長引く新型コロナウイルスの影響により、離れて暮らす家族や友達と気軽に会える機会が減っている。そこで最近、身近となっているのが、「ギフトを贈る」こと。なかでも、最近トレンドの兆候として見えているのが「防災品」をギフトとする「贈る防災」だ。
自分ではなかなか準備しないから…
「贈る防災」がトレンドに
近年、毎年のように自然災害が多発し、防災意識も高まりつつある日本。それでも、防災バッグの準備や見直し、備蓄品の用意は「ついつい怠りがち」という人も多いのではないだろうか。サントリー食品が全国の10~60代の男女1万人に調査したところによると、「自宅に防災バッグを常備している」のは28.9%と3割以下。また、「自宅に防災バッグを常備している」男女700人を対象に聞いたところ、防災バッグを「定期的に点検」しているのはわずか13.4%という結果になった。
自分では準備や点検をついつい後回しにしてしまう…そんな人が多いことが推測されるなか、Yahoo! JAPANで今年2月から始まった企画が「#おくる防災」だ。今年の「母の日」前には、「Yahoo!ショッピング」の母の日ギフトで、「防災グッズ」の売上が、前年比6.2倍を記録したという。
今回、9月1日の「防災の日」を前に、Yahoo! JAPANが運営する「エールマーケット」では、「#おくる防災」の特設サイトが公開されている。
何を贈る?
「エールマーケット」では「#おくる防災」特設サイトがオープン
ここからは、「エールマーケット」で掲載されている防災ギフトの一部を紹介する。おいしい非常食からおしゃれな防災グッズまで、商品も充実しているため、贈る相手によってさまざまに選べそうだ。
体験して備える防災ギフト
「体験して備える」をテーマに、災害時に80%の人が直面すると言われる「在宅避難」の体験ができるギフトブックと、防災グッズカタログギフトのセット。贈るものに迷った時に、悩まず選べそうだ。
傘立てにも置ける防災キット
避難用に、実際に避難袋を作った結果、パンパンに!? なんてこともあるのでは? 置く場所の広さやデザインという意味でも困らない、必要最低限のアイテムを収めたミニマムな防災セット。4つのパーツには、避難時に必要なランタン、眼鏡などを収納できる多目的ケース、ラジオ、ポンチョ・水筒ケースが収められている。また、上フタにはストラップ付属のホイッスル、下フタにはベルトストラップが収納されている。
格之進 缶詰ハンバーグ
岩手県のブランド肉・門崎熟成肉の専門店「格之進」が開発した3年保存可能なハンバーグの缶詰。熟成肉の旨味が閉じ込められた無添加の金格ハンバーグを味わえる。非常食、備蓄用はもちろん、アウトドアなどの野外食にも使えそうだ。
サントリーの防災プロジェクトとは
「サントリー天然水『水と灯りを贈ろう』防災」キャンペーンを実施
サントリーが2021年3月から開始している「サントリー天然水 防災継承プロジェクト」でも、「サントリー天然水『水と灯りを贈ろう』防災」キャンペーンが、8月27日(金)から実施されている。防災にとって必要な「水」と「灯り」が、自分だけでなく、大事な人にも贈れるという内容で、抽選で、当選した500組にサントリー天然水2Lペットボトル1ケース(6本)とLOGOS ROSY ビレッジランタンのセットが贈られる。
まとめ
必要性を感じていても、ついつい後回しにしてしまいがちな、防災への備え。自分自身の防災グッズや備蓄品を今いちど見直すことはもちろんだが、9月1日の「防災の日」を前に、今年は大切な人へ防災品を贈ってみてはいかがだろうか。