スマホでいろいろなことができることは知っていても、予期せぬトラブルに遭いそうで怖い! と思っていませんか?ここでは、スマホを安全に使うために知っておきたいセキュリティ面での5か条を紹介します。
【スマホのセキュリティ】スマホを安全に使うための5か条
スマホには、さまざまな情報を保存できます。友人・知人の連絡先や送受信したメール、撮影した写真など、使い続けるほどに個人情報が増えていきます。紛失したときに誰かに情報を盗まれて悪用されないように、必ずセキュリティロックを設定して使いましょう。
第一条:使わないときは必ずロック
スマホを紛失したときに、誰かに勝手に使われないように、パスワードやPIN(暗証番号)を設定して、ロックしておきましょう。
指紋認証や顔認証を合わせて使うと、自分が使うときに素早くロックを解除できて便利です。
第二条:安易なパスワードは禁物
PIN(iPhoneではパスコード)はiPhoneは6桁、Androidは4桁以上の数字を設定するのが一般的です。
覚えられる範囲で、他人から推測されない数字を決めましょう。
自分の誕生日や電話番号などをそのまま設定するのはやめましょう。
また、スマホはほぼ常にインターネットに接続された状態で使います。そのため、インターネットを介して情報が漏れる心配もあります。知らない人から届いたメールには絶対に返信しないようにしましょう。また、そのメールで紹介されているウェブサイトにも絶対に接続してはいけません。
第三条:心当たりのないメールは絶対に返信しない!
知らない人から届いたメールは、迷惑メールの可能性があるので要注意。もし開いてしまっても、絶対に返信しないようにしましょう。
携帯電話会社のメールを使っている場合は、各社が提供する迷惑メール対策を講じることをおすすめします。
最近は、実際の企業や団体を装った巧みな詐欺メールが増えています。過度に恐れる必要はありませんが、どんなメールでも詐欺の可能性があると考えて、すぐに反応しないように心がけましょう。
第四条:怪しげなサイトには絶対に接続しない!
知らない人から届いたメールに、英数字の文字列が青色で表示されていて、それをタップするように指示があっても、絶対にタップしてはいけません。
悪質なウェブサイトに接続して、スマホの中の情報が盗まれるおそれもあります。
第五条:個人情報の取り扱いは慎重に!
スマホでは、インターネットを介してコミュニケーションサービスも楽しめます。利用に際して、名前やメールアドレスなどの個人情報を求められる場合は、それが本当に必要かどうかを考えて、慎重に入力しましょう。
本名を使わなくていい場合は、自分で決めたニックネームを使い、
自分の顔や住所などが特定される写真を送信したりしないように注意しましょう。
【スマホのセキュリティ】迷惑メール防止機能
携帯電話会社が迷惑メール防止機能を提供している。各社のサポートページで設定できるが、わからない場合は、各社のショップに相談しよう。
iPhone・Android共通
迷惑メールの例
心当たりのないメールへの返信は禁物。また、メールにあるURL(青く表示されるウェブサイトのアドレス)も絶対にタップしてはダメ!
iPhone・Android共通
■イラスト/秋葉あきこ
※この記事は『今さら聞けない&はじめてのスマホ安心ガイド』(マキノ出版)に掲載されています。