【小顔になる方法】歪みをリセットするセルフ矯正「カオレッチ」のやり方!あごからのアプローチが重要

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断言します。あごは毎日、ケアする必要があります!なぜなら、あごは「健康と美容の急所」とも呼べるほど、私たちにとって重要な関節だからです。セルフ小顔矯正術「カオレッチ」あご編、「あごレッチ」について、書籍『奇跡の小顔ストレッチ カオレッチ』著者の萩原健史さんに解説していただきました。

解説者のプロフィール

萩原健史(はぎわら・けんじ)

株式会社all-win 代表取締役。完全予約制パーソナル整体からだリフォーム、からだリフォームアカデミー代表。5歳でラグビーを始め、高校時代は中心選手としてチームを全国準優勝に導き、大学卒業後は実業団で活躍。22年間ラグビーをプレーするなかでコンディションを整えることの重要性を実感し、27歳で治療家に転向する。「根本から不調を整える施術」を模索し、解剖学、生理学、構造学、物理学、機械工学など、多様な領域から「姿勢と自律神経を整え、身体の連動性を高める」独自の治療メソッドを開発。アスリートのコンディショニング、女性の体型変化、ビジネスマンの自律神経の乱れ、腰痛・肩こりの解消など、さまざまな要望に対応。口コミだけで日本各地から経営者、プロスポーツ選手、タレントなどが集まり、のべ5万人以上の施術を経験。複雑な身体構造を極めてシンプルに説明したそのロジックと手法には、一般患者のみならず、医師や理学療法士、アスリート、トレーナー、施術者などのプロフェッショナルからも絶賛されている。著書に『スゴレッチ』(ダイヤモンド社)がある。
▼株式会社all-win

本稿は『奇跡の小顔ストレッチ カオレッチ』(マキノ出版)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。

顔のお悩みは「リンパの巡り」「筋肉のコリ」だけが原因ではない!

顔のむくみやたるみ、血行不良などが気になるとき、あなたは何をしますか?

多くのかたが、「リンパが滞っているせいでむくむ」「顔がこっているせいで血行が悪い」などと言って、リンパ液の流れや顔の筋肉のコリが原因と考えるでしょう。その結果、手やローラーで顔をグイグイと押したりもんだりして、マッサージやツボ押しを行うのではないでしょうか。

気を悪くしないでいただきたいのですが、土台が整っていないのに押したりもんだりしても、残念ながら効果は出ません。むしろ、場合によっては、より症状が悪くなる可能性もあるのです。

では、顔の場合、押したりもんだりする前に、どこを整えればよいのでしょうか?

それは「あご(顎関節)」です!

考えてみてください。会話や食事などで私たちは毎日、かなりあごを使っています。そのあごに対して、普段からケアをしていますか?

長時間座りっぱなしでいたあとは腰を伸ばし、肩がこったときは肩を回すのに、日々酷使しているあごに関しては、なぜか、全くケアをしていないかたがほとんどなのです。

断言します。あごは毎日、ケアする必要があります!

なぜなら、あごは「健康と美容の急所」とも呼べるほど、私たちにとって重要な関節だからです。

顔の状態をリセットする「カオレッチ」あご編

この記事では「カオレッチ」あご編から「あごレッチ」を紹介します。

顔で唯一動かせる関節「あご」から顔をリセットする

まずアプローチする部位、それは「あご(顎関節)」です。顔を変えるためには、ここから整えないと始まりません。

私たちが顔で唯一、意識的に動かせる関節は、あごだけです。そして、あごの周りには、まるでスクランブル交差点のように、血管(静脈と動脈)やリンパ管、神経が密集しています。

