日本一の開運寺「長福寿寺」をご存じでしょうか。「歴史あるお寺が、なぜ金運アップ説くの?」と不思議に思われる人もいることでしょう。「本来の仏様の教えは、生きている人々を幸せに導くもの。そのためには、お金が欠かせません。つまり、金運をアップさせてお金を稼ぐことは、楽しく生きること。これはまさに、仏様の教え通りなのです。」と、長福寿寺 第56世住職・今井長秀さんは言います。本稿では、数ある金運アップ術のなかから4つの開運方法を解説していただきました。「金運がない」「お金がない」という人は、ぜひ、試してみてください。
解説者のプロフィール
今井長秀(いまい・ちょうしゅう)
桓武天皇勅願寺 長福寿寺第56世住職。1968年、千葉県生まれ。大正大学仏教学研究科修士・博士課程で仏教を学ぶ。経営コンサルティング会社である日本経営合理化協会で10年間活躍し、経営の神様・牟田學氏より直接指導を受ける。2015年より第56世住職に就任。2011年に「金運アップの吉ゾウくん」を復活させ、参拝者数が60倍に増加。年間20万人超が訪れる大人気寺院に育てる。仏教の教えを多くの人に知ってもらうため、「敷居を低く、かつ面白く、わかりやすいところから入って、ありがたいところへ導く」をモットーに活動。著書に『日本一宝くじが当たる開運寺の金運爆上げ術』(マキノ出版)、『日本一の開運住職が教える 金運財布の作り方』(KADOKAWA)などがある。
▼長福寿寺HP
本稿は、『マンガでわかる! 金運を爆上げする50の法則』(マキノ出版)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。仏様の分身である吉ゾウくんが、仏様の教えに基づいた金運を爆上げする法則を、4コマ漫画でわかりやすく説いています。
日本一宝くじが当たる開運寺「長福寿寺」
長福寿寺は、千葉県長生郡長南町(最寄り駅はJR外房線・茂原駅)にある「幸せを呼ぶ”吉ゾウくん”がお奉りされているお寺」です。
長福寿寺は、延暦17年(西暦798年)に桓武天皇の勅願により創建されました。天台宗の宗祖である最澄によって創建された、由緒ある大古刹です。
「そんな歴史あるお寺が、なぜ金運アップを説くの?」と、不思議に思われる人もいることでしょう。しかし、本来の仏様の教えは、生きている人々を幸せに導くもの。そのためには、お金が欠かせません。
つまり、「金運をアップさせてお金を稼ぐこと」は、楽しく生きること。これはまさに、仏様の教え通りなのです。
願いを叶える「吉ゾウくん」とは
その仏様の教えを伝え、願いを叶えてくださるのが、長福寿寺でお奉りしている”吉ゾウくん”です。長福寿寺で吉ゾウくんをお奉りするようになった由来は、室町時代にさかのぼります。
当時の第17代住職の豪仙學頭が、人々の幸せを願い護摩焚き(火で迷いや煩悩を焼き尽くす儀式)を行い、一心に祈祷していると、炎の中に1頭の白いゾウが現れたそうです。
古来、ゾウは仏様のお使いとされ、願いごとを叶えてくれるといわれています。豪仙學頭の前に現れたのも、「幸せを呼ぶゾウ」でした。
そしてそのゾウは、豪仙學頭にこう語りかけたのです。
「私は人々を幸せにするためにやってきた。私の足をさすれば、必ず幸せになれる。そのことを多くの人々に伝えよ」
そのお告げ通り、豪仙學頭は、白いゾウの木像を本堂に安置し、多くの人を幸せに導いてきました。
この木像は、長い年月、人々にさすられ続け、ご利益を授けてきましたが、ついには原形をとどめないほどになりました。
そこで、2011年、新たに石像で造り、誰もが親しみを込めて呼べる愛称として、「吉ゾウくん」と名づけました。こうして、現在まで奉られているのです。
今回は「日本一の開運寺住職が教える金運爆上げ50の法則(マキノ出版)」から4つの金運アップ術を紹介します。
吉ゾウくんが伝授!金運爆上げ方法
▼吉ゾウくん
▼富子さん
(1)開運を妨げる「3つの他」を避ける
金運は、一気には上昇しません。仏様の教えを実践すべく、地道な行動を起こすたびに、階段を1段ずつ上るようにアップしていくものです。
しかし、「他責」「他力」「他人の目」からなる「3つの他」があると、行動を起こすときの障害となります。
まず、「他責」とは、「他人のせいにする」こと。「お金がないのも不運なのも、自分が悪いんじゃない。すべて、誰かのせいだ」―。こうした責任転嫁の考え方は、行動の大きな妨げになります。
次に、「他力」とは、「誰かがどうにかしてくれる」という考え方です。「1億円が欲しい!」と願うだけで、仏様が勝手に叶えてくれるわけではありません。その目標に向けて、あなたが考えて地道な努力を続けるからこそ、仏様がお力添えをくださり、やがて成功するのです。
そして、「他人の目」とは、人の目ばかりを気にして、自分がないことです。他人の目や世間体ばかり気にしていると、金運アップのための行動に移せなくなります。
これらの「3つの他」に惑わされないためには、自分の長所を知っておくことが大切です。
(2)【宝くじ】宝くじが当選する呪文を唱える
「お金が欲しい」「宝くじを当てたい」と願っているのに、「どうせ、またうまくいかない」「当たるわけない」という思いを抱いていては、金運もアップせず、宝くじも当せんしません。
しかし、「どうせ」という思いを完全に払拭するのは容易ではありません。なぜなら、心の奥底の「潜在意識(自覚せずに活動する意識)」に「どうせダメだ」という思考が刻まれているからです。仏教では潜在意識のことを「阿頼耶識(あらやしき)」といいます。
潜在意識の思考を書き換える方法の1つに、「自己暗示」があります。
