新型コロナウイルスの影響で外出する機会が減り、時間を持て余している方は多いと思います。しかし、何で暇をつぶせばいいのか悩みますよね。そんな時はAmazonプライムビデオがおすすめです。また、Amazonプライムビデオで配信されている作品の中でも、「ザ・ボーイズ」はかなり攻めた内容になっています。「普通のアメコミは飽きた」「たまには過激なドラマを楽しみたい」といった方にぴったりです。本記事では、ザ・ボーイズの見どころをわかりやすく解説しています。ぜひ参考にしてください。
ザ・ボーイズとは
ザ・ボーイズとは、2019年にスタートしたAmazonプライムビデオのオリジナルドラマです。今までになかったアンチヒーロー作品として話題を呼び、一躍有名になりました。シーズン1とシーズン2が配信されており、シーズン3の制作も決定しています。
あらすじ
家電屋で働くいたって普通の青年ヒューイは、恋人がスーパーヒーローにひき殺されるという事故に巻き込まれます。犯人であるAトレインに謝罪を求めるため、所属先であるヴォート社を訪れますが、盗聴器を仕掛けたことがばれて追われる立場に。元CIAのブッチャーと力を合わせながら、無敵のヒーロー集団に復讐していくという物語です。
ザ・ボーイズは原作もある
実は「ザ・ボーイズ」には原作が存在します。ガース・エニス(著)、ダリック・ロバートソン(イラスト)という形でリリースされており、日本語翻訳版もあります。ドラマ版とは異なる点が多く、より過激な描写が楽しめるようです。Amazonで手に入るので、興味のある方は購入してみてください。
ザ・ボーイズの見どころ
ここでは、ザ・ボーイズの見どころを解説します。
今までになかったアンチヒーロー作品
ザ・ボーイズの最大の魅力はアンチヒーロー作品である点です。「ヒューイ率いる無能力者軍団」vs「最強のヒーロー集団セブン」という対比で物語が進み、今までのアメコミ作品とは一味違った描かれ方をしています。
市民から称賛される存在の「ヒーロー」ですが、ダークな一面を持ち合わせているところがミソです。選民思想・セクシュアルハラスメント・薬物中毒など、かなりセンシティブなテーマが盛り込まれており、従来のヒーロー像をぶち壊してくれます。
グロテスクかつバイオレンス
ザ・ボーイズの魅力でありデメリットでもあるのが過激さです。例えばシーズン1の第一話では、主人公ヒューイの恋人が粉々になります。セブンの一員である「Aトレイン」の体当たりが直撃し、血しぶき等もしっかりと描かれています。正直、かなりグロテスクなので見る人を選ぶでしょう。
また、バイオレンスも見逃せないポイント。ヒーロー陣営はもちろん、物語が進むごとに主人公陣営も暴力に手を染めていきます。ネタバレは極力控えますが、ヒーロー陣営のとある人物はかなり下品な方法で爆破されてしまいます。地上波では絶対に放送できない過激な点が見どころです。
サイコパスなホームランダー
ザ・ボーイズで一番魅力的な登場人物といえば、多くの方が「ホームランダー」と答えるでしょう。トップヒーロー集団であるセブンの中でも最強と評され、スーパーマンのような見た目をしています。市民の前では理想のヒーローを演じ、自分の名声を守るためなら犠牲をいとわない性格です。
また、リアリスト的な一面がありながら幼稚さも兼ね備えており、その姿はまさにサイコパスといえます。中でも、セブンに加入予定だった盲目ヒーローへの仕打ちに関しては、多くの方がドン引きすることでしょう。圧倒的な力で他者をねじ伏せることができ、行動原理がイマイチわからないので、「ホームランダーはここでどうするんだ?」と視聴者をハラハラさせてくれます。一応人助けにも力を注いでおり、良くも悪くも惹きつけられる存在です。
ザ・ボーイズを視聴するならAmazonプライムビデオ
「ザ・ボーイズ」はAmazonプライムビデオでシーズン2まで配信されています。シーズン3の制作も決定しており、おうち時間が増えた今なら最新話に追いつくチャンスです。
また、Amazonプライムビデオには「ドキュメンタル」「エヴァンゲリヲンシリーズ」など、名作が数多く存在します。他のVODと比較してもコストパフォーマンスに優れているので、勢いで加入しても損はしないでしょう。
DVDコンプリートBOXも販売中
配信停止などの不安から、DVDとして映像作品を保管しておきたい方も多いはずです。「ザ・ボーイズ」の場合、シーズン1のコンプリートBOXが販売されています。Amazon以外にも、楽天ブックスやTUTAYAオンライン、ジョーシンWEBショップで購入可能です。価格は8,360円(税込)ですが、Amazonなら6,373円(8/29日時点)で手に入ります。
まとめ
本記事では、Amazonプライムビデオでおすすめのドラマ「ザ・ボーイズ」についてご紹介しました。今までになかったアンチヒーロー作品なので、好き嫌いはかなり分かれると思います。しかし、魅力的なキャラクター達、絶妙なグロテスク加減など、一度はまれば抜け出せない要素満載です。刺激が足りないと悩んでいる方におすすめします。