つまり、あごの状態によって顔のよしあしが決まると言っても過言ではないほど、重要な部位なのです。

そこで、あご周辺をストレッチして、ゆがんだ骨を正しい位置に整えるトレーニングを行いましょう。

最初に行ってほしいのが、「あごずらしストレッチ」「あごひねりストレッチ」「あご上げストレッチ」の3種類からなる「あごレッチ」です。

これは、普段の生活習慣や悪い姿勢によって生じたあごの骨のゆがみによって負荷がかかり、こり固まったあご周りの筋肉を伸ばし、ゆるめるためのストレッチです。

あごの骨のゆがみによって、骨の上に位置し、顔全体の筋肉である表情筋もこり固まります。そこで、あごを整えるためには、まずはあごの骨からアプローチし、こり固まった周りの筋肉をほぐすことが大切なのです。

あごレッチの次は、「あごの左右トレ」「口パクトレ」「あご出しトレ」の3種類からなる「あごトレ」に進みましょう。あごトレは、あごをスライドさせることで、あごの骨を正しい位置に戻しつつ、あご周辺の筋肉を強化するトレーニングです。

左右、上下、そして前後と、あらゆる方向にスライドさせますが、最初のうちは「一方向にしか動かせない」というかたも多いでしょう。それでも、根気強く動かしていけば、次第にあご周りの関節がゆるみ、全方向に動かせるようになります。

あごに手を軽く添え、少し抵抗を加えながらあごのスライドを繰り返すことで、小脳が正しい位置と動かし方を覚えて、あごは正しい位置に戻るようになります。

あごが本来のニュートラルな状態に戻れば、過度な緊張が取れ、食いしばりや歯ぎしりが軽減します。こうして、トラブルとは無縁の、本来の顔の状態にリセットされていくのです。

カオレッチ前の準備体操耳引っ張りストレッチ

耳から顔全体の筋肉や関節の緊張をほぐす

あごを動かす前に、耳を引っ張るウォーミングアップを行いましょう。これを行うことで、顔全体の筋膜(筋肉を覆う膜)がほぐれます。また、そのとき、あごを左右に揺らすことで、顎関節もゆるみやすくなります。

両耳をつかみ、外側に向けて軽く10秒間引っ張る

引っ張りながら、あごを左右に10秒間ずらす

あごを整える「あごレッチ」あごずらしストレッチ

首と顔の左右のズレにアプローチ

重力を使って顎関節を整えて、あご周辺の筋肉を伸ばすストレッチです。あごを片方にずらしながら、それにつられるように頭も傾けていきます。頭の重みを感じながら、無理のないところまでゆっくりと傾けましょう。

あごを右にずらす

(1)の状態から頭をゆっくりと左に倒し、10秒間キープする。反対側も同様に行う

あごを整える「あごレッチ」あごひねりストレッチ

首と顔のねじれにアプローチ

顎関節を整えながら、首周りの筋肉を伸ばすストレッチです。あごを追いかけるイメージで、顔を後方に振り返る動きを行います。その際、首すじが張るほど無理に振り返る必要はありません。

あごを右にずらす

(1)の状態からあごを追うように顔を右後方に回し、10秒間キープする。反対側も同様に行う

あごを整える「あごレッチ」あご上げストレッチ

首と顔のたるみにアプローチ

顎関節を整えながら、首の前面の筋肉を伸ばすストレッチです。志村けんさんの「アイーン」のように、あごを前に突き出しながら、顔を上に向けます。背中を反らさず、胸元を伸ばすイメージで首を倒しましょう。

あごを前に突き出す

(1)の状態からあごから顔を真上に引き上げるように首を倒し、10秒間キープする

◇◇◇◇◇

本稿は書籍『奇跡の小顔ストレッチ カオレッチ』(マキノ出版)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。書籍では、顔の状態をリセットするあごのカオレッチや、本来の顔に仕上げる頭蓋骨のカオレッチをはじめ、より効率的に美顔を作る「スゴレッチ」「サブ・カオレッチ」まで、1ヶ月続けた実体験とともにわかりやすく解説しています。

奇跡の小顔ストレッチ カオレッチ
¥1,540
2022-06-21 13:36

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