ダイソーのお盆を使って、ミニワゴンをDIYしてみました。難しいポイントはなく、ただひたすら組み立てるだけでできるワゴンです。リビングやデスクのちょっとしたスペースに収納場所を作りたい、という方はチャレンジしてみてください。DIY初心者の方でも簡単に取り組めるDIYですよ。
ミニワゴンを作ってみた
今回作るのは、「あるとちょっと便利」なミニワゴンです。
我が家ではリビングルームにやたらと物があり、ずっと「何とかならないか・・」と悩んでいました。そこで、今回はそんな我が家のリビングで汎用性高く活躍してくれそうなワゴンをDIYしてみようと思います。
材料
早速、DIYに取り掛かります。
材料は、ダイソー・ホームセンターで揃えました。
・お盆(ダイソー200円商品)
・SPF(1X2)182cm1本を、4等分カット
・角材120cm×2本(SPFの1×1材でもOK)
・キャスター 4つ(ホームセンター品)
キャスターと足のサイズは要注意
今回使用したSPF材はサイズが細いため、100均のキャスターでは取り付けることができません。
そのためホームセンターなどで売られている、細いタイプのキャスターを使用します。しかし、100均の商品でも工夫すれば対応することができます。100均で見かけることが多い正方形型のキャスターを使うのであれば木材を太くするか、細い木材の底に幅の広い木材を取り付けてキャスター用の土台を作りましょう。
1. 木材をカットしよう
次に、お盆を支える役割を果たす木材をカットしていきます。
足部分のカットはお好みの長さで
今回のDIYでカットしなくてはならない木材は、ワゴンの足部分であるSPF材と、その足を支える角材の2種類です。
まず、足部分のSPF材からカットをしましょう。欲しい本数は4本です。カットの長さは筆者の場合は椅子の座面くらいの高さがちょうど良いと思っていたので、182cmのSPF材でほぼぴったり収まる長さである「45cm」を選択しています。
もっと背の高いワゴンが良い人は、SPF材を2本にするか、もう1サイズ長いSPF材にするなどして調整をしてください。
ちなみに足部分は、ホームセンターでカットを済ませてしまいました。自分で切るより長さも揃っていて、切り口もきれいです!
角材をお盆の幅に合わせてカット
角材は、家でカットをしました。まずはお盆の長い方に合わせて、2本カット。
続いて、短い方にも合わせて4本カットをします。
短い方に合わせてカットする際は、お盆とまったく同じ長さにせず、角材の幅分だけ短くしてカットをします。そうしないと、あとで組み立てる時に苦労をするためです。
2. 組み立てをしよう
いよいよ組み立てです。毎回のことですが、この工程では「ここまでの手順で間違いがなかったかな・・」などと不安になってしまいます。
短い方の角材を足に固定する
まずは短い方の4本の角材を、足に固定します。この時、高さや角度がそれぞれ歪むことのないように注意をしましょう。
お盆を足に固定する
はしご型の足が2本できたら、お盆を足に固定します。お盆側からビスを打ちましょう。
お盆を取り付けても、この時点ではまだ足がグラグラして不安定な状態です。
長い方の角材を足に固定する
グラグラを解消するために、お盆の長い方に合わせて切った2本の角材を、足に取り付けます。
短い方の角材をお盆の幅よりも少し短くしたことで、角材できれいな四角を作れました。
取り付け方法は釘です。さらに、釘だけだと引っ張ったらすぐに取れてしまいそうなため、間にボンドをたらして強度をアップ。
これで組み立ては完了です。
3. 色塗りをしよう
それらしい形ができたので、色塗りに移ります。
和の古材感を出してみる
和の古材感を出してみたかったので、濃い目の茶色を選択。お盆の色ともよくマッチしています。
5.キャスターを取り付けて完成!
塗料が乾いたら、キャスターを足裏に取り付けましょう。
キャスターサイズはかなりぎりぎり
足部分の木材の幅は38mm、キャスターの幅も38mmです。ぴったりすぎて、不安になります。
前後にしか動かないワゴンができた
何とか取り付けて、ワゴンの完成です!
キャスターの形から察せるように、このワゴン、前後にしか動けません。
360度、うねうね動くワゴンにしたかったのですが……キャスターを目立たせたくなかったため小さなサイズのキャスターを選んだこと、さらにワゴンのデザインをすっきりさせるために細い木材を選んだことなどが原因なため、仕方がありません。
前後にしか動かなくても使い道はたくさん!
前後にしか動けないといっても、使い道はたくさんあります。
ダイニングテーブル脇の小物置きに
たとえば、ダイニングテーブル脇の小物置きに。リモコンや調味料などでテーブルがいっぱいになってしまう家庭では、重宝しそうです。
それ以外にも、ソファーのサイドテーブルやローテーブルとしても活用ができます。
植物の移動ワゴンとして
わが家では、植物の移動ワゴンとして使うことに。日の光があたる時間は窓際に移動をさせて、そうでない時間は真正面の植物置き場にコロコロと転がして移動させています。
これまでは1つずつ植物を手で運んで窓際に移動させていたため、手間が減りました。となりに置かれた椅子とも高さがぴったりなため、見た目のバランスも良いです。
まとめ
キャスターのサイズがギリギリなことが分かった時は不安になったものの、結果的に満足いく仕上がりに。コンパクトなワゴンは、家庭のいたるところで重宝します。希望するサイズの市販品が見つからないという人は、DIYで作ってみてはいかがでしょうか。ダイソーのお盆を活用すると、ちょうど良い大きさに仕上がるためおすすめです。DIY初心者の方でも簡単に作れますよ。