているようです。

まとめ

楽天モバイルが2020年から提供している大注目の新プラン「Rakuten UN-LIMIT V」について、メリットやデメリットを中心にご紹介しました。約1ヶ月程度利用した感想としては、概ね満足で今後も利用していきたいと思っています。

ドコモが発表した「ahamo」やソフトバンクがリリースを予定している「Softbank on LINE」、両社の対応を受けてauが企画中の「povo」など、今携帯キャリア各社が格安の新料金プランを次々と発表しています。時にはデュアルSIMでの運用なども視野に入れつつ、自分に合った最適なプランをご検討ください。

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