エクセルで作成したブックに、作成者名などの個人情報が含まれている場合は、個人情報保護の観点から氏名などを外部に知られないように注意しよう。この場合「ブックの検査」を使ってみるといい。ブックに含まれる個人情報をチェックし、検出された場合は削除することができる。
外部に出すブックは必ずチェック!
ブックから個人情報が漏れないようにする
作成したブックには、作成者名などの個人情報が含まれています。しかし、個人情報保護の観点から氏名などを外部に知られたくないときは、「ブックの検査」を使ってみましょう。ブックに含まれる個人情報をチェックし、検出された場合は削除することができます。
検査したいブックを開いて、「ファイル」タブ→「情報」をクリック((1))。「問題のチェック」をクリックし((2))、「ドキュメントの検査」をクリックする((3))。
表示された画面で「ドキュメントのプロパティと個人情報」にチェックが付いていることを確認し((4))、「検査」をクリックする((5))。
ブックから個人情報が見つかった場合は、「ドキュメント
のプロパティと個人情報」の下に検出された情報が表示されるので確認しよう。「すべて削除」をクリックすれば、情報を一括削除できる。なお、削除した情報は元に戻せないので、あらかじめコピーを保存しておくと安心だ。
※この記事は『エクセルが2週間で身につく(楽)上達講座』(マキノ出版)に掲載されています。