マイクロソフトの「Office2021」が、Windows11と同時にリリースされた。Office付属のWindows11パソコンを購入した場合、付属のOfficeは2021が主流となる。2021はリアルタイム共同編集など、今まで以上にクラウドを活用して複数人のユーザーで作業を進行できる。2021は2019と大きな変更はないので、すでにOfficeを使っている人は、すぐに使いこなせるはずだ。
「Office」も2021にバージョンアップ!
Windows11と同時に、マイクロソフトのOfficeも「Office2021」がリリースされた。Office付属のWindows11パソコンを購入した場合、付属のOfficeは2021が主流となる。2021はリアルタイム共同編集など、今まで以上にクラウドを活用して複数人のユーザーで作業を進行できる。2021は2019と大きな変更はないので、すでにOfficeを使っている人は、すぐに使いこなせるはずだ。
●基本的に旧バージョンの2019の機能を継承
Windows 11と同時リリースされた「Office 2021」に含まれる「Excel 2021」。クラウド連係が強化されたが、基本的には旧バージョンである「Excel 2019」と大きな変更はない。また、「Office 2013」などの旧バージョンのユーザーでもスムーズに移行できるはずだ。
Windows11搭載パソコンは「Office 2021」が主流に
「Word」も2021と進化したが、通常の利用方法では目立った変更はない。黒バックに白文字を表示する「ダークモード」機能が搭載された。
注意したいのは、Windows11で動くOfficeのバージョンである。Windows11では「Office2013」はサポートされない。今、2013を使っているWindows10のパソコンを11にアップデートすると、2013はサポート外となってしまう。2013ユーザーは、そのままWindows10を使い続けるか、Windows11にして2021を購入するか、またはこれを機にサブスク版の「Microsoft 365」に移行するかを検討する必要がある。
●Office 2021の主な製品ラインアップ
プリインストール版は「Home &Business」の搭載が多い
Office Personal 2021 |
Office Home & Business 2021 |
Office Professional 2021 |
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提供形態 | プリインストール版 パッケージ版(ダウンロード またはPOSAで提供 |
プリインストール版 **パッケージ版(ダウンロード またはPOSAで提供) |
プリインストール版 パッケージ版(ダウンロード で提供) |
パッケージ版 実売価格例 |
3万2780円 | 3万8280円 | 6万5780円 |
対応プラット フォーム |
Windows | Windows、Mac | Windows |
含まれる アプリケーション |
Word 2021 Excel 2021 Outlook 2021 |
Word 2021 Excel 2021 PowerPoint 2021 Outlook 2021 |
Word 2021 Excel 2021 PowerPoint 2021 Outlook 2021 Access 2021 Publisher 2021 |
◆解説/福多利夫(フリーライター)