【マッチングアプリ婚活体験談】使ってよかった!結婚相手と出会えた4つのポイント

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マッチングアプリで結婚に至った人にインタビューをする本シリーズ。今回話を聞いたのは、結婚が決まったばかりのみほさん29歳。26歳からマッチングアプリを始めたものの、うまくいかず、一度は離脱。27歳になり、結婚を本気で考え、アプリを再開したみほさんに、ついに運命の出会いが訪れます。

【第1回】“面白い”プロフィールが出会いのカギ(後編)

マッチングアプリで何人かの男性とやりとりをするうちに、「メッセージのやりとりが面白い人が好き」と気づいたみほさんは、2019年に再登録した『Pairs』で、今の彼氏と出会いました。

写真より実物のほうがカッコよかった!

みほさん(仮名・29歳)
漁村で育ち、「魚検定」の2級を持っている。趣味は音楽で、バンド活動も行う。

彼の最初の印象はどうだったのでしょうか?

「彼のほうからいいねをしてくれて、プロフィールや写真を見ました。そのときの印象は、趣味が近くて、話が合いそうだなと思いましたが、顔がめちゃくちゃタイプとか、この人に絶対会いたい!という感じはありませんでした」

地方の漁村育ちで「魚検定」を持っていることをプロフィールに書いていたみほさん。彼も漁村育ちで、魚に詳しかったことが、彼がみほさんに興味を持ったきっかけになったそうです。

「彼のお父さんが漁業関係の仕事をされていて、私と育った環境が近いことと、めちゃくちゃ魚が好きということで、私のプロフィールを見てメッセージをくれました。まさか、魚検定に食いついてくる人がいるとは!(笑)。やっぱりプロフィールをちゃんと面白く書くことは大事だなと思いました。

読書や音楽が好きとか、他にも共通の趣味があって、メッセージのやりとりだけじゃ足りない、となって、メッセージを始めて1~2週間後に会うことになりました」

最初のデートはオシャレなイタリアンでのランチ。実際に会った印象は?

「プロフィールの写真よりも、実物のほうがカッコよかったんです。なので、写真うつりわるいな、と思いました(笑)。どちらかというと、プロフィール写真って盛っている人のほうが多いんですよね。会ってみて、あれ?ちょっと大きくなられました?みたいな人が多いなかで、実物のほうがいいのは好印象でした。

私はそれまで濃い顔が好きだと思っていて、彼はどちらかというと塩顔なので、別にタイプではないと思っていたけど。実際に会うと、ステキじゃん♡と思いました」

プロフィール写真より実物の方がいいのが好印象だった。

結婚したい意志を最初から伝える

最初からきゅん、とときめいたみほさん。ランチをしながらも、ふたりは魚の話で盛り上がったといいます。

「彼は一般企業の会社員なんですけど、趣味でめちゃくちゃ料理をしまくっていて、アンコウをさばけるという話をしてくれたんです。え、アンコウさばけるの?ステキ!ってなって(笑)。他にもすじこを買ってきて、家でイクラを作ってるとか。何この人、こんな面白い人は他にいない、すごすぎる!と思いました」

すっかり意気投合したふたりは、ランチのあとでカフェにも行って話をはずませましたが、あっという間に時間が過ぎたそうです。その場でLINEを交換し、映画に行く約束も交わしました。3度目のデートで彼のほうから告白され、交際がスタートします。

「私の場合、アプリを始めた目的が結婚だったので、そのことは最初から彼に伝えていました。結婚する気がないなら関係解消だ、くらいの圧をかけていたので(苦笑)、1年経ったときに、結婚を視野に同棲しましょう、となって、同棲から半年でプロポーズをしてもらいました」

「Pairs」で出会った、みほさんと彼。プロフィールに書いた共通の趣味が、出会いのきっかけになった。

マッチングアプリでうまくいくポイント4つ

アプリで結婚相手と出会えたみほさんが考える、アプリをうまく活用するポイントとは?

