今回レビューする新製品は、アテックスから4月15日発売された「ハンドケア リュクス」になる。仕事がら、ほぼ毎日パソコンやらタブレットやらを使用していることもあり、かなり指を酷使しているように感じることが間々ある。そんな私の手の悩みを解決してくれるかもしれない製品を試してみたので、その使用感を含めお伝えしたいと思う。

アテックスとは

アテックスは、大阪に本社を構える家庭用医療機器やマッサージ器、美容機器などを手掛けるウェルネスカンパニーだ。同社が展開するブランドは、アテックスルルド、アテックストール、アテックスベッドの3つとなっている。

今回試したのは、大人向けのブランド

今回私が試す機会を得たのは、"アテックストール"ブランドのアイテムで「ハンドケア リュクス」という製品だ。アテックストールブランドは、"大人のくつろぎを"をコンセプトにしたブランドで、極上の癒しを求める人に向けた製品ラインアップが特徴のブランドになる。

「ハンドケア リュクス」について

「ハンドケア リュクス」は、アテックスが展開するハンドケアシリーズの最高峰モデルに位置するモデルで、2020年に発売した「ハンドケア リュクス AX-HXT214」がシリーズの最高峰として人気を博した。そのモデルの最新バージョンになるのが今回試す「ハンドケア リュクス AX-HP314」だ。シリーズ最多となる21層にも及ぶエアバッグによる多彩なハンドマッサージを可能としており、コースの切り替えなど組み合わせによって48通りもの施術コースで、使う人の凝りに合わせた施術ができるとしている。

画像: 画像提供:アテックス

画像提供:アテックス

21層のエアバッグが、指先から手首までをカバーし、多彩なマッサージをしてくれる。今回の新モデルでは、新たに温熱ヒーターを採用したことで、手を温めながらマッサージができる温熱もみを実現している。また、手のひら用のもみ玉が凝りを捉えて快適なマッサージを行ってくれる。

画像: 21層のエアバッグを搭載しており、指先から手首までカバーし、多彩なマッサージをしてくれる。(画像提供:アテックス)

21層のエアバッグを搭載しており、指先から手首までカバーし、多彩なマッサージをしてくれる。(画像提供:アテックス)

操作性もLEDのタッチパネル式を採用しており、軽いタッチで操作ができるなど、より使い勝手が向上している。カラーも、従来から用意されているダークグレーに加えて、ベージュを設定している。

画像: 本体カラーは、ダークグレーに加えて、ベージュを設定している。(画像提供:アテックス)

本体カラーは、ダークグレーに加えて、ベージュを設定している。(画像提供:アテックス)

早速、使ってみる!

さて、ここからは実際に使ってみての感想をお伝えしたいと思う。毎日酷使している手の凝りを和らげてくれるのか⁉

まずは、本体を箱から取り出してセット。本体は、イメージしていたよりコンパクトなサイズ感。電源は、AC100Vだから、ACアダプターを本体にセットしコンセントに差し込んだら準備は完了だ。

本体に搭載されるコースは2つ

ACアダプタをセットした時点で、すでに使える状態になっているから、手を本体に挿入し電源ボタンをタッチするだけでマッサージが開始される。搭載されるコースは2つで、手の全体をマッサージする「全体コース」と、指を集中的にマッサージする「指集中コース」となっている。手を挿入して電源を入れるとまずLEDが白く点灯するこの状態では「全体コース」になり、もう一度電源をタッチすると今度は黄色に点灯する。この状態は「指集中コース」になる。

画像: 本体に搭載されているコースは2つ。手の全体をマッサージする「全体コース」と、指を集中的にマッサージする「指集中コース」となっている。

本体に搭載されているコースは2つ。手の全体をマッサージする「全体コース」と、指を集中的にマッサージする「指集中コース」となっている。

「コース」のほか、「もみ強さ」、「エア強さ」、「ヒーター」の設定が可能で、それぞれLEDで色分けされて表示してくれる。「もみ強さ」の場合は、点灯色が白の場合が"弱"、黄色の場合が"強"、「エア強さ」及び「ヒーター」の場合は、点灯色が白の場合は、"弱"、黄色が"中"、赤色が"強"となっている。ちなみに、「ヒーター」の温度は、弱で約37℃、中で約40℃、強で約45℃に設定されている。

画像: 本体に搭載されるコースは2つ

まず試したのは

私がセレクトしたのは、コースが「全体」、もみの強さ・エアの強さがそれぞれ「強」、ヒーターが「弱」という設定にして試してみた。左右どちらの手にも対応する作りになっており、親指は、側面に空いた穴から出せるようになっている。スルッと手を差し込み、マッサージをスタートをさせると、まず指先からマッサージが始まる。次に手のひら、手の甲、最後に手首といった順番でマッサージをしてくれる。その後は、指の根元と手首、手のひらと指など、さまざまなパターンでじっくりとマッサージを行ってくれる。

画像: 親指は、側面に空いた穴から出せるようになっている。

親指は、側面に空いた穴から出せるようになっている。

ヒーターのセット

マッサージを開始させた後、ヒーターをセットさせたら、すぐに手全体が温まり始めた。これは、電熱線によるものだということは、事前に説明書を読んでいたので分かってはいたが、こんなにもすぐに温まるとは思わず、手が冷たくて動きが悪くなりがちな寒い時期になどにはとても重宝するように思えた。

画像: ヒーターのセット

①コース:全体・指集中
②もみの強さ:弱・強
③エアの強さ:弱・中・強
④ヒーター温度:弱(約37℃)・中(約40℃)・強(約45℃)

もみ強さ・エア強さを"強"に設定

もみの強さとエアの強さをそれぞれ"強"に設定したこともあり、最初からかなり圧力を感じるマッサージをしてくれた。感覚的には、人の手でマッサージをしてもらっているような、そんな印象だ。私自身、ここ数年、40肩に悩まされ続け自宅近くの整体に頻繁に通っていた。その整体では、腰・肩から手先に至るまで、人の手によってマッサージをしてもらっていたのだが、その感覚に近い、そんな印象を受けた。ギュッと圧力をかけてじんわりともみほぐしてくれるのが"イタ気持ちがいい"といった感じだ。

タイマー設定はないが…

タイマーによる設定はないが、10分で自動オフになる機能が搭載されているから、片手10分、両手で20分、お風呂上りや空いた時間におこなうにはちょうどいい。10分のマッサージで物足りなければ、また電源をタッチすればマッサージが開始されるし、短時間でマッサージをしたい人には、停止ボタンも設定されているから、数分で中断させることもできる。

手のひら用のもみ玉と手首のエアバッグがお気に入り!

「全体コース」で特にマッサージを実感できたのは、手のひらのもみ玉と手首のエアバッグ。指先の指1本1本をエアバッグで包み込んで行うマッサージもいいのだが、私が特に気に入ったのが、手のひら用のもみ玉によるマッサージとエアバッグによる手首のマッサージだ。

画像: 手のひら用のもみ玉と手首のエアバッグがお気に入り!

手のひら用のもみ玉は異なるサイズ半球状のものがセットされており、ぐるぐると回転しながら手のひらをマッサージしてくれる。ゴリゴリとマッサージするのではなく、優しいながらも、手のひらの母指球・小子球・指尖球を捉えて、マッサージをしてくれのが、本当にいい。また、手首の凝りにはエアバッグで対応してくれる。手首を押し潰すかのように圧力がかかるのも、すごくいい感じだ。こんなにも手首が凝っていたのか、ということに改めて気が付かされた。

画像: ❶:母指球、❷:小子球、❸:指尖球。

❶:母指球、❷:小子球、❸:指尖球。



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