大きな表で編集作業を行う場合、データが多いがゆえに、確認や入力のミスを誘発しやすい場合もあるため、不要な行や列を一時的に非表示にするといい。必要な行や列だけを残すことでデータが見やすくなり、確認や入力の作業もスムーズにできる。
不要な部分は見たくない!
表示したくない行や列を非表示にする
大きな表で編集作業を行う場合、データが多いがゆえに、確認や入力のミスを誘発しやすい側面があります。そんなときは、不要な行や列を一時的に非表示にしてみましょう。必要な行や列だけを残すことでデータが見やすくなり、確認や入力の作業もやりやすくなります。
非表示にしたい行や列(ここでは列E~G)を選択し((1))、「ホーム」タブの「書式」をクリック((2))。メニューの「非表示/再表示」から、行の場合は「行を表示しない」を、列の場合は「列を表示しない」をクリックする((3))。
選択していた行や列(ここでは列E~G)が非表示になった。
非表示にした行や列を再表示する
非表示にした行や列は、もちろん元に戻すことができます。非表示にした前後の行や列を選択し、「書式」→「非表示/再表示」から再表示を実行すればOKです。
非表示にした行や列を含む前後の範囲(ここでは列D~H)をドラッグして選択し((1))、「ホーム」タブの「書式」をクリック((2))。メニューの「非表示/再表示」から、行の場合は「行を再表示」を、列の場合は「列を再表示」をクリックする((3))。
隠れていた行や列(ここでは列E~G)が再表示された。行や列の番号に欠番がある場合は、非表示に設定されているので、ここで解説した方法で元に戻そう。
※この記事は『エクセルが2週間で身につく(楽)上達講座』(マキノ出版)に掲載されています。