エムケー精工は、BRENCブランドより、ニーダー「BR-K006W」と発酵器「BR-H073S」の2製品を発売した。「BR-K006W」(ニーダー)は、強いこねから弱いこねまで、多様なこねに対応するこね機。一方、「BR-H073S」(発酵器)は、温度や時間だけでなく湿度も設定でき、生地に合わせた発行環境を作ることができる機器になる。
エムケー精工
BRENC ニーダー「BR-K006W」/発酵器「BR-H073S」
●価格:BR-K006W=5万9800円、BR-H073S=4万9800円
きめの細かい生地を生み出すニーダーと、生地や酵母の環境を整える発酵器
エムケー精工は、BRENCブランドより、ニーダー「BR-K006W」と発酵器「BR-H073S」の2製品を発売した。
「BR-K006W」(ニーダー)は、羽根の回転出力を5%から100%まで5%単位で調整可能なこね機で、最強力粉(タンパク質含有量が13.5%を超える小麦粉)を使用した生地や、ハード系のようなあまりこねない生地にも対応する。こねる工程を7段階に分け、各段階の強さや長さを登録できる「オートモード」を搭載するなど、よく使うこねを簡単に再現することが可能となっている。
容器部分は透明で、生地の様子を確認しながらこねることが可能となっている。一時停止や断続運転もできるから、こねている間も出力を調整ができるなど、最適なこねを実現する。
A4サイズのスペースに収まるコンパクトなデザインとなっており、キッチンに置きっぱなしにしても圧迫感がほぼない。
一方、「BR-H073S」(発酵機)は、温度は20°Cから45°Cまで1°C単位で、湿度は70%から90%まで5%単位で細かい設定ができ、生地の状態に合わせた発酵環境をつくることができる。湿度を設定することで、きれいな焼き上がりが実現するなど、よりこだわったパン作りが可能だ。
連続運転が可能だから、一定の温度で長時間の発酵が必要になる天然酵母の培養や酵母おこしにも使用することができるなど、自家製酵母でのパン作りにも最適となっている。
また、本体は、耐久性の高いステンレスを採用しており、扉は強化ガラス、操作部にはタッチパネルを採用するなどシンプルなデザインとなってる。ニーダーの容器をそのまま庫内に入れることもできる。
本体サイズは、それぞれ「BR-K006W」(ニーダー)が、幅206mm、奥行き240mm、高さ359mm、重さは約6kg。小麦粉量は200~600gに対応する。一方、「BR-H073S」(発酵機)は、幅435mm、奥行き535mm、高さ525mm、重さは、約11.7kg(付属品含む)。設定温度は20~45℃(1℃単位)、設定湿度は70~90%(5%単位)/加湿オフ、設定時間は10分から24時間(10分単位)/連続で設定可能となっている。
※価格は記事作成当時のものです。