三菱電機は、ジャー炊飯器「本炭釜」シリーズのフラッグシップモデルとして「本炭釜 紬 NJ-BWD10」の発売を予定している。本製品は、内釜に木炭や竹炭とは異なる純度99.9%の炭素材を使用しているのが特徴で、内釜全体が一気に発熱することにより、炭ならではの遠赤効果も加わり、米の芯までしっかり火を通すことが可能となっている。
三菱電機
本炭釜紬 NJ-BWD10
●予想実売価格:12万1000円程度
ジャー炊飯器「本炭釜」シリーズ のフラッグシップモデル
三菱電機は、ジャー炊飯器「本炭釜」シリーズのフラッグシップモデルとして「本炭釜 紬 NJ-BWD10」の発売を予定している。
本製品は、内釜に木炭や竹炭とは異なる純度99.9%の炭素材を使用しているのが特徴で、内釜全体が一気に発熱することにより、「炭」ならではの遠赤効果も加わり、米の芯までしっかり火を通すことが可能となっている。大熱量で米全体を包み込むことができるため、少量でも炊きムラを抑えて、一粒一粒ふっくら炊き上げることができる。
本製品の内釜から新採用となった、急速沸騰時のふきこぼれを抑制する独自構造の「新・段付き内釜」は、段付き部分で消泡を促進させ、ふきこぼれを抑える形状になっている。従来製品の内釜と比べても面積が広くなり、より多くの泡を消すことができる。
また、「本炭釜の大火力×八重全面加熱」で急速沸騰の大火力を実現しており、全方向から内釜を包み込むことで、炊きムラを抑え、もちっと甘いごはんに仕上げることができる。最大消費電力が1400Wの独自の八重全面加熱により、内釜を包み込むヒーターと底面のトリプルリングIHで加熱することで、大火力を実現している。
「断熱材+空気断熱層」を新たに追加することで、5層の断熱構造に進化。空気層を2層にすることで熱を逃さず、火力を後押しすることを可能にした。(断熱素材には断熱性能の高いメラミンフォームを使用している。)
新しく採用された「段付き内釜」と「エア断熱 5層」構造により、熱密封リングで"かまど"のような構造を再現。さらに断熱構造を強化したことにより、熱を逃がさず効率よく釜を加熱してくれるため、さらにお米の旨みを引き出してくれる。
(1)急激沸騰時のふきこぼれを抑制する「新・段付き内釜」
(2)熱密封リング
(3)火力を後押しする「新・エア断熱 5層」
本製品では、米一粒一粒を「保水膜」が包み込むため、艶のあるおいしい食感を楽しめる。「保水膜」とは、米を包み込むように旨みを閉じ込める水分のことで、本製品で炊き上げた米は、この「保水膜」で包み込まれるため、冷めてもおいしさを持続させることができる。
また、全国の米50銘柄それぞれの個性を引き出す専用モード「銘柄芳潤炊き」を搭載。さらに、50銘柄それぞれに9通りの食感の炊き分けができるようになっているため、同じ銘柄でも、9通りの楽しみ方ができる。
さらに、その日のメニューに合わせて、15通りの食感に炊き分けけることが可能な「炊き分け名人」のほか、冷凍後なのに炊きたてのような粒感、レンジで温めるだけで、炊きたてのようなおいしいご飯になる「まとめ炊き(冷凍用)」モード、0.5合単位に合わせ炊きがができる「少量名人」、長粒米を使った本格タイカレーやカオマンガイ、ガパオライスなどを自宅で簡単に楽しむことができる「長粒米モード」なども搭載している。炊飯が難しいとされる玄米や麦飯なども、ボタンひとつでおいしく炊くことができる。
時短モードも搭載しているから、独自の炊飯技術で、おいしく早炊きすることができる。忙しい毎日でも、おいしいごはんが食べたいという人向けに、「うま早」モードと「お急ぎ」モードの2つの早炊きモードを搭載している。「うま早」モードを使えば0.5合で約28分、3合でも約29分で炊くことができる。また、「お急ぎ」モードでは、0.5合で約19分、3合では約24分という早炊きが可能となている。
本体サイズは、幅261mm、奥行き314mm、高さ257mm(ふたを開けた時の高さ484mm)、重さは、約5.8kg。炊飯容量は5.5合。本体カラーは、黒曜(こくよう)と月白(げっぱく)の2色展開となっている。
※価格は記事作成当時のものです。