「私ならできる! ○○(自分の名前)は必ず当せんする!」「私は必ず幸せなお金持ちとなって、周りの人々を幸せにすることができる!」「私ならできる! ○○(自分の名前)は必ず当せんする!」
この呪文を毎朝3回、声に出して唱えましょう。声に出して繰り返し唱えることで、あなたの潜在意識は書き換えられ、次第に、自分が金運体質であることが信じられるようになるのです。
思考が根本から変わってくると、自然とご利益を得られるような行動を取るようになっていきます。その結果、宝くじも当たり始めるのです。
(3)【参拝術】お賽銭は「ちょっと痛い金額」を納めよう
お賽銭とは、信仰の気持ちとしてお金を納めるお布施のことです。
お賽銭を納めるときには、仏様を敬い、「お布施をさせていただく」という気持ちでお金を入れてください。そうすることで、仏様からご加護を授かれます。ただ、財布の中の小銭を適当に放る行為に、仏様を敬う気持ちはありません。
お賽銭に決まった金額はありませんが、宝くじを買うときと同様に、「ちょっと痛いな」と思うくらいの額を納めるのが基本となります。ちょっと痛い身銭を切ってお誓いをするからこそ、「神仏を信じる心」「祈りの心」「感謝の心」が深まるのです。
ちょっと痛い金額は人によって違いますが、私は「この願いごとは絶対に叶えたい!」「今年は勝負!」という場合には、「2400円」を納めることをお勧めしています。
この数字は、私が氣学(森羅万象のエネルギーである氣を最大限に活かすことを学ぶ学問)をもとに、各種の運を高めるラッキーナンバーから算出した金額です。「24」は大吉数で、特に金運・財運に強い数字とされています。また、成功運や健康運、恋愛運も強い傾向にあります。もちろん、24000円をお布施してもけっこうです。
ただし、「2400円も納めたんだから、願いを叶えてくれよ!」と思った瞬間に、お誓いは台無しになるので気をつけてください。
開運をもたらす「ラッキーナンバー」
開運をもたらすパワーを持つ数字を「ラッキーナンバー」と呼びます。私はこのラッキーナンバーを氣学(森羅万象のエネルギーである氣を最大限に活かすことを学ぶ学問)で導き出しています。
ラッキーナンバーに基づき、「お賽銭(=お布施。信仰の気持ちとしてお金を納めること)の金額は2400円がお勧め」をお伝えしましたが、ここでは、そのほかのお勧め金額もご紹介しましょう。
氣学では、数字には「火・水・土・金・木」という5つの属性があると考え、これを「五行」と呼びます。五行で導き出したラッキーナンバーを活用することで、運命を切り開いて、成功と幸せを作り出せるのです。
私が算出した、ラッキーナンバーに基づく運気別のお賽銭金額は、次の通りです。
⚫1500円 金運 名声 家庭 人気 成功
⚫2400円 財運 健康 成功 モテる セレブリティ
⚫3100円 金運 ツキ 才能 公私の両立 繁栄 頭脳明晰 統率力
⚫3200円 金運 チャンス 発展 出会い 幸運の連鎖 ドラマチック
⚫5200円 金運 先見性 アイディア ひらめき 華
これらは1つの目安です。お賽銭をする際の参考にしてください。
(4)【億万長者の開運習慣】毎朝3分のトイレ掃除
金運アップのための習慣はいくつもありますが、必ず実践してほしいのは「トイレ掃除」です。トイレ掃除は、あなたの心を洗い清め、お金様が吸い寄せられるようにやってくる、究極の開運習慣なのです。ちなみに、長福寿寺のトイレは、私が毎朝、ピカピカに掃除しています。
私がこういう話をすると、「トイレ掃除をしているのに、金運がアップしない」という人がいます。そのような人は、「面倒くさい」とか「嫌だな」とか思いながら掃除をしているのではないでしょうか。
仏様へのお賽銭のように、「トイレ掃除をさせていただいている」という気持ちで実践すれば、その気持ちは必ず仏様に届きます。今日からトイレ掃除をするときには、「金運アップのチャンスをいただいている」と思いながらやりましょう。
毎日、徹底的にトイレを掃除できればいいのですが、難しいという人は、「朝の3分トイレ掃除」を実践してください。毎朝、3分だけ早起きして、その3分間でトイレ全体をササッと磨くだけでかまいません。
そして、3日に1回、あるいは1週間に1回、曜日を決めて、普段は掃除できないところや見えないところを、徹底的に掃除しましょう。
とりあえず1つでもいいから続けてみる
「金運がない」「お金がない」という人は、ぜひ、本書に記されていることを、まずは試してみてください。
とりあえず1つでもいいのです。自分に合い、続けられるものを極めていきましょう。三日坊主でも、それを繰り返していけばいいだけなのです。
1年も続ければ、金運アップのための行動が、習慣として身につくようになります。
それができたら、別の習慣にもチャレンジしてみましょう。
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なお、本稿は『マンガでわかる! 金運を爆上げする50の法則』(マキノ出版)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。
長福寿寺は、大企業の経営者や大富豪、億万長者をはじめ、年間20万人を超える人々が参拝する、「日本一宝くじが当たる開運寺」としてメディアでも話題の金運パワースポットです。参拝した人からは、たくさんの喜びの声が寄せられています。本書では、仏様の教えに基づいた50の金運爆上げ術を、4コマ漫画でわかりやすく解説。この習慣をコツコツと実践すれば、あなたの金運パワーは莫大なものになるうえ、前向きな考え方になり、生活も見違えるほど好転していくことでしょう。ぜひ、本書を読んで金運を爆上げしてください。