ここでは、炊飯器のお釜の素材についてわかりやすく解説する。炭釜は、鉄やステンレスに比べて熱伝導率も発熱効率も高いことから三菱電機が採用。圧力をかけないIHを採用することもあって、しっかりした粒立ちとハリのある炊き上がりが特徴だ。

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キッチン 疑問と悩み
炊飯器のお釜は土鍋などの素材があるけど、実際、炊き上がりに違いはある?

炊飯器といえば、少し前までは銅、南部鉄器、土鍋、炭釜など、内釜の素材競争が盛んでしたが、現在では土鍋と炭釜が残る程度で、ほかは鉄やステンレス、アルミニウムなどを組み合わせた多層構造の金属釜が主流です。

炭釜は、鉄やステンレスに比べて熱伝導率も発熱効率も高いことから三菱電機が採用。圧力をかけないIHを採用することもあって、しっかりした粒立ちとハリのある炊き上がりが特徴です。

土鍋は、蓄熱性の高さとふっくら炊き上げる遠赤外線効果でタイガー魔法瓶が採用していますが、炭釜とともに、金属釜に比べ割れやすいことや、重いことが難点です。最近では圧力IH方式を採用し、ふっくらもちもち、さらに土鍋ならではのおこげも楽しめます。

そのほかのメーカーは熱伝導率、発熱性などのバランスで内釜の素材を組み合わせ、加熱方式も含めておいしさを訴求しています。釜の材質によって大きく味が変わるというよりは、各社が目指す味の方向性に合わせて、釜の材質や形状などを決めているという感じです。

三菱電機「NJ-AWB10」

純度99.9%の炭素材料を使用した本炭釜。炭が丸ごと発熱体となり、内釜全体が一気に発熱。金属釜に比べて、IHへの反応性も高い。

画像: 三菱電機「NJ-AWB10」

三菱電機「NJ-AWB10」

■解説/安蔵靖志(家電・ITジャーナリスト)

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