できることが増えるとキャンプがもっと楽しくなります。書籍『キャンプでしたい100のこと』(西東社)の中から、ひとりでタープを張る方法、手際よくキャンプサイトを設営できるロープワーク、ブルーシートでテントを張るといった「ドヤ顔できるキャンプ技」をご紹介します。

本稿は『キャンプでしたい100のこと』(西東社)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。

たったひとりでもすみやかに美しくタープを張る

まずは必要なものを配置すること

タープを美しく張るのはただでさえ難しいものですね。でも大丈夫。最初にメインポールをうまく立てられたら、ひとりで張ることも十分可能です。ソロキャンプなどで困らないよう、手順を頭に入れておきましょう。

まずは配置。地面にタープをひろげ、所定の位置にポール、ガイロープ、ペグを置きます。このように必要なものを必要な位置にあらかじめ配置しておくのが意外と大切。いざ張るときにあわてずに済みます。

①アイテムを配置
タープを敷いて、長辺中間にメインポール2、長いガイロープとペグ各1を配置。四隅にはサブポール、ガイロープとペグを置く。

画像1: まずは必要なものを配置すること

②メインポールをセット
メインポールを寝かせたまま伸ばし、先端をタープのグロメットに差し込み、長いガイロープ(両端に自在金具がある)を掛け、45度の位置にペグを打つ。ロープはまだ張らない。

画像2: まずは必要なものを配置すること

③1本目
片方のメインポールを起こし、自在金具を調節して2本のガイロープを軽く張る。

画像3: まずは必要なものを配置すること

④2本目
タープを引っ張りながら2本目のメインポールまで行き、立てる。ガイロープを軽く張る。

画像4: まずは必要なものを配置すること

⑤ロープを張る
4本のガイロープをピンと張っていき、2本のメインポールをしっかり立てる。

画像5: まずは必要なものを配置すること

ペグとロープの角度が上手にタープを張るコツ

グロメットにメインポールの先端を差し込み、ガイロープを2本かけて、ペグを打っておきます(計4か所)。ガイロープとポールの角度は45度、ペグを打つ位置はポールの長さとだいたい同じくらいにしましょう。1本目のポールを起こし、ガイロープを軽く張ります。タープを引っ張って、ポールが倒れないようにコントロールしながら2本目のポールも起こします。ガイロープを締めれば、メインポールが安定します。

このときロープと地面との角度も45度になっていると安定しやすいです。

このあと、四隅のサブポールとロープを対角線の順に張っていけば完成。ヘキサタープも同じ要領で張ることができます。

ペグの位置は

メインポールのロープは中心線に対して45度になるようにペグを打つ。サブポールのロープはタープの対角線上にサブポールの根本から1~ 1.3mの間隔にペグを打つ。

⑥四隅を立てる
四隅のグロメットにサブポールを差し込み、立てる。ペグを打ってガイロープを地面につなぐ。

画像1: ペグの位置は
画像2: ペグの位置は

⑦できあがり
シワなく張れているかバランスを見ながら、ガイロープを調整して完成!

画像3: ペグの位置は

三大ロープワークを極める

マスターしたい3種の結び方

ロープの結び方は相当な種類がありますが、出番の多い3つのロープワークをマスターすれば、手際よくキャンプサイトを設営できます。

最初に覚えたいのは「もやい結び」。木の幹など太いものにロープをつなぎたいときに最適です。ほどきやすいのもポイント。テグス結びは長いロープが欲しいときに、短いロープ同士をさっとつないで応用できて便利。自在結びもテント・タープを美しく張るのに役立ちます。

▼もやい結び

ロープの輪の大きさを固定できる結び方。しっかり結べてほどきやすい。

輪を作って、端を通す

画像1: ▼もやい結び

①の矢印のようにループに通す

画像2: ▼もやい結び

ロープの両端を引いて完成

画像3: ▼もやい結び

▼自在結び

自在金具がなくても、ロープの長さを調節できる結び方。

向こう側を回してひと結びを二度繰り返す

画像1: ▼自在結び

①の2つの結び目の間を通して、さらにひと結び

画像2: ▼自在結び

先端を引いて締める

画像3: ▼自在結び

▼テグス結び

2本のロープを繋いで長くするときの使う結び方。

2本のロープを並べて、片方を結ぶ

画像1: ▼テグス結び

もう片方も同じように結ぶ

画像2: ▼テグス結び

ロープを引っ張って結び目を合わせる

画像3: ▼テグス結び

ブルーシートでテントを張る

いざとなったらブルーシートもテントに

市販のテントじゃ物足りない! もっとサバイバルな体験がしたい! そんな猛者キャンパーのみなさん、ブルーシートでテントを張ってみませんか?

まず、シートを二つ折りにして、折り目に近いハトメ(グロメット)にロープを通し、ペグで固定します。上側のシートを開き、頂点からまっすぐポールを立てます。ポールの長さは上の辺の半分ぐらいがちょうどいいでしょう。

ポールの上からロープを張り、ペグで固定します。サイドのシートを下ろして壁にします。下側のシートは四隅から巻取り、ポールのところでまとめます。これで完成。雨風がしのげるように、合わせ目の重なりを調整すれば快適になります。

▼材料

  • ブルーシート 3.6×5.4m1枚
  • ペグ 4本
  • ロープ 2m2本、4m2本
  • ポール 1本

①シートを2つ折りに
ブルーシートを半分に折って敷く。折り目のハトメにロープを通し、45度の角度の先にペグを打って固定する。

画像1: ▼材料

②ポールを立てる
ポールを下のシートの中央あたりに立て、上側のシートをのせる(ハトメがあれば差し込む)。

画像2: ▼材料

③上のシートを折る
上側のシートを折って、角をポールに合わせて下ろす。ポールの上からロープを張ってペグで固定する。

画像3: ▼材料

④下のシートを巻き込む
下側のシートをポールのある位置まで巻き込んでたたむ。これで完成。

画像4: ▼材料

ペグ、ロープ、ポールは予備を用意したい

キャンプをはじめて最初の頃は、テントやタープのセットに含まれるペグやロープだけですが、回数を重ねるごとに少しずつ買い足して、予備の物を持つようにすると、臨機応変に応用が効きます。

ポールも長さを変えられるタイプを2本ほど持っていれば、タープを変化させたりといろいろ便利に使えるシーンが出てくるでしょう。

◇◇◇◇◇

なお、本稿は書籍『キャンプでしたい100のこと』(西東社)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。本書は、キャンプの楽しみや喜びがさらに増すように、試行錯誤がより充実したものになるように「キャンプでしたいアイデア」を集めた、191ページに及ぶ良書です。掲載されているさまざまなアイデアを試して、ぜひ自分のスタイルを作り上げてください。詳しくは下記のリンクからご覧ください。

画像: 【一人でタープを張る方法】ロープワーク(もやい結び・自在結び・テグス結び)のやり方も紹介|ソロキャン初心者向け
キャンプでしたい100のこと
¥1,430
2021-09-09 8:53

※③「キャンプ道具選び編 タープ・チェア・コット」の記事もご覧ください。

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