【キャンプ入門】庭キャンプ、車中泊、ソロキャンプが今アツい!予算の目安は?どんなふうに過ごす?

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キャンプやアウトドアを始めてみたい!でも、どこで楽しめるのか? 何からそろえればいいのか? どんなふうに過ごせばいいのか? など、わからないこともいっぱい。そんなキャンプ初心者に向けて、「庭キャンプ」「車中泊」「ソロキャンプ」という三つの楽しみ方を提案します。

ステップアップしながらアウトドアを楽しもう

昨今のキャンプブームで「キャンプ、始めてみたいな」という人も多いはず。

けれど、いきなりキャンプ場でテント泊をするのはやはり不安……そんなジレンマを抱えているなら、身近なアウトドアから始めて、ステップアップしていけばいい。

庭キャンプ

いちばんハードルが低いところから始めるなら「ベランダ&庭キャンプ」がおすすめだ。

ベランダをアウトドアふうに演出して食事などを楽しむ「ベランピング」でもいいし、庭があればタープやテーブルを広げて食事を楽しんでみるのもいい。朝食や夕食、コーヒーブレイクなどの日常を外に移すだけで、とても新鮮な気分になる。

予算3万円~
庭やベランダでキャンプ気分を味わうところからスタート。アウトドア用のイスやテーブル、タープ、ハンモックなどに加え、バーナーや食器類をそろえていくと、予算は3万円程度が目安になる。

車中泊

これでアウトドアの楽しさを実感できたら「車中泊」でアウトドア泊を楽しんでみるといいだろう。

初めは寝るための道具をそろえて、食事はカップ麺や外食でもかまわない。“アウトドアで寝る”という非日常が味わえれば、まずはそれで成功。あとは段階的に装備をそろえていこう。

予算7万円~
テントの設営が必要ないので初期費用が抑えられる。車内で快適に過ごすためのマットや寝袋、照明、ミニテーブル、モバイル電源などをそろえていくと、7万円くらいが必要になりそうだ。

ソロキャンプ

そして最終的には、あの流行語大賞にも選出された「ソロキャンプ」に挑戦だ。

誰にも気を遣うことなく(当然マナーとして周囲への配慮は必要)、自由な時間を過ごせるキャンプを体験してみよう。

予算10万円~
本格的なキャンプとなると、予算もそれなりにかかってくる。こだわりの度合いにもよるが、しっかりと実用性のあるものをそろえていけば、最低でも10万円の予算は見ておいたほうがいい。

でも、時間を好きなように使うといっても、何をどう楽しめばいいのかわからないという人もいるだろう。

そんなときは、ちょっとでも興味のあることに挑戦してみてもいいし、無理して何かをするのではなく、ただ焚き火を眺めながらのんびり過ごすだけでもいい。過ごし方の例を下に挙げてみたので、参考にしてみよう。

何をするのも自由! キャンプ時間の過ごし方

焚き火を楽しむ

キャンプならではの楽しみといえば焚き火。ただ眺めているだけでも癒されるが、慣れてきたら焚き火料理にも挑戦してみたい。

コーヒー、酒、料理を愉しむ

ふだんの料理でもアウトドアらしさを加えれば、より楽しくなる。コーヒーなら焙煎から、料理なら炭火焼きと、何でも挑戦しよう。

アクティビティを楽しむ

釣り、カヌー、天体観測など、キャンプで楽しめるアクティビティはいろいろ。何か一つ楽しみを持って出かけるのもおすすめだ。

写真や動画を撮影する

非日常の景色が広がるアウトドア。その景色を写真や動画に収めて、思い出を持ち帰るのも楽しい。まずはスマホからでもOKだ。

絶景を味わう

大海原や富士の雄姿、広がる雲海など、絶景が広がるキャンプ場が人気。ただ景色を眺めるだけのキャンプというのもぜいたくだ。

温泉を巡る

日本は温泉地にキャンプ場があることも多い。チェックイン前やチェックアウト後に温泉巡りを楽しむのもまた、おつなスタイル。

ゆっくり読書する

木陰の中でハンモックに揺られながら、野鳥のさえずりをBGMにのんびりと好きな本を読む。そんな静かなキャンプも気持ちがいいものだ。

音楽に浸る

お気に入りの音楽でキャンプを演出するのもアリ。ただし、まわりに迷惑な大音量ではなく、自然に溶け込むほどの大きさで楽しもう。

■解説/牛島義之(フリーライター)
■イラスト/太中トシヤ

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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