【キヤノン】カメラ初心者でも簡単にキレイな写真が撮れるミラーレスカメラ 便利な動画撮影機能も搭載する

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キヤノンは、APS-Cサイズのミラーレスカメラの新モデルとして「EOS R50」を3月17日に発売する。本製品は、EOS Rシリーズ最小・最軽量となる小型・軽量ボディに「EOS R システム」の高い撮影性能や便利な通信機能を凝縮したミラーレスカメラとなっている。

キヤノン
EOS R50

●予想実売価格:ボディ単体=11万1100円程度、RF-S18-45 IS STM レンズキット=12万6500円程度、ダブルズームキット=15万6200円程度

キヤノンは、APS-Cサイズのミラーレスカメラの新モデルとして「EOS R50」を3月17日に発売する。本製品は、EOS Rシリーズ最小・最軽量となる小型・軽量ボディに「EOS R システム」の高い撮影性能や便利な通信機能を凝縮したミラーレスカメラとなっている。

有効画素数最大約2420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC X」の搭載により、高画質を実現。静止画撮影時に常用で最高ISO32000の高感度撮影を可能としている。また、カメラ初心者でも簡単にシーンに適した撮影ができる全自動モード「シーンインテリジェントオート」機能をさらに充実させている。スマホのような操作性で自分好みの画づくりができる「クリエイティブアシスト」に加え、新たに「アドバンス A+」、「クリエイティブブラケット」を搭載。

「アドバンス A+」では、撮影技術が必要とされる逆光や夜景などのシーンでも、カメラまかせで、より豊かな写真表現が可能となっている。カメラが自動でシーンを判別し、複数枚の画像を連続撮影して自動で合成。逆光や明暗差の大きいシーンでは、暗部の階調性を向上させながら、白とびも軽減したダイナミックレンジの広い画像を撮影することができる。さらに夜景撮影では、白とびや黒つぶれを軽減しながら、ネオンなどの鮮やかな色味を滑らかに再現してくれる。マクロ撮影においては、手前から奥までピントが合った被写界深度の深い画像も撮影することが可能だ。

「クリエイティブブラケット」では、撮影時の設定で撮った画像に加えて、1回の撮影で明るさや色合いなどを変えた3枚の画像を自動で記録するこができる。自動で記録された画像の中から好みの画像を見つけることや、好みの画像の設定を確認して、次回の撮影時の参考にすることができるなど、撮影技術のステップアップをサポートしてくれる。

1回の撮影で明るさや色合いを変えた3枚の画像を自動で記録。好みの画像を見つけることができる。

エントリーモデルとしては、初となる「デュアルピクセルCMOS AF II」を搭載したことで、被写体検出時に画面全域でトラッキングすることが可能となっており、広いエリアを最大651分割の緻密なAFエリアで被写体を捉え続けてくれる。さらにディープラーニング技術を活用したアルゴリズム「EOS iTR AF X」の搭載により、人物、動物、乗り物をカメラが自動で検出し追従してくれる。カメラが自動で被写体を選択してくれるから、あえて設定を意識することなく、手軽に撮影することができるようになっている。

電子シャッターによる撮影時は、AF/AE追従で最高約15コマ/秒、電子先幕による撮影時は、AF/AR追従で最高約12コマ/秒の高速連写を実現しているから、撮りたい瞬間、逃したくない一瞬を切り取ることが可能だ。電子シャッターでは、シャッター音が発生しないように設定することができるから、音を立てたくないコンサートや講演時、動物の撮影など、シーンに応じた使い分けができる。

バリアングル式の3インチ液晶モニターを搭載。視野角は、上下・左右ともに約170°となっている。

「流し撮りモード」では、流し撮り撮影の成功率を高めるためのトレーニング用として、被写体ブレガイド機能を搭載。被写体の動きに合わせてカメラを動かした際に、被写体の動きとカメラの動きのズレ量を色と線の数で表示してくれる。きちんと追従できているかが直感的に分かるようになっている。

「被写体ブレガイド」機能のイメージ。

画面に収まりきらない風景を1枚の画像にして撮ることができる「パノラマショット」機能も搭載。カメラをスイングしながら約5コマ/秒で連続撮影を行い、パノラマ画像を自動生成横長や縦長のアスペクトの写真を撮りたい時に、便利に使える機能となっている。

パノラマショットの作例。

一方動画撮影においては、クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる高画質な4K/30P動画撮影、フルHD/120Pのハイフレームレート動画撮影を可能にしている。Vlog撮影にも便利な「レビュー用動画」にも対応しており、カメラから一番近い被写体に素早くピントを切り替えることができるから、自撮りの際や商品撮影時など、ストレスなく撮影をすることができる。

動画撮影時に気になる手ブレ補正についても、動画電子ISの搭載によって、レンズ内ISを搭載しないレンズを使用しても、手ブレを抑えて安定した動画撮影を実現している。レンズ内ISを搭載したRFレンズ装着時は、協調制御によってブレをより効果的に軽減することが可能となっている。広角レンズ使用時には特に、動画電子ISが画面周辺のブレを補正してくれるから、歩き撮りのような大きな揺れが生じる際にも対応してくれる。

そのほか、手持ち撮影時にありがちが水平の傾きを自動で補正してくれる「自動水平補正」モードを搭載。ハイアングル、ローアングルでカメラを水平に保つのが難しい姿勢での撮影時に便利で、傾きが自動で補正された映像を撮ることが可能。

スマホやSNSとの親和性も高く、SNS投稿に適したデータ容量の軽い軽量(IPB)記録(FHD 30p 12Mbps)に対応。さらに動画データをカメラ内で圧縮し、4K/FHDデータを軽量に変換できるトランスコード転送にも対応ている。また、撮影時の動画に対して「縦位置情報の付加」を設定することが可能だから、スマホなどで再生した際に、動画を縦位置で再生することができる。

本体サイズは、幅116.3mm、奥行き68.8mm、高さ85.5mm、重さは、ブラックモデルが約375g、ホワイトモデルが約376g(バッテリーパック、カード含む)。有効画素数は、最大約2420万画素。撮像素子は、型式がCMOSセンサー。画面サイズは、約22.3mm×14.9mm(APS-C)。ISO感度は、100~51200。記録媒体は、SD、SDHC、SDXC。本体カラーは、ブラックとホワイトの2色を用意している。

◆キヤノン:「EOS R50」 の公式サイト。

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更されている場合があります。

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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