生ゴミってどうしてますか?一般的に燃えるゴミの収集は週に2回程度でしょうか?すると、その間生ゴミは家にあるわけですが、ニオイなんかが気になりませんか?そのため筆者は密閉タイプのゴミ箱を愛用しています。しかし、先日ダイソーで「生ゴミ用消臭・芳香剤」を発見・購入。ふたつを組み合わせると、より快適でコストパフォーマンスも高いのでみなさんにご紹介します。
執筆者のプロフィール
齋藤千歳(さいとう・ちとせ)
元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9平方メートルの仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。
元々はキャンピングカー用の買った密閉タイプのゴミ箱
「アスベル エバン ペール 11L 中バケツ付」は本気でおすすめ
元々、狭い空間で調理なども行い、ゴミも積んで歩かなくてはいけないキャンピングカー用に購入した「アスベル エバン ペール 11L 中バケツ付」。
自治体などによっても違うのでしょうが、一般的に生ゴミ、いわゆる可燃ゴミの収集は週に2回程度が一般的なのではないでしょうか? すると、夏場でも週に数日は生ゴミを自宅のどこかに保管しておく必要があるわけです。
実は筆者の場合は、キャンピングカーで長期間出掛けるときのことを考えて、探したのが上の写真で紹介した「アスベル エバン ペール 11L 中バケツ付」。実勢価格は2,000円前後でネットでも販売されていますが、筆者は近所のイオンの店頭でもみかけました。これが11Lとあまり大きくはありませんが、生ゴミや息子のオムツといった悪臭や腐敗臭の原因になるゴミを3〜4日分収納するには十分な容量。しかも、フタにはゴムパッキンとロックが付いているので、ほぼ完璧に近いレベルで生ゴミの臭いを遮断してくれるスグレモノです。
そのため、妻がたいそう気に入って、筆者のキャンピングカーから自宅の台所に配置転換したほどの逸品なのです。
しかし、この「アスベル エバン ペール 11L 中バケツ付」にも弱点があり、それが生ゴミを入れて数日経ってから、フタを開けると臭気が部屋に拡散するのです。当たり前なのですが、なんとかならないかと思っていたわけです。ちなみにしっかりと密閉されているので、ムシが湧いたりもしないのが、すごくいい。ただ、開けると臭いのです。
しっかりとパッキン付きのフタがロックでき、丈夫な中バケツも装備されているため、非常に使いやすい「アスベル エバン ペール 11L 中バケツ付」。
<b>サイズ:</b> 326×224×340mm
<b>重量:</b> 1197g
<b>材質:</b> 本体・フタ・バックル・中バケツ/ポリプロピレン、ハンドル/鉄(クロームメッキ)、スベリ止め・パッキン/シリコーンゴム
<b>容量:</b> 11L
ダイソーでみつけた「生ゴミ用消臭・芳香剤」
オレンジオイルと緑茶成分配合で効果も期待できそうでリーズナブル
「生ゴミ用消臭・芳香剤」。ゴミペールのフタに貼るだけでオレンジオイルと緑茶成分で嫌なゴミ臭をカットしてくれるといいます。
夏場で暑かったこともあるのですが「アスベル エバン ペール 11L 中バケツ付」を開けたときのニオイを解消できないかと思っていたところ、ダイソーでみつけたのが「生ゴミ用消臭・芳香剤」。ゴミペールのフタに貼るだけで嫌なゴミ臭をカットしてくれるといいます。そして、なにより3袋入りで100円というリーズナブルさにも心を動かされるのです。また、オレンジオイルや緑茶成分といった天然成分系で環境にも優しそうですし、効果も期待できる気がするのです。あくまでも気持ちの問題ですが……。
100均の100円商品なので、ちょっと気になれば購入をためらう必要はありません。なにせ3袋100円ですから、早速購入してみました。
「生ゴミ用消臭・芳香剤」の中身を取り出したところ。3袋入っています。1袋で約20Lのゴミ箱に対応するといいます。
「生ゴミ用消臭・芳香剤」を実際に使ってみた
袋を入れ替えて、フタの裏などに貼るだけ
穴の開いた外袋のなかに密閉された小袋が入っており、これを開けて外袋に移して、ゴミ箱のフタの裏側に貼り付けます。
ダイソーの「生ゴミ用消臭・芳香剤」の使い方といっても、3袋それぞれが穴の空いたゴミ箱に取り付けるための袋のなかに密閉された芳香剤の袋が入っていますので、この密閉された袋を開け、なかの芳香剤を穴の空いた外袋に入れ直して、外袋の外側にあるシールを剥がして、ゴミ箱のフタの裏側に貼るだけです。極めて簡単。
実際に「アスベル エバン ペール 11L 中バケツ付」のフタの裏側にダイソーの「生ゴミ用消臭・芳香剤」を貼り付けてみました。ちなみにひと袋で約20Lのゴミ箱に対応し、使用状況などにもよりますが2週間程度は使えるといいます。
そして、もっとも重要な「アスベル エバン ペール 11L 中バケツ付」のフタを開けたときの臭い問題が解決したかというと、「体感できる改善はあったが、ニオイが消えるレベルではない」といった感じです。当然、ゴミ箱のなかに入っている生ゴミの量や入れはじめてから経過した日数などの要素もあるのですが、そこそこ以上ニオイが発生している状態では、芳香剤ががんばっていることが伝わるニオイはするですが、ニオイが完全といえるレベルでなくなることはありません。しかし、多少ニオイは緩和しており、芳香剤のオレンジの香りなどはするわけです。明らかに使わないよりは効果があるが、期待以上の効果はないといった印象です。
ダイソーの「生ゴミ用消臭・芳香剤」を「アスベル エバン ペール 11L 中バケツ付」のフタの裏側に貼り付けたところ。当たり前ですが、使い方はとても簡単です。
まとめ
価格を考えると現状効果は十分以上、ほかのゴミ箱にも付けてみた
期待以上ではありませんが、価格以上の効果は得られ、3袋入りだったので、写真のメインのゴミ箱にもダイソーの「生ゴミ用消臭・芳香剤」を取り付けました。
「アスベル エバン ペール 11L 中バケツ付」のフタを開けたときに「生ゴミ臭いな〜、嫌だな〜」と思っていたわけですが、生ゴミを入れて数日室温で放置しているわけですから、ニオイがしないほうがおかしいわけです。というか、フタを閉めるとニオイがしない「アスベル エバン ペール 11L 中バケツ付」を称賛すべきでしょう。
そのため筆者も芳香剤を入れたから、ニオイがまったく消えるレベルの期待はしていませんでした。そしてダイソーの「生ゴミ用消臭・芳香剤」を取り付けても、実際ニオイが消えるレベルでの変化はありませんでした。しかし、明らかにニオイが緩和されていることが体感できたので、100円で3袋のダイソーの「生ゴミ用消臭・芳香剤」に期待する以上の効果が得られたと筆者は感じています。
また、残った2袋のうち、1袋は筆者の家のメインゴミ箱のフタにも取り付けました。ゴミの臭いを根本的には解決できませんが、緩和レベルの効果は得られるようなので、気になる方は実際に使ってみてはどうでしょうか。その際には密閉タイプのゴミ箱と組み合わせることをおすすめします。