(1)プロフィールは印象に残ることを書く

「彼と出会えたのは“魚検定”のおかげ。狙い撃ちするプロフィールを書くことが大事だと思います。私は自分の好きなものがハッキリしている人が好きなので特にそう思うのですが、何が好きなのかは、プロフィールにきちんと書いておいたほうがいいと思います。そうでないと、実際に会っても話がいまいち盛り上がらないし、結局どんな人なのかよく分からずに終わることもありました」

(2)写真は等身大のものを使う

「関係を成就させることが目的なのであれば、あまり盛らずに、現実が映っている写真を載せたほうがいいと思います。一度、会う約束をしようと思った人とLINEを交換したら、アプリとLINEのアイコンの写真があまりにも違っていて、怖くなって会うのをキャンセルしました。

自分をよく見せたい心理は分かりますが、みんながみんな、顔だけで選んでいるわけではありません。それよりも、プロフィールが具体的で面白いほうがよほど出会いにつながると思います。写真と実物があまりにも違いすぎる人は、こういうところで偽ったり裏切ったりする人なのかな、と警戒してしまうので、その後の交際にはつながりにくいと思います」

(3)ゴールを決めておく

「私が最初に失敗したのは、ゴールが明確でなかったからだと思います。彼氏がほしい、というゴールが明確であれば、彼氏になってくれる人かどうか、早めに確認することが大事です。遠慮して聞かないでいると、無駄に時間を使うことになります。また、明確な目的がないまま何となく会っていると、遊ばれたり変な人に引っかかったりする可能性も高くなりますし、モチベーションも保てません」

(4)共通の趣味の人と出会うために「コミュニティ」を活用

「Pairsには自分の趣味や好きなもののコミュニティに入れる機能があるのですが、私は共通の趣味の人を探すために、音楽や海外旅行など、自分の趣味のコミュニティから男性を見つけて、足あとを残していました。足あとを残すと、その男性にこちらを見てもらいやすくなります。アプリの登録者はめちゃくちゃ多いので、何もしないと埋もれてしまいます。自分から見つけてもらうための努力をすることも必要かなと思いました」

まとめ

アプリを使って、世界が広がった

「自分自身の世界を広げてくれるきっかけにもなった」とみほさん。

最後に、みほさんに「マッチングアプリを使って良かったですか?」と聞いてみました。

「アプリをやって本当に良かったです。実は、アプリを始めた頃は忘れられない元カレがいて、その人にめちゃくちゃ固執していたんです。話も合うし趣味も似ていて、これ以上の人とはもう出会えないのではないかと思っていました。でも、アプリを始めて、自分と趣味の合う人ってこんなにいるんだ!という発見がありました。普通に生活していたら出会えない職業の人もたくさんいて、自分の世間知らずさも実感しました。元カレ以上に話が合う人はいくらでもいるな、と思えたのは、マッチングアプリのおかげです」

みほさんにとって、マッチングアプリが自分自身の世界を広げてくれるきっかけにもなったようです。素敵なお話をありがとうございました!

◆尾越まり恵(おごし・まりえ)
フリーランスライター。1980年、福岡県北九州市生まれ。2002年、同志社大学を卒業後、リクルートの制作会社でブライダル情報誌『ゼクシィ』に携わり、2011年4月からフリーに。『日経ビジネス』『NewsPicks』などビジネス系の記事が多いが、女性向けメディアやエンタメなど、ジャンルを問わず、インタビュー記事を中心に執筆中。

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尾越まり恵(フリーライター)

フリーランスライター。1980年、福岡県北九州市生まれ。2002年、同志社大学を卒業後、リクルートの制作会社でブライダル情報誌『ゼクシィ』に携わり、2011年4月からフリーに。『日経ビジネス』『NewsPicks』などビジネス系の記事が多いが、女性向けメディアやエンタメなど、ジャンルを問わず、インタビュー記事を中心に執筆中。

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