【flarii フラリーとは】モノは買わず借りて豊かに暮らす!新たな生活スタイルを提案するレンタルサービス

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家電でもレンタル業が伸びて来ていますが、黒物家電(デジカメ、ムービー、パソコンなど)はちょっと高め。すぐには飛びつけないレンタル価格なのは否めません。そんななか、注目のレンタルサービスが「flarii」です。大手レンタルサービスのようになんでもあるわけではないものの、いいものをセレクトしたラインナップはむしろ使いやすい。低価格であることや、配送の早さもおすすめポイント。今回はこの「flarii」を紹介します。

黒物家電のレンタルは高め?

家電でもレンタル業が伸びて来ています。Rentio(レンティオ)などは有名ですね。しかし、ホームページなどを見ると、白物家電はそれなりの価格で借りられるのですが、黒物家電(デジカメ、ムービー、パソコンなど)はちょっと高め。「実際に借りる?」と考えた時、ちょっと二の足を踏むレンタル価格なのは否めません。

そんな中、家電・美容・パソコン・玩具・ゲームなど総合的なモノのレンタル定額制「借りホーダイ」プランを開始したウェブサービスがあります。名前は「flarii(フラリー)」。今回は面白いサービス展開をしている「flarii」をレポートします。

「flarii(フラリー)」とは

「こんな時にあったらいい」をビジネスに!

「flarii(フラリー)」はサービス開始して2年目。ベンチャー企業のリフリード株式会社が主宰しています。「flarii」とは、ちょっと意味深そうな名前ですが、日本語です。「前ぶれも目的もなく、気軽に出かけたり、やって来たりするさま」を意味する「ふらり」です。

元々想定してのは、「手ぶら」旅行。荷物を宅急便で行先のホテルに送るのは、よくある話ですが、「あったらよりいい感じのレンタル品もそこに送ってしまおう」という考えでスタートしました。ムービーなどは、旅行もしくは家族イベントが主な使い方ですし、 スマホで写真を撮るのが普通でも、旅行時はちゃんとしたデジカメで撮影したいのが人情。所有物は少なく、できるだけシェアする(レンタルする)、今どきの考えがベースです。モノを持つことが豊かである昭和なら、モノを使い豊かに過ごすのが令和というわけです。

ところが「flarii」が直面したのは、コロナ禍。旅行はできなくなりました。そのため、携帯黒物家電やアウトドア用品だけでなく幅広いラインナップを取り揃えて、今に至ります。

セレクト感のあるラインナップ

ベンチャーの泣き所は資金力。しかし、借りたい物がラインナップされていないとユーザーは離れてしまいます。このため商品はかなりセレクトされています。ホームページを見ると、確かにいい感じのものが集まっています。お目当てのものが借りられていても、その対抗機種を借り出せる感じです。

これらのレンタル品は、ユーザーからのリクエスト、商品の動きなどを見ながら決めていきます。無駄のないレンタルラインナップは、見てて気持ちがいい上に、とてもセレクトしやすいです。そういう意味では、大手レンタル会社は何でも置いてある量販店、それに対して「flarii」はセレクトショップという感じです。

魅力的な価格設定

また「flarii」の大きな魅力として低価格が挙げられます。各製品共にレンタル期間は、5日もしくは1ヶ月。ちなみにNintendo Switchで、5日で4,840円、1ヶ月で8,900円。1ヶ月は特にリーズナブルに感じます。

加えて、3種類の定額「借りホーダイ」プランができました。「ライト」は定額:1,999円/月で、250種類以上のアイテム(全アイテムではありません)の中から毎月1つ届きます。何が来るのかはお楽しみのサブスクです。また「ベーシック」は6,380円/月で、150種類以上のアイテムから2つセレクト出来ます。そして「プレミアム」、こちらは10,780円/月で、 250種類以上のアイテムから3つセレクトできます。

担当の話によると、この「借りホーダイ」は、長期に渡り、使って欲しい「モノを買うという考えから、いつでも好きなものを自由に使う。いらない時は手元になくていいし、必要なときに必要なタイミングで利用できる」という考え方、「flarii」の精神が背景にあるとのことです。プレミアムで3アイテムとは言え、1万円程度で1ヶ月間、最大合計で20~30万円相当のモノが借りられ、1カ月後に新たなモノと交換して借りられるのは、魅力的です。当然、気に入ったモノは連続して借りることも可能です。

モノの格安レンタルflariiの定額制「借りホーダイ」レンタル品の一例

また、これ以外に、「リモート/テレワーク応援プラン」として、会社から貸し出しのパソコン以外であると便利なモニター、キーボード、マウス、電源タップ、接続ケーブルなどをまとめた「Windowsレンタルセット」をはじめとして、「ファミリー向けゲーム レンタルセット」、ダンベルなどを含む「健康促進プラン」もあります。「Windowsレンタルセット」は、パソコンなしで、月額6578円。パソコン付きのセットもあり、こちらは約1万円ですから、ずいぶんお得と言えます。いずれも「あるといい」を「リーズナブルな価格」で実現しています。

翌日AM配達

人間はしょうが無いもので、借りるにせよ、数日後ではなく、なるべく今ということが多いです。「flarii」は日付、宅急便と同じ時間指定ができますが、最短は翌日AM配送。受付は24時間ですから、PM11:59にオーダーして、AM11:59に届いたとすると、半日で品物が手に入るわけです。予約ではなく、思い立った時でも対応してくれる。これ嬉しいです。(エリアによっては時間がかかることがあります)

コロナ禍で人気のある商品は?

さて、取材時に、人気のベスト3を上げてもらいました。パソコン、ゲーム、美容家電だそうです。自炊が増えたということで、調理家電の人気が高そうですが、美容家電に負けています。考えてみると普段は時間がなかったりします。外出自粛となると、自宅で余暇ができます。それを全て料理に費やす女性はいないでしょう。となると「美容」は大きな魅力。それが密かに自宅で試してみることができるわけですから、女性としては嬉しいわけです。ユーザー要望で、ラインナップが強化されいきますので、今後のラインナップに期待です。

最後に

シンプルライフと言えども、あればいいモノは借りて使ってしまおう。そのために、レンタルと言う名のシェアリングを始めたのが「frarii」。シェアリングしやすいということで、「セレクトされたラインナップ」「低価格」「早く使える」形で、じわじわシェアを伸ばしています。

「flarii」の考え方は、ユーザーだけでなく、ホテルにも魅力で、宿泊部屋での滞在が満喫できるようホテルとの業務提携なども進められています。しかしまだ、コロナ禍。早く自由に旅行し、宿泊先でもより有意義な時間を過ごせたらと思います。

◆多賀一晃(生活家電.com主宰)
企画とユーザーをつなぐ商品企画コンサルティング ポップ-アップ・プランニング・オフィス代表。また米・食味鑑定士の資格を所有。オーディオ・ビデオ関連の開発経験があり、理論的だけでなく、官能評価も得意。趣味は、東京歴史散歩とラーメンの食べ歩き。

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多賀一晃(生活家電.com主宰)

企画とユーザーを繋ぐ商品企画コンサルティング「ポップアップ・プランニング・オフィス」代表。米・食味鑑定士の資格を所有。大手メーカーでオーディオ・ビデオ関連の開発に携わる。趣味は東京散歩とラーメンの食べ歩き。